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■ シルフェイド見聞録(*シークエンス1~5まで)

タイトル画面
作者[ SmokingWOLF さま ]
ジャンル[ アドベンチャー ]
容量[ 2.6MB・自己解凍EXE ]
使用ツール[ RPGツクール2000 ]
必須ソフト[ DirectX(3以上) ]
ダウンロード 作者様HPへ

テストの妖精 戦闘画面
↑画面写真提供:ES様
*よりによってこのシーンですか(上橋)


(補足)
2005.04:作者様HPへのリンクを変更。
2006.03.15:現在、シークエンス6まで進展。
レビュワーハマリ度グラフィック サウンド合計総合判定
上橋江上 9 /10 10/10 8 /10 81/90 A
ES 10/10 10/10 8 /10
いな 10/10 10/10 6 /10

 《 上橋江上 》  ハマリ度:9 グラフィック:10 サウンド:8

フリーソフト界のマサルさん!?

▼ゲーム解説

「このゲームはスタンダードなコマンド選択式のアドベンチャーゲームです。」(説明書より)

う、嘘だー!! と、思わずキュウリを頭に刺して絶叫したくなるようなギャグADVの大傑作が、今回紹介するフリーソフト大河連載『シルフェイド見聞録』です。

医者を目指す生真面目な好青年エシュター君が、ノーマ学院という、今で言う総合大学の入学試験を受けるのですが、実はそこは、わかめ高校状態のところだったため、はからずもキュウリを人の頭に刺してしまったり教頭に殴られたあげく食堂のゴミ箱に捨てられたり試験直前に、突如机の中から汚れたTシャツを引っ張り出して、その場で着替えたりという超ファンタスティックな展開に。
さらに、そんなマサルさんばりのノリなのに、絵はモロにファンタジー系背景までなんだかほんわか。無理を承知の上でその不協和音の波動を例えるならば、なんというか原作:うすた京介 作画:いわさきちひろのマサルさんみたいな感じ。

▼ゲームシステム

RPGツクール2000で作られてますが、ゲーム内容は完全なアドベンチャーです。 この辺は画面写真を見ていただければ分かっていただけると思います。

▼見どころ

ゲーム解説のところでネタ使いすぎてしまいましたが、要するにテンションの無意味な高さと壊れっぷりこそが本作最大の見どころであります。
ちなみに後半はシリアス色がかなり強くなってきてまして、個人的には、学園ギャグ→作者の神憑きで伝説の最終回を迎えた『東大一直線』(正確には快進撃)のような最終回を期待したいです。そして中年期に入ってゴーマニズム宣言だ(やっぱ止めて下さい)。

 《 ES 》  ハマリ度:10 グラフィック:10 サウンド:8

ワ ラ エ 。

ハマリ度:10/10
これは文句なしでしょう。
ご多忙のときにはやらないほうがいいかと…
グラフィック:10/10
画面写真を見ても判ると思いますが、これぐらいシリアスとギャグの書き分けが出来る作家は、 プロの世界にもそうそういないと思われます。
サウンド:8/10
これは既存のモノばかりなんだけど、やはり、「コミカル.MID」はいつ聴いても笑えるなぁ…。
シミュツクにしかないのが惜しまれる。ある意味、このゲームのメインテーマだね。

いな さんの投稿レビューをご覧になれば判りますが、元々このゲームは「バカゲー」のカテゴリーに入っておりました。
でも、ぱっと見、グラフィックはきれいだし、キャラもまともな顔立ちをしていたし、

シリアスっぽい出だし。多分こっちも彼らの本心だろう

出だしもかっこよかったため、普通にプレイしていました…の…ですが…

エシュター君(主役)4面相。恐らくフリーゲーム界一顔が崩れる主人公ではないか。 サブキャラの皆様。もっとシリアスな時もありますよ。念のため。

すいません。私が甘かったです。

予告のお姉さんとガゼルの漫才。実は個人的に一番好きだったりする。 レイシーの1人科学番組ごっこ。この後、本当に大爆発。 先生方も個性強すぎ。何気に話が通じているのは気のせいです。ホントだってば!

もう、全編シュールギャグの嵐。
一応「学園モノ」と言うコンセプトはあるものの、そんなものはどこ吹く風!
主人公は不条理な(しかも主にシモネタ系の)不幸に見舞われるは、
ヒロインはリアルに病弱だわ、(上の画像上段真ん中参照)
ライバルっぽい眼帯くん(アルバート)はエシュターのことを狙っているみたいだし、
チョイ役もガタガタ男、自分の指をサンドイッチの具にしたがるパン屋さんと言った、微妙に…とは片付け切れないほど個性的な方々ばかり、(しかも、意外と強キャラだったりする)
分けわからない「テストの妖精」は出てくるし、
前作「レジェレス」の主人公レストールは、いきなり郵便局員になっていたり、娘作っていたりしてるし、
…あ~もうまとめきれないや!とにかく、そんなへんてこりんな話だと思っててくれ!

以上!!

えっ…それでレビューを終わらすなって…。
そうですね…(真剣な顔立ちを作って)確かに、1・2話はギャグの連続でした…。
しかし、そんな話も、3話、そして、戦闘シーンの登場する4話となるにつれてシリアス味を増していきます。
ヒロイン・シーナの病気が私たちの世界で言う「血液感染症」であることから、変わっていく人間関係、
そんなことを気にせず、(気づいてないだけ…と言う無粋な突っ込みはやめてね) いつも通りに振舞う主人公・エシュター、
そして、エシュターとアルバートにかかった「戦争」と言う名の黒い影…
盗賊との命を掛けた宝の争奪戦…。
挙げてみると、この上なくシリアスな要素が多数ちりばめられております。
SmokingWOLF様、私は非常に期待しております。こんなシリアスな世界観を…

どのようにオトしてくれるのか!!!

ああっ、石投げないでっ!

それでは、皆様…
ごめん、気に入っちゃったもんで。

 《 いな 》  ハマリ度:10 グラフィック:10 サウンド:6

レビュワー魂をかけて一筆

実はこの作品、以前レビューを投稿したことがあるんでございます。
ですが、今回は上橋軍曹のサイト様ということで首を切られる覚悟でレビューします。
と言いますか、それがレビュワーの宿命ってものですよね軍曹!?
ということで、今回はレビュワー魂を込めて一筆。
安いような気もしますが、やむを得ません。それでは書かせて頂きます。

投稿レビュー参照

*えー!? それはそれとしてこちらです。(上橋)

編集後記

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