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■ 愛と勇気とかしわもち

タイトル画面…!?
作者(プログラム)[ てつ さま ]
作者(イラスト)[ つとう さま ]
ジャンル[ ホラーパズル ]
容量・圧縮形式[ 7.9MB・ZIP ]
ダウンロード 作者様HPへ

お菓子が降って、さあ大変! だいじょうぶ。四つそろえて消しちゃうよ! 大失敗!でもこれは幸せな方だよ…。

レビュワーハマリ度グラフィック サウンド合計総合判定
ES 10/10 10/10 8 /10 155/180 B
ckck 10/10 10/10 9 /10
赤松 弥太郎 8 /10 9 /10 7 /10
或野 吟山 9 /10 8 /10 7 /10
ナンセンス♪マハラジャ 8 /10 7 /10 7 /10
N@GI 10/10 9 /10 9 /10

 《 ES 》  ハマリ度:10 グラフィック:10 サウンド:8

ごめんね、あいちゃん。

ハマリ度:10/10
だめだっ!たかが1日2日程度では、このゲームは極められない!
神よ、俺に時間をくれ!!
グラフィック:10/10
つとう さまのグラフィックは、一見かわいいものの、背後に流れる演出は、一筋縄ではいかない。
「勇者御一行様殺人事件」「勇者の憂鬱」などと言った多彩な作品を作られている てつ さまの本領発揮といえるだろう。
サウンド:8/10
バリエーションは少ないし、他のフリーゲームでもよく聞く音楽だが、ゲームとの相乗効果はバツグンである。
特に、バッドエンド後の白々しさは、一度味わってみるのが良いだろう。

…読者の皆様、こんにちは…。今回は諸般の事情により、テンション低めでお送りいたします…。
今回の作品は、第8回 3分ゲーコンテストにて、数々の強豪を抑え、見事1位に輝いた作品「愛と勇気とかしわもち」です。
3分ゲーと言えば、8月にPSPに移植される「Every Extend」が有名ですが、今回の強豪たちも、それに勝るとも劣らないハマリ具合を見せています。
本作「愛と勇気とかしわもち」は、その中でも群を抜いてハマリました。夜更かしの苦手な私が、冗談抜きで寝食を忘れたのは、初めての経験です。
しかし、この作品は、決してコンシューマに移植されることは無いでしょう。シンプルなシステム、魅力的なキャラクター、そのどれを取っても、子供から大人まで楽しめるこのゲームがなぜ…。
その理由はただ一つ。付けなければいけないのです。あの赤い三角印を。

…まぁ、実際に見た皆様なら分かると思いますが、このゲームの演出は、それほどグロテスクなものではありません。
しかし、つとう さまのかわいい絵柄の中で響く恐怖演出は、耐性の無い子供だとトラウマが残る可能性も否定できません。 それほどにショッキングだったのです。
その演出後も、何事も無かったかのように続くゲーム…私は、この圧迫感から解放されたくて、寝食を忘れ、このゲームをプレイし続けました…。

…その結果はどうだったかって?…ははっ、野暮なこと聞かないでくださいよ。
一万点越えがいいほうとだけ言っておきましょうか。
それでも、一万点を超えたのは、バッドエンドを見た後であったため、END3はいったい何が描いてあるのかさっぱり分かりませんでした。

レベルの低いうちは、簡単に消せるような配置(いわゆる「連鎖のタネ」)を築くことに専念し、制限時間減少が急激に早くなる12LV以降に、連鎖で大稼ぎする…と言うのが、このゲームの大まかな攻略法ですね。
しかし、実際にプレイしてみると…そんな悠長なことしてる暇はありません。
刻一刻と縮まっていく時間制限バーのプレッシャーは、かなり精神的負担が高く、とにかく少しでも消せるところを見つけるのが精一杯です。
今までのパズルゲームの連鎖も、狙って仕込むことなど到底できない私程度の腕では、とても攻略法を実践できるほどの実力は持ちえません。

このゲームは、一度時間が空いたときに、夜通しプレイしたいですね…。
もっとも、今の環境では、そんな贅沢が許されるか、正直微妙ですが。
でも、正直、このままで終わるのは納得がいきません。

勝ちてぇ…。カチテェ…。

 《 ckck 》  ハマリ度:10 グラフィック:10 サウンド:9

お菓子中毒

ハマリ度10/10
操作は簡単ルールも単純。1プレイに掛かる時間も非常に短い。慣れてくれば連鎖もバリバリ繋がる。
ハマリ易く抜け難い、脅威の中毒性を持つ傑作パズル。
グラフィック10/10
パズルのお菓子4種類は赤・青・黄・茶と分かりやすく色分けされ、淡い色使いも非常に好み。
キャラもかわいいし、「ゲームの雰囲気」とベストマッチですよ。
サウンド9/10
BGMも効果音もしっかりとつぼを押さえおり、ほのぼのとした世界感を演出する。
・・・おかげでバッドエンドが、もう・・・。

前回ネタに走ったレビューに挑戦したのですが、参加者3人ともネタ系レビューだったためちょっとびっくり。よって今月は堅めのレビューで様子を見たい、とは全く思わず、今月もブレーキの故障したレビューを書かせていただきます。そして大破

とりあえず今作のストーリーを簡潔に説明いたしますと
「かわいそうな女の子(あいちゃん)を不逞の輩から守るため、限られた時間の中お菓子を大量に積み上げ献上して、こっちに振り向いてもらう」という素敵過ぎるお話。
「嘘付け」とか「それなんてエロゲ?」とか言われそうですが、間違っていないので訂正しません。
ちなみに私は今のところ振り向いてもらえませんが、なんとかして彼女を奴の手から奪い返そうと躍起になっている最中です。

そのあいちゃん、1度に4つ以上でないとお菓子を受け取ってくれず、加えて休み無く献上し続けないと高い評価をくれず、さらに時間が掛かるようだと愛想を付かせてしまう困った子。 しかもプレイヤーが不甲斐ないと何処の誰とも分からないに奴について行ってしまい、はいさようならと2度と僕らの前に出てきてくれません。
それを防ぐには全体を見渡す広い視野と、常にお菓子を供給し続ける状況を作り上げる計画性と、時間を無駄にしない決断力が求められます。
どれもこれも現実世界でも女性をものにするのに役立つ様な気がしないでもないですが、どれも保持していない私は少々ブルーな気持ちになりつつ、赤松弥太郎様に励まされながら必死にクルクルとお菓子を回す日々が続いております。

ただこのゲーム、操作はマウスの両クリックのみ・ルールの把握も一瞬・プレイ時間もほんの少しと非常にユーザーフレンドリーな仕様にもかかわらず、殺人的中毒性を持っています。
うっかりしていると睡眠時間や人間らしい生活リズムをフルスイングでドブ川に投げ捨てて、別世界が見えるまでプレイすることとなるやもしれません。それだけは御注意を。

最後になりましたが、このレビューに嘘は一切ありませんとだけ書き添えておきます。

 《 赤松 弥太郎 》  ハマリ度:8 グラフィック:9 サウンド:7

へたれげぇまぁのぷれい日記

4月×日
第8回3分ゲーの公開審査が始まったらしい。今回もアドベンチャー中心にいくつかプレイしてみる。(※1)
今回はアイディアが優れているゲームが多いように思う。トムさんの「Rain Player」や、Project-Lipsの「Limited Humanoid」などは、作り込めば3分ゲーの枠を超えた名作になりうる原石だと感じた。
カタテマの「愛と勇気とかしわもち」も、メジャーな作者ということで注目作。私も前評判は聞いていた。パズルということだが、やはり反射神経系の様子。とりあえず、私はパス。
4月○日
つぐみさん@サニーガールの中の人が「愛と勇気とかしわもち」プレイ中とのこと。遅ればせながら、私もやってみることにした。
スコアは気にせず、ともかく進めてみる。なるほど、ロリっ娘あいちゃんは病弱属性か、少し私のツボからは外れてるな(※2)、などと思いつつプレイする。
気になるのはむしろ右側の男の子。だが、なかなかストーリーに絡んでこない。しばらく進めてみる。
少年1 少年2 その後
なーるほどね。
※キャプションはゲーム内容とは一切関係ありません!
予期できるストーリーだが、ダメな人にはダメかもしれない。
めでたくバッドエンドに到達したところで、今日は終わり。
4月△日
昨日に続いて「かしわもち」プレイ中。
やっぱりこのゲーム、反射神経が鈍い私ごときではクリアできない気がする。どんどん残り時間が減っていく。
レベルが上がると考慮時間が激減するので、レベルが低い内に大連鎖しておかないと難しいだろう。だが画面を見渡して連鎖を見つけるだけでも骨で、どんどん時間が過ぎてしまう。ましてぷよぷよで4連鎖以上出したことがない私のこと、積み込みなんて絶対に無理。
調子が良くても1万点超えるかどうかの私にとって、ノーマルエンドのノルマ5万点はまさに絶壁。バッドエンド出した後は見られなかったりするのか?

ええい、めんどくせー!!
削除中1

削除中2

あー、スッキリした!

4月☆日
つぐみさんが苦労の末、ついに「かしわもち」をクリアしたらしい。つぐみさんにできるなら、ひょっとしたら私にもできるかも(※3)と思い、もう一度ダウンロードした。
サニーガールや作者サイトに書いてあった攻略アドバイスをまとめておく。
  • バッドエンドは見ておくこと。バッドエンドを見ないと、ノーマルエンドは見られない。
  • よほどの上級者でない限り、連鎖を狙って時間を消費するより目に付いたところをともかく繋げる方が生き残れる。結果、スコアも伸びる。
  • 6レベル上がる毎に、一旦考慮時間が増えるので、そこで障害パネルを落としたり、連鎖をじっくり組んだりする。特に障害パネルは落とさないと危険。
  • あとは体で覚えろ。その内に、一手で繋げられるパターンが目に飛び込んでくるようになる。
早速アドバイス通りにやってみると、あっさり2万点台が出た。運次第でスコアがばらつくが、少しずつスコアは伸びているようだ。
4月◎日
ノーマルエンド
実際は、うっかり手が滑ってやっちゃった感じ。腕が上がったと言うより、運が良かった感が強い。
まったく文句ないハッピーエンド。これまた予想通りと言うべきか。人によっては感動するのかもしれないが、てーかお前、食いたかっただけだろとか思ってしまう私はひねくれ者である。
4月◇日
20万点なんて出そうもないし、いいかげん飽きてきたので、イカサマをやってトゥルーエンドを見にいく。(※絶対にマネしないで下さい!)
……つーか、イカサマやってもきついんですけど。
トゥルーエンド
ちなみに、追加ストーリーは無し。全員見られるものではないので、付けないのが正解だと思う。
これで、本当におしまい。
6月▽日
次回のイチオシは「愛と勇気とかしわもち」だと告知を受ける。
久々に遊んでみたが、どうやら1万点以上は確実に取れるようになっていたようだ。それでも20万点の壁ははるか遠くだが……
評点。
ハマリ度 : 8 / 10
操作感が良く、中毒性の高いシステム。実はスコアが相当運に左右されるので、射幸性がある。その点はEvery Extendに共通している。
欲を言えば、「勇者御一行様殺人事件」まで行かなくても、もう一ひねりがストーリーに欲しかった。いまいちストーリーの奥行きが浅く、キャラが薄い。もっとも現状で大変よくまとまっているので、余計なものは不要なのかもしれない。
一言で言うと「小さくまとまってる」。しかしそれが悪いというわけではない。
グラフィック : 9 / 10
ノーマルエンドまで見れば、この絵柄こそこの物語にぴったりだと実感できる。少々見にくい印象もあるが、まず気にならないレベル。
しかし真に評価すべきは、演出のきめ細やかさだろう。
サウンド : 7 / 10
おなじみの多夢サウンドで効果音まで統一、邪魔にならない安定感は相変わらずだが、さすがにそれしかないと飽きてくる。
サウンド面の演出はあまり目だったところがない。プレイ時のBGMは4種類だが、ストーリー進行とは関係なく、ユーザーが自分で設定するスタイルで、評価が分かれるかもしれない。
レベルがカンストしてゲームオーバーした時は、普通のゲームオーバー音楽を飛ばして、END0の音楽を最初から流すべきだと思うが、そんなことはほとんどの人が気にしないでしょうね。
7月§日
ついに自力でEND0達成しちゃいました。何かの事故です、ええ。
目だった欠点もなく、よくまとまった良作です。

<蛇足>
 このレビューは事実を脚色したものです。事実とは多少の異同があります。

※1 : だって3分ゲーのアクション難しいんだもん。
私のゲーマーとしての腕はたぶん人並み以下なので、Every Extendは裏ボス第一形態も倒せず、スコアも1,368,820点。 他のイチオシレビュアーの皆さんと比べてみて下さい。
じっくりクリアできるタイプの洞窟物語なら裏ボスも倒したんですが、タイムは15分を超えてます。3分ゲーのアクションは、3分間でなんとしても殺そうとしてくるわけで、私の反射神経では無理、という結論になります。
そんな私でもこのゲームはクリアできたんです。参考にして下さい。
※2 : ライブラかけると小一時間かかるので、省略。
メガネに弱く、ロリっ娘に弱く、てーか女なら誰でもいいんじゃないかと思われてる私ですが、どういうわけか、あいちゃんには萌えないようです……なお、男性の場合ツンデレ属性が必須です。え? 聞いてない?
ふわふわまおまお? いいんじゃないですか?
※3 : ゲームレビュアーは凄腕ゲーマーか?
「私はヘタレゲーマーです」と自己申告しても、そろそろ皆さん信じて頂けなくなってきているかもしれません。
まとまったレビューを書くためには、ヤリコミは不可欠です。レビューすればするほど、やりこむゲームの数も増え、必然的にゲーマーとしての腕が上がってしまいます。その結果、肝心の読者の共感を損なってしまうことさえ起こるのです。
つぐみさんはADVレビューで名を成した方ですが、ACTの腕でも私よりかなり上です。それでも本作については、私と同じように詰まっていました。なので「もしかしたら私も」と思えたのです。
相当恥ずかしいし失礼なこともしてますが、私の実体験を隠さず書くことで、上達の実感というこのゲームの面白味を伝えたい、そう思い、今回のレビュー形式を採用しました。
少なくとも私の場合、レビュアーだからって、たいしたゲーマーではないんですよ。

 《 或野 吟山 》  ハマリ度:9 グラフィック:8 サウンド:7

ぅわーーーッ、お菓子のデス・マーチやァ!!!

注意!!! 若干ネタバレあり(背景と同じ色の所)、ドラッグで反転させてお読み下さい。

(要は、サニーガール様と同じ要領です・・・他のレビュワーの方が言及していたら、意味ない配慮になってしまいますが・・・)

何が黄金の世代だバカヤロー!!!寝不足の或野吟山です。あの件は、4年後に期待することにしましょう。
なお、あの件とは勿論、まおまおの冬季オリンピック出場のことです。
オシム? 何それ食いもんスか?(私もやりたかったメストネタ(※1))
 さて、今回のお題は「愛と勇気とかしわもち」なのですが・・・、七夕なのにかしわもち? まあいいや。

ハマリ度について

振り返ってみると、第8回3分ゲーコンテストは美少女萌えゲーが隆盛を極めた大会でした。(※2)
その中で、[病弱]という一見マイナーな萌え属性(※3)の「あいちゃん」が主人公のこの作品が1位を獲るというのは、ゲームをまだ遊んでいない人には予想できないのではないでしょうか。
多分。私がそうでしたもん。
では、この作品がなぜここまで支持されたのか? それは勿論、軟派なゲーマーにもアピールできる分かりやすいゲームシステムにあります。何せ、4つ並べるだけですからね。
詳しいことは他のレビュワー様の意見をお読み頂きたいのですが、初心者にはとにかく消す楽しみを伝え、上級者には積極的に連鎖を狙わせてみるような、様々なプレイスタイルを許すバランスの良さを感じたことだけ記しておきます。
あと、プレイに際して一言だけアドバイス。枠の下辺にポインターを合わせクリックすることで、いらないお菓子や壊れないブロックを落とすことができます。
縦の列を1つ下にずらすだけでお菓子を消せることもよくあるので、有効活用しましょう。

ここを時計回りに廻す(右クリックする)と、 こうなって、アメちゃんが並ぶ寸法。

と言うか、これに気付かずに画面中に壊れないブロックを撒き散らしてしまったのは私だけではあるまいて!

グラフィックについて

この作品、最大の売りはここでしょう。多分。
もうあちこちで言われているあの展開(タイトルであいちゃんの隣にいる男の子が実は[死神]で、何も知らずにプレイを繰り返すとあいちゃんを[何処かへ連れ去ってしまう])に関連したことについては、私は繰り返しません。
(何か、私がレビューを他人任せにして、自分は手を抜いているかのような記述が多いですが、本作がコンパクトサイズにまとめられた3分ゲーである手前、私が改めて言及するようなことが余り残っていないということを、どうかご理解願います。)
代わりに、ちょっと困ったシーンのショットをば。敢えて掲載しますが、ある程度ゲームを進めてからだと、ゲーム終了時にこんなショットが現れます。

な、何が言いたいの? ひょっとして、炙り出しかな・・・。

な、なんじゃコリャーーーー!!!!!

もっと点を稼げば、違う絵が出たり、エピローグが語られたりするそうなのですが、今の私の腕ではこれが限界。それでも、真っ白はないでしょーよ!せめて、もっと意味のある絵を見せて欲しかった・・・。

サウンドについて

ゲーム中には、ゲームの(外見上の)イメージに合った、とってもファンシーなメロディーが流れており、白熱しがちなプレイヤーの精神を諌めてくれます。
更に特筆すべきことに、連鎖を決めたときにお菓子の消える効果音がよろしい。
個人的に、10連鎖以上決めた後の効果音の爽快感は、連鎖の快感を盛り立てるのに役立っていると思いました。連鎖の快感は、アクション系パズルゲームの肝ですから、これは高く評価するべきでしょう。

全体について(総括)

今回は、割と高めの評価になってしまいました。一部のショッキングな展開さえ乗り越えられれば、ゲームプレイ自体はかなり楽しく遊べると思います。
そしてその展開も、[何とか幸せに終わる]そうです。
(私は情けなくも未見ですが。)
というわけで、気楽に遊び始めて構わないでしょう。どのみち、ゲーム内だけの話ですしね。
 あと、現在は第9回3分ゲーコンテストで一般審査が行われております。(7月16日まで)
今まで一度も審査に参加したことのない人は、是非参加してみて下さい。萌えマニアには残念なことに、今回はバカゲー隆盛大会のようですが・・・。
 最後になりましたが、私のスコアを晒しておきます。今回は(も?)不調でした。

こんな成績でも、気楽に楽しめています。ドンマイドンマイ。

例によって注釈

「メストネタ」
その昔、東京は千代田区内神田に新声社という出版社があった頃、そこから発行されていたアーケードゲーム雑誌、「ゲーメスト」。(愛称は『メスト』)
ゲームの紹介・攻略は勿論のこと、特殊な企画記事(例えば、鉄拳著「こんな○○は××だ!」にも影響を与えたであろう「もしものゲーム」や、
別冊付録として付いてきた『ケーメスト』『ダーメスト』などというセルフパロディなど)や、
異常にレベルが高く幾多のプロ絵師を輩出した読者投稿コーナー「ゲーメストアイランド」、
そして名物ライター田淵健康氏らによる異常濃度の電波記事「猛者通信」など、
色々な意味で注目を集めたものです。
ここから生まれた怪しいドイツ語( 『グリズル』 『アフテルブルネル』等)や 奇妙な表現(わざと『』を『』、『』を『ノレ』と表記する)などのネタは、 新声社倒産による廃刊から数年経った今でも語り草になっており、その魂は、当時のライターの一部も加わって編集される雑誌「アルカディア」にも受け継がれています。
こんな愉快なメストを知らない時代に生まれた貴方には、Wikipedia「ゲーメスト」のページも合わせてご覧になることをお勧めします。
「第8回3分ゲーコンテストは美少女萌えゲーが隆盛を極めた大会でした」
次の上位入賞作を見れば、様々な属性の萌えキャラが偶々集中した、凄まじい大会となったことを納得して頂けるものと思います。勿論、順位に違わぬ秀作揃いです。
今すぐダウンロード!!! そしてレビューを超激辛に投稿しよう!!! (私はその横でバカゲーレビューすることにします)
第1位 「愛と勇気とかしわもち」
[病弱]美少女[幻想]ゲー。今回レビューしている作品ですな。
第2位 「RainPlayer」(トム 様)
 ずぶ濡れ妹系セーラー服女子中学生ゲー。
選曲によっては操作が忙しくなりますが、女子中学生(生島玲音(れいん)さん・中2)との関係には特に影響しないようです。
第3位 「疾走宇都宮」(イ五 様)
疾走巫女さん凶祓いゲー。巫女さん(宇都宮さん)がこっちを向いてくれないのが残念。
次回は、「爆走木根」か「暴走小室」希望。(by「CITY HUNTER」世代の私)「失踪宇都宮」も可。
第5位 「Limited Humanoid」(silflu 様)
極低蓄電能力フィメールヒューマノイドゲー。
メイドも出ます。と言うか、主役をメイドロボにするべきでしたのに・・・。
何と「女教師・美喜」シリーズと同じ作者様の参加作なので、これからの3分ゲー参加作にも様々な意味で大期待。
「[病弱]という一見マイナーな萌え属性」(反転させないと、何のことやら)
[病弱]と言って他に思い付くフリーゲームのキャラクターと言えば、真っ先に思い付くのは「シルフェイド見聞録」の萌える[吐き顔]少女・シーナ嬢(17)ですが、主人公・エシュター(15)より背が高い(=発育自体は良い)上、同ゲーム内の少数民族の娘・セトや、「シルフェイド幻想譚」の人妻・イシュテナ、妹的失明少女・ウリユ、あるいは一部で大人気の[魚人化]スケイルらに比べると、ちょっと萌えインパクトに欠けるのは否めません。合掌。(まだ死んでません、2006年7月7日現在)。

 《 ナンセンス♪マハラジャ 》  ハマリ度:8 グラフィック:7 サウンド:7

愛なのか勇気なのかかしわもちなのかぁ!

ハマリ度8/10
連鎖が続かずゲームオーバーになった時の悔しさのためと一回のゲーム時間の短さで気が付いたら2時間とか過ぎてたり…。
グラフィック7/10
ちょこっとホラーテイストなのですが、かわいい絵柄なので過度の表現にならなくてちょうどいいかなぁ。
サウンド7/10
夢の世界をうまく表現してるメインテーマが○

と、久々のイチオシ参加のナン♪です。
パズルゲームは専門外ですが、主人公のアイちゃんに引かれてプレイ。はぁはぁ幼女もえーとかそんなことはどうでもいいです…。

さてこのゲームは縦横斜めに4つ以上揃えると消せるまあ単純なパズルゲームなわけですが、兎に角時間制限が厳しいのが特筆点でしょうか。
ヌルゲーマの私としてはのんびりとゲームを楽しみたいので紅茶を片手に携えて、クリック、ごくごく、クリック、ごくごく…あれEND3…みたいな!!
気を抜いてたら2分程度で1ゲーム終わっちゃいます。
お手軽さ的にはいいのですが、パズルゲー初心者さんにはちと敷居が高いかなぁとは思いました。

ですが、ある程度プレイしていると勝手にストーリーが進んでいき、大きな山場を迎えます。
そこまで進むと意地でもクリアしたくなるので、何度でもプレイしちゃって、徐々にうまくなっていくかと思います。でもやっぱりクリアスコア高すぎるよ…。私は1週間以上やってやっと7万越えできました。
最後のエンディングのクリアスコアは20万だそうです…絶対むりだぁ…orz

◎へっぽこ攻略指南

序盤の時間が減らない間になるべく消せないブロックを最下層まで持っていって下に捨てておくこと。
後半になると連鎖をひたすら続けてないとすぐにゲームオーバーになるので捨てる余裕はない上に、消せないブロックが増えれば連鎖もしにくくなるので序盤の準備が大事。
あとはでなんとかなる!!

◎最後に希望

 《 N@GI 》  ハマリ度:10 グラフィック:9 サウンド:9

やばい! マジで死ぬ!!

かわいい絵柄のパズルゲーム。

そんなふうに考えていた時期が俺にもありました。(最初、ゲームオーバーするまで)
お菓子の画像がだんだんと注射器やら心電図、薬などに変化し、男の子が近づいてきます・・・

幾度目かのゲームオーバーのとき・・・

「キャー!」

そして誰もいなくなった。(マジで)

おもわず、セーブデーター削除して、もう一度最初からプレイしなおしてしまいました。
2回ほど、ふたたび誰もいなくなりましたが、ええ。

ハマリ度 10点
これはもう、問題なく。中毒性が強い+別の意味で心臓にも悪いですが。

グラフィック 9点
あいちゃんがかわいい。連鎖のときの笑顔が好きなのですが、正直その笑顔を見ている余裕はありません。

サウンド 9点
明るく、ポップな感じがメインですが、誰もいないときに悲しい曲でプレイすると・・・ちょっと凹みます。

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