■ 投稿レビュー RPG 24
ブルーバレット (2) エターナルファイター コープスパーティーイフ・パーストエンド デュラトリRPG はにょう9
ジョジョの奇妙な冒険
~7人目のスタンド使い~(2)
Epitaph
-英雄にささぐエピタフ-
SemiAutomatic Dungeon Faust 月夜に響くノクターン

【 ブルーバレット 】

ブルーバレット
レビュワー [ 祈 ]
ジャンル [ 歩数制限付き探索RPG ]
作者 [ プチレア さま ]
容量・圧縮形式 [ 154MB・ZIP ]
製作ツール [ RPGツクールVX ]
言語 [ 日本語 ]
配布元 ダウンロード先

ハマリ度:10 グラフィック:8 サウンド:8

歩数制限付きというかなり変わった仕様を持つ3Dダンジョン探索RPG
歩数制限があるという事は、歩きまわって敵を倒してアイテムや金を稼ぐという事に制約が付きまとう。
当然、レベル上げだってその制約を受ける。

いかに、ダメージを受けずに敵を倒して、その上効率良く探索してアイテムを入手するかという感じだ

実際にやってみた感想としては、思ったほど難しく無かったという感じ(クリアーするだけなら)
各階層ごとに階層突破評価等があるのを見る限り、どちらかというとやりこみ系のゲームに思える(このゲームには、インターネットランキングがある)


 管理人コメント

詳細、および私自身の感想としては1stレビューをご参照ください。
あくまで中心を「探索」に据え、「強すぎる敵を避けるルート」もあるため、レベル上げが足りなかったり強化方法を間違えたりして「詰む」ことはありません。
ただし、それはあくまで、適度に脅威を避けつつ、時には歩数増加も使って「普通」に進めた場合。「やりこみ」を目指すためには、それこそ一歩一歩に気を使ったプレイが必要になります。

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【 エターナルファイター 】

エターナルファイター
レビュワー [ 餅 ]
ジャンル [ 育成バトル ]
作者 [ えんがわ さま ]
容量・圧縮形式 [ 3.4MB・ZIP ]
製作ツール [ RPGツクール2000 ]
言語 [ 日本語 ]
配布元 ダウンロード先

格闘家のエンリュウが武闘大会での優勝を目指して奮闘する育成バトルゲームです。
VIPRPGの作品ですが、シナリオは正統派で、VIPらしいノリはそこまで強くありません。
7日間の修行パートと、闘技場での戦闘パートを交互に繰り返す事でゲームは進行します。

修行パートでは一日ごとに攻撃、防御、精神のいずれかを選択し、重点的に修行を行います。
それぞれの分野で修業を重ねることで新たな技を修得する場合もあるので、バランスの良い育成の方が安定して勝ち進めるかもしれません。
筆者はバランス重視で進めました。

戦闘パートは1対1のRPG形式の戦闘となります。
この戦闘では間合いの概念が存在し、敵との間合いによって有効な技が変化します。
相手や戦法に合わせた間合いを取ることが重要です。

敵は手強く、初見で勝つのは難しい相手ばかりです。
負けても何度でも再挑戦できるので、諦めずに有効な戦法を探ると良いでしょう。
1ターンに行動枠に様々なコマンドを詰めれるので、防御が有効な場面は多いです。


 管理人コメント

バトル数は少ないですが、その分、対峙する相手の戦法はバリエーション豊富かつ強力なものばかり。
戦闘前にある程度のアドバイスは出ますが、対策できるスキルを覚えていないとどうしようもありません。ステータスよりもスキルとバトル運びが重要になる戦闘です。
そのため、育成パートで新たなスキルを覚えておかないといけません。特に、ステータス異常を治す「チャクラ」は3週目までに覚えておかないと泣きを見ます。
2枠を使用するため、一見使いづらい「防御」ですが、「移動・防御を発動してから攻撃に入る」システムを取っているため、一つ入れておけば、タイミングにかかわらず防御が発動します。枠が増える中盤以降では、防御と攻撃を組み合わせてMPを溜めたり、防御しながらスキルを出すことすら可能になります。

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【 コープスパーティーイフ・パーストエンド 】

コープスパーティーイフ・パーストエンド
レビュワー [ DECOすけ野郎 ]
ジャンル [ コープスパーティー二次創作 ]
作者 [ あみそ組 さま ]
容量・圧縮形式 [ 122MB・ZIP ]
製作ツール [ RPGツクールXP ]
言語 [ 日本語 ]
配布元 ダウンロード先

忘れもしない、あの忌まわしい場所

【激辛ゲーム劇場(あらすじ)】

呪われた廃校舎から一人だけ脱出できた岸沼良樹。
だがしかし。廃校舎の呪いは(やっぱり)終わらなかった!
あの悲劇から8年後。果たして、悲惨な過去に決着を付けることができるのか。
そして、先生となった良樹は生徒、南野朱里を守ることが出来るのか。

朱美「い・・・いや・・・!?なにこれ・・・っ?」
良樹「人間をなんとも思わない、いつもらしいやり口だぜ」

人体模型(オレの理科室にあがったからは―― おまえの命はないものと思え!!)
良樹「クソがっ・・・」

朱里「トイレが開かない、助けて!」
良樹「うろたえるんじゃねえ――っ!!」

朱里「これが・・・良樹先生の中の精神世界!?」
良樹「・・・みんな・・・う、うわぁぁぁぁーっ!?

??「アナタヲ ユルサナイ・・・」
良樹「これ以上 死人はださせねえ・・・ぜ!」
(※以上の台詞はイメージです。実装されている台詞とは大幅に異なります)

今夜、全てに終止符が打たれる!

【概要】

えー、本作は「コープスパーティー」の二次創作です。「コープスパーティーイフ」(RPGツクール2000作成)のリメイク作品です。
そういうわけで、宣伝です。
コープスパーティーやっておいて損は無いです!
オススメです!妹かわいい!KEDWINはロリコン!

人体模型 リベンジマッチ

第一の時間無制限死闘(デスマッチ)の相手は人体模型様だ!
今回は、俊足ぶりはあまり発揮しないのですが、注目していただきたいのは握力!その握力です!

▼ま た お 前 か。
▽というわけで、前作では大いに苦しめられた人体模型と再戦することになってしまいました。
とあるアイテムを使って、「お前はもう打ち切られたんじゃ!闇に帰れ!」、と・・・。
▼たしかに同じだけど、気持ち悪さがぜんぜん違うよ!
▽あの番組、深夜帯時代は好きだったんじゃよ。
▼すげえどうでもいいよ!

「そう・・・トイレだよ!」

第二のデスマッチの場所は、そうです、トイレです。
校舎の各地においてあったバケツ。そして液体。あの場所で起こった恐怖を見てから・・・具体的に書きたくないや。うん。察してほしい。

▽トイレなくしてコープスパーティーなし、ですよ!
▼またここやんないといけないんですか。
▽微妙に良樹がセクハラ発言を。しかもボイスつき。なんとも妙な気分に。

だいたい、何でそういう場所でやたらと色々起こるんですか。どうかしているんじゃないのか。
いくら人間が一番無防備で、悪霊が襲いやすいとはいえもうちょっとフェアなね、ね、そういうのをね・・・。

▽悪霊にフェアもクソもあるか!人間の怨念がすべて悪いんだよ!悪意が悪い!
▼はあ。
▽いや、大事なんだよ!悪意があるからこそ、この空間は永遠に存在し続ける。
悪意があるからこそ、ネクロマンサーが掘り起こされてしまうんですよ!
▼いや、知らないですから。
▽校長室に置いてあったのは、古代日本から伝わるネクロマンサーであり
▼(無視)そういうわけで次のパートが大事になるわけですよ。

お前が闇の正体か(VS拠り所)

さまざまなデスマッチ、初見殺し、そして刺客などを闇に送り返したあとは、この学校空間を作り出している「拠り所」と対決します。

「ちょっと待てや、前作であの少女の霊は成仏させたじゃろ」

と思う方もいるかもしれません。でも、この世界はいろいろと厄介ごとが多いのです。
▽この空間で死んでしまったものは、恨め怨めばうらむ時っ!?と・・・
そんなに軽いノリじゃねーだろ!そういう気持ちでやらないと、やりきれない思いでいっぱいになるんだよ! 最後は、救われるけど悲しいエンドだしさ。
良樹のDante98版を超える男っぷりにグッと来るけれどもさ・・・。

そういうわけで、エンディングまで頑張って見て行きましょう。
終わりに見たものは何だったのか。きっと、何かが見えてくることでしょう。


 管理人コメント

原作「コープス・パーティ」は、選択肢によって生き残る人数、その後の展開が大きく変わる作品でした。各ルートの(ほとんど)悲劇的な顛末を秀逸に描いたことで、「コープス・パーティ」は今現在も続く人気を博しているのです。
本作「if」は、その中の「女性陣全滅END」後の世界を描いた作品です。実をいうと私、このENDは見れていません。あまりにも人体模型がトラウマ過ぎて、立ち寄らないルートばかり選択していたからです。
ちなみに、本作は、ツクール2000製の「コープスパーティif」のリメイク作です。「if」をプレイされた方にも対応できるよう、謎解きやマップ構成は変更(および難易度UP)されています。特に、「if」ではストレートに行った人体模型のリベンジは、厳しい時間制限と意地悪な仕掛けが追加されました。ご注意のほどを。特に重要アイテムの部屋周りはよく覚えておきましょう。

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【 デュラトリRPG 】

デュラトリRPG
レビュワー [ 餅 ]
ジャンル [ RPG ]
作者 [ 不明 ]
容量・圧縮形式 [ 2.5MB・ZIP ]
製作ツール [ RPGツクール2000 ]
言語 [ 日本語 ]
配布元 ダウンロード先

本作は幽霊少女の『トリッシュ』と、首無し少女の『デュラハン』の二人が主人公の短編RPGです。
VIPRPGの作品で、作者は匿名なので不明としています。

戦闘はアクティブタイムバトルシステムを採用した自作戦闘で、次の行動ターンまでの時間は数値で表現されています。
敵の行動カウントも表示されている為、敵の行動タイミングに注意しつつコマンドを選ぶのが有効となります。
短編ながら、武器やスキルはそれなりの種類が用意されており、様々な戦略が楽しめます。
また、戦闘中のアニメーションは力を入れて作られており、装備武器を変えると戦闘中のグラフィックが変化する等、細部まで凝っています。

ストーリーはVIPRPGのキャラクターや世界観を用いた内容となっていますが、テキストは少なく、またストーリーそのものも非常にシンプルでどちらかといえば雰囲気に重きを置いた内容である為、予備知識が無くても十分楽しめると思われます。

一時間と少しあれば最後まで遊べる密度の濃いRPGで、時間がない方にもオススメです。


 管理人コメント

戦闘バランスはどちらかと言えば強化よりも戦略重視にとられています。2人のキャラがどの装備をするかによって、難易度が大幅に変わります。
最初の3ステージは、どこからでも攻略できる仕掛けになっているのも、この「戦略重視」のバランス故です。
そのため、敵味方のCTを計る必要があるのですが、バトルスピードが速いのが困りモノ。特にラストステージは敵キャラのCTが早い上、強力な波状攻撃が来るため、CTをずらすスキルや「サモンダークネス」で壁役を作るか…MP消費の高いスキルと、それに見合ったMP強化を取る必要があります。

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【 はにょう9 】

はにょう9
レビュワー [ 餅 ]
ジャンル [ 世代交代RPG ]
作者 [ 不明 ]
容量・圧縮形式 [ 20.3MB・ZIP ]
製作ツール [ RPGツクール2000 ]
言語 [ 日本語 ]
配布元 ダウンロード先

本作ははにょうシリーズの公開作品四作目に当たる作品です。
内容はヴィーナス&ブレイブスという市販ゲームを元ネタとしたRPGで、VIPRPGのキャラクターを用いたパロディゲームとも言えるかもしれません。

今作には幾つかのゲームモードが用意されています。
まずは「チュートリアル」から初め、ゲームシステムを覚えると良いでしょう。
戦闘システムは独特で、味方の特性や敵の能力に合わせた陣形を組み、ローテションとステイを使い分けていく必要があります。
また、年数の経過と共に一部の例外を除いて味方である団員達は歳を取り、能力値が増減、最終的には引退します。
その為、団員の衰退に合わせて新たな団員を雇用したり、団員を功労者に認定して次代の団員を加入させる必要があります。
しかし、世代交代を繰り返し、団員を強化していけるのが本作の醍醐味であるとも言えるでしょう。

このチュートリアルはその実メインシナリオとも言える内容となっており、数世代にも渡る戦いの中、味方が次々と引退、死んでいくというシリアスなストーリーと共に展開されます。
クリアに20時間近くを必要とする前代未聞のチュートリアルです。

チュートリアルの他には、
1000年に渡り魔物と戦い続ける「RTP大陸年代記」
用意されたキャラクターで連戦の攻略に挑む「ストーリーモード」
別のモードで鍛えたキャラクターで極限に挑む「トライアルモード」
など、豊富な内容が用意されています。
また、隠しコマンドを押しながら起動することで遊べる、おまけモードのRPGも存在します。
おまけモードは本編とは全く無関係ながら、単独でも相当のボリュームがあります。

システムが非常に独特である為、元ネタ通り少々敷居が高い作品です。
しかし、システムにハマると相当に長い時間楽しむことができるでしょう。


 管理人コメント

シリーズ数を重ねるにつれ、システムがどんどんマニアックになっていく「はにょう」シリーズですが、今回の「9」で元になった「ヴィーナス&ブレイブス」は、なんと、2003年に発売されたばかりであり、去年に携帯機に移植となった人気作でもあります。
そのマニアックさは、こうしてツクール2000のスクリプトに落としこめただけでもすごいレベルに複雑怪奇です。前列に入れた場合の攻撃力だけでなく、中列に入れた場合のサポート能力(前衛の防御力の増加量など)を考えないと、「娘さんを前にした瞬間、一撃で死亡=GAME OVER」という悲劇が巻き起こります。
チュートリアル序盤では、魔王様のサポート能力が高いため、娘さんの後に魔王を入れ、HPが低い上に死なせられない娘さんを支えましょう。

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【 ジョジョの奇妙な冒険~7人目のスタンド使い~ 】

ジョジョの奇妙な冒険
レビュワー [ クリストファー ]
ジャンル [ 黄金のRPG ]
作者 [ クレイマン さま ]
容量・圧縮形式 [ 12.1MB・ZIP ]
製作ツール [ RPGツクール2000 ]
言語 [ 日本語 ]
配布元 ダウンロード先

ハマリ度:10 グラフィック:10 サウンド:6

裁くのは……『俺』のスタンドだ!!

当作は、御存知『ジョジョの奇妙な冒険』の第三部を舞台に、新たに『七人目』が加わると言うIFを加えた二次創作ゲームです。
しかし、所々原作の絵がトレースされているとは言え、その完成度は目を張るものがあります。

まず、主人公のキャラメイクから。

ジョジョの奇妙な冒険

御存知、アヴドゥルから問診があり、その中で自分のスタンド(及び性格)を選定します。
その総数、なんと18種類。
『近距離』『中距離』『遠距離』の三つの分類の中で、
『パワー型』『スピード型』『操作型』『特殊型』『補助型』『群体型』の六つのタイプに分かれています。
補助型が不利じゃね?と思う方も居るかもしれませんが、各スタンドにはレベル40過ぎで覚える『切り札』的な技があるので、レベルさえ上げれば全てのスタンドでクリアは出来る筈です。
……そう、レベルを上げれば。

18種類のスタンドのうち、私が気に入ったものを紹介します。


ザ・ジョインキラー
ザ・ジョインキラー【近距離スピード型】

私の初回クリアのスタンドです。
性格的には、月○でいう乾○彦みたいな悪友タイプです。
燃費が悪く、全体攻撃も相手が近距離に居ないと効果が薄い……という、システム上やや不遇なスタンドですが、『毒』『腐食』『一撃必殺(一部ボスには有効)』があるため、ボス戦には困りません。
隠しボスは別ですけど
ガチプレイヤーからの評価はかなり低めですが、私のお気に入りです。


レッド・ガーランド
レッド・ガーランド【近距離パワー型】

作者曰く、『承太郎がモデル』な人物像が持つスタンドです。
近距離パワーということで、物量で攻める敵には苦戦するがサシには滅法強いという、典型的なボスキラーです。
雑魚敵相手のレベル上げは仲間の全体攻撃で何とかなるので、レベル上げさえ怠らなければクリアは一番楽なスタンドです。


ミラクルズ
ミラクルズ【遠距離操作型】

ミラクルズ 私に最も近い内向的な人物像のスタンドです。
遠距離操作である点で、戦闘力は低めかと思うかもしれませんが、二週目プレイしてみたらとんでもないダークホースでした。
このスタンド、実は敵から気配を消し全体攻撃以外の攻撃を高確率回避するだけでなく、ボスであっても動きを止め、各種属性持ちスキルで一方的に相手をボコることが出来ます。

他にも、イベントで物を話す自立型スタンド『スペシャルズ』『キャラバン』、デス13イベントをスキップ出来るナース型スタンド『カーディガンズ』などなど。
ファンの妄想を言意味で詰め込んだ、個性的な面子が揃っています。

次に、ストーリーについて、

ストーリーは基本的には原作第三部と同じ流れで進行しますが、決定的に原作と違うのは好感度ごとのマルチエンディングと、
『主人公がポルナレフを庇ってホルホースに撃たれ、死を装い潜水艦を手に入れる』という、原作ではアヴドゥルが辿る筈だったルートが存在する事です。
勿論、このルートでの展開は作者完全オリジナルで、物語の黒幕が『凶』と彫られた岩を主人公にけしかけたり、ある敵キャラと手を組んだりとします。
ジョジョの奇妙な冒険
ボス戦に関しては、原作通りの展開でDIOの差し向けたスタンド使いとの戦闘になります。
好感度や選択肢によって主人公もボス戦に加入します。
『考える』または『逃げる』を選択する事で原作通りのイベントが発生し、勝利することが出来ます。
ツクールドットで再現されたイベントシーンは必見です。
……なお、戦闘で勝利することも十分に可能です(この場合は経験値とレアアイテムが手に入ります)が、強敵ばかりで苦戦は必須です。
特に二刀流ポルナレフははっきり言ってDIOより強いです(しかも承太郎と主人公の二人で挑みます)。
勝てないと感じたら、素直に考えましょう。

ジョジョの奇妙な冒険
某ゲーム風のミニゲームで原作ボスと戦うこともあります。
え、ポーカーに勝てない?絶対に勝てませんよ。イカサマを見破って『逆転』しなければ。

イベントについては、オリジナル敵(ライバル)スタンド使いに戦いを挑まれたり、困っている人をスタンド能力で助けたり、はたまた街中で原作通りの小イベントが起きたりとさまざまな隠しイベントが用意されています。
発生させると仲間の好感度が上がったり、レアアイテムが手に入ったりします。

ジョジョの奇妙な冒険 特に周回プレイを目指す場合は『勝者の証』を最低一つは集めておきましょう。
また、他の部のキャラが登場していたり、明らかに他の部のキャラを彷彿としたキャラが存在していたりと、若干時系列に関しては疑問が生じるかもしれませんが、これはゲームを進めて行くうちに真相が明らかになります。
こらそこ、原作読んでたら分かるとか言わない。
二週目以降も、イベントの追加や、真ハッピーエンドの解禁など、さまざまな特典があります。
勝者の証を9個集める事で主人公を東方仗助でプレイすることも出来ます。

最近の更新ではRPGツクールゲーにしては掟破りの『対戦機能』が導入されました。
興味がある方は是非。


 管理人コメント

原作の時点で「策を弄する相手をどう出し抜くか」と言うスペクタクルが魅力でした。本作「~7人目のスタンド使い~」では「考える」コマンドや各種ミニゲームなどにより、「策で出し抜く」原作の魅力を実際にプレイヤーが追体験することができます。
冒頭で取得する「自分」のスタンドによっても、有効な戦術は大きく変わります。クリストファー さまのレビューの通り、本作では周回プレイが推奨されています。自分の能力で何ができるのかをゲーム内人物・ゲーム外のプレイヤー自身双方が「考える」ことにより、どんなスタンドでも道を切り開くことができ、その過程こそが魅力になっている作品です。

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【 Epitaph -英雄にささぐエピタフ- 】

Epitaph -英雄にささぐエピタフ-
レビュワー [ 餅 ]
ジャンル [ RPG ]
作者 [ Satsu さま ]
容量・圧縮形式 [ 1.82MB・ZIP ]
製作ツール [ RPGツクール2000 ]
言語 [ 日本語 ]
配布元 ダウンロード先

本作は短編RPG作品です。
主人公一行は王の依頼を受け、死霊を討伐する戦いに挑みます。

本作の特徴として、敵を撃破すると「特性」が手に入り、この特性を装備する事で主人公を強化できます。
特性は一人につき2つまで装備できるので、戦略に合わせた特性を身に付けることが大切です。

作中には先に進む為に必要な謎解きパズルなども登場します。
どうしても解けない場合はフォルダに入っているテキストファイルを見ると良いでしょう。

VIPRPGの作品ですが、作中にVIPらしい要素は特に存在しません。
ですが、RPGツクール2000のRTPキャラクター(アレックスに代表されるRPGツクールのデフォルトキャラ)について知っていれば、より楽しめます。

果たして死霊が出現する原因は何なのか、そして黒幕の目的は……。
RPGツクールが好きな人に特にオススメの作品です。


 管理人コメント

本作では、RPGツクール2000のデフォルト主人公・アレックス一行が悪堕ちし、2003の主人公・ザックがそれを討伐に行くというストーリーになっています。
道中の死霊たちは中々に強力。MPを惜しんでいては勝てません。その対処のために、回復ポイントの確保(序盤は街に戻れば全回復)および「特性」のコレクトが必要になります。
ただし、「特性」は各キャラ2つずつしか装備できません。上書きすると以前の「特性」は消えてしまうため、ボスの特長に合わせた「特性」を道中の死霊たちから探すことが攻略方法となります。

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【 SemiAutomatic Dungeon 】

SemiAutomatic Dungeon
レビュワー [ あんこ ]
ジャンル [ 半自動RPG ]
作者 [ g さま ]
容量・圧縮形式 [ 13.0MB・ZIP ]
製作ツール [ WOLF RPGエディター ]
言語 [ 日本語 ]
配布元 ダウンロード先

記憶を失って倒れていたあなたは、二人の旅人、ビッグとメルに拾われます。
三人は仲間となって、今日も旅を続けます。

―――そもそも半自動RPGって何なのでしょうか
今作は、街を起点としつつダンジョンを探索・攻略していうという、型だけ見れば一般的なRPG。
しかしダンジョン内でプレイヤーが行うのは「パーティーの探索方針の選択」という点が、半自動と謳われる由縁です。
まず原則として、パーティーは一時間のスパンでダンジョンを進行→ランダムでイベントor戦闘発生→また進行…という流れを六時間セットで繰り返します。
この時の探索進行具合と、パーティーがランダムイベントにどう対処するかが、各セット間にプレイヤーの定める探索方針によって左右されるわけです。

―――他にプレイヤーが干渉する点はないんですか?
街での買物宿泊、戦闘や一部のイベントなんかは普通にプレイヤー側で操作します。また、「撤退」のタイミングもこちらで決定します。
パーティーはダンジョンを前に前に進んで行くわけですが、撤退となると来た道を戻らなければなりません。
「現在位置」のパラメーターが高ければ高いほど、街に戻るまでの道のりも当然長くなるわけです。

―――方針は「臆病」、「慎重」、「堅実」、「大胆」、…そして「無謀」、と
右の方になればなるほどパーティーが一回に進む距離も増えるんですけど、敵との遭遇確率もまた上がってしまいます。
今作は戦闘よりもランダムイベントをこなして貰える経験値の方が圧倒的に多いので、戦うのは割に合わないです。
また、パーティーの残りHPや状態異常者数に応じて自動でとる「休憩」も、右の方になればその条件が厳しくなります。
イベントへの対処の仕方も、例えばダンジョンにいかにも怪しげなボタンがあったとすれば、「臆病」なら決して押さないでしょうし、「無謀」ならボタンを押す以上のハチャメチャな行動をとる可能性があります。
まあそれによる結果はイベントによって様々ですので、そのダンジョンに応じたベストの方針があると考えていいでしょう。

―――どうやら時間が重要なパラメーターになっているようですが
まあ、どうやったって気になるものですよね。ビッグさんも「30日以内に~」とか序盤に言ってますし。
ただ、今回のこれの問題点は、プレイヤーサイドからするとその目標地点がどこにあるかが分からないんですよね。だからペース配分がつかめない。
「あんまりチンタラやってたら間に合わないんじゃ…」「そんでもってゲームオーバーになるんじゃ…」なんて不安から、ついつい先を急いでしまいます。
大胆に進む→誰か死ぬ→無謀に撤退→エンカ→\(^o^)/ みたいな流れは結構な人が経験したと信じています。

―――なんか、結構シビアなゲームみたいですね…
ええと、この際はっきり言ってしまいましょう。色んな意味で日数はあまり気にしなくていいです。自分のモチベーションを保つ要素ぐらいに捉えておいていいと思います。
今作は宿屋で泊まらない限りレベルアップしないシステムなので、ある程度経験値が溜まったら引き返すことが推奨されています。
そこを無理に進もうとして自滅、っていうのが僕のプレイでは一番多かった。気を張らずにゆっくり行きましょう。

―――他にも「コレ!」といった点はありますか?
とにかくノリが良いですねー。主人公と一緒に旅をしているビッグとメルのデコボココンビですが、なんというか、こう、非常に安心して見ていられました。
プレイ時間は2時間弱(≠実プレイ時間)と長くはありませんでしたが、「こいつら、ブレないなあ…」という印象を持ちましたね。道中で発生するイベントも一つ一つが楽しいです。
それから、死んでもなおイベント(&救済措置)があるのは嬉しいですね。…日数経過が嫌で私は死んだらリセットしてましたけど。
因みにこのイベントはクリア後にすべて見れるので、強すぎる人も安心してプレイしましょう。

―――最後に何か言いたいことは
まずこれから今作をプレイする方に。
ゲーム中でもアドバイスやヒントは結構言ってくれますし、何よりプレイ回数を重ねることで得るものがあると思うので、特に僕が言うことはないですけど…
・ロープ、マトック、カンテラは序盤で買う必要はありません。特にカンテラは耐久品ですので、僕のように8個も買う必要はありません。
・なんだかよくわからない、かんていもできないものは、たとえこうかでもうらないほうがいいんじゃないかなー(棒

次に、製作者g様に。
今度は戦闘もオート、撤退もオート、買い物・装備もオートの、「9割自動RPG」がやってみたいなあ!(爆)

―――これで以上ですが…あの、何か言い忘れてますか?何やらものすごいプレッシャーを感じるのですが…
え、ああ。そのことですか?
気づかなかったことにして、今回のレビューは終わりとしましょう。


 管理人コメント

1ダンジョン辺りに費やす日数を考えると、「30日」と言うのは割と余裕のあるスケジュールっぽいですが、初プレイだと「目的地に着くまでのダンジョン数」が分からないので、ついつい先走って自滅しがちです。
せめて、「目的地は町を○箇所越した先」ってのが「30日以内に~」と言う情報と同じ段階で語られていれば、ペース配分がしやすいのですが…。
おそらく、この「ペース配分は実際に体感して知る他ない」のも、作者の意図した仕様なのだと思います。本来は慎重に行くべきダンジョン探索ですが、日数を気にして「大胆」「無謀」を選択させることも、意図した通りなのでしょう。そして、「無謀」を選択した場合の「罠は当たって蹴破る」を超えたトンチンカンな行動も。

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【 Faust 】

Faust
レビュワー [ 祈 ]
ジャンル [ ストーリー重視RPG ]
作者 [ ペレス さま ]
容量・圧縮形式 [ 215MB・ZIP ]
製作ツール [ RPGツクールVX ]
言語 [ 日本語 ]
配布元 ダウンロード先

ハマリ度:9 グラフィック:8 サウンド:10

月夜に響くノクターンにかなり雰囲気が似てたな
ゲームクリアまでは大体7時間ぐらい
難易度設定出来るから割りとどんな人でもやれそう


 管理人コメント

主人公は、人間に親兄弟を殺され、冒険者に身をやつし、ひそかに復讐の牙を研ぐ魔族の女・パフィユーリル。相棒であるノーブル、行きずりの腐れ縁から行動を共にするトレジャーハンター・ルイスと共に、様々なダンジョンにアタックする内容になっています。
主人公の過去が過去なので、全体に流れる雰囲気もダークファンタジーです。最初のステージから村一個が滅ぼされ(犯人は主人公)、普段はオチャラケた言動を見せるノーブルやルイスにも、徐々に悲惨な過去が垣間見えたり…。
難易度はEasy, Normalの2点から選べますが、Normalであっても「ボス前には回復ポイントがあり、そこからダンジョン入り口までワープ可能」レベルには親切設計になっています。
ただし、問題はリアルタイムバトルな高速戦闘。主人公のボイスのON/OFFなど、カスタマイズも整ったシステムですが、バトルスピードの調整は出来ません。油断しているとふと見た瞬間に体力がピンチになっているため、体調管理には十分に気をつけましょう。

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【 月夜に響くノクターン 】

月夜に響くノクターン
レビュワー [ 祈 ]
ジャンル [ ストーリーRPG ]
作者 [ ショウ さま ]
容量・圧縮形式 [ 3.86MB・LZH ]
製作ツール [ RPGツクール2000 ]
言語 [ 日本語 ]
備考 [ Rebirthじゃないほう ]
配布元 ダウンロード先

ハマリ度:10 グラフィック:9 サウンド:9

月夜に響くノクターンだけどこっちはRebirthじゃない方の月夜に響くノクターン。つまり旧作
正直システム的に言えば全くの別ゲー
Rebirthの方を先にやっていても全然楽しめた
難易度的にはこっちが難しく感じた


 管理人コメント

ストーリー展開やキャラクターは、後のRebirthにも受け継がれていますが、それ以外のグラフィック面・システム面は全く変わっています。年月と経験の分、やはりRebirthの方が手が込んでますし、その反面、考えなければいけない要素が増え、複雑になっています。
リメイク前の「ノクターン」の戦闘は、ツクール2000標準のもの。「アイテムから使い魔を呼び出し仲間にする」と言うシステムはリメイク後にも受け継がれていますが、それ以外の「Brave Level」などのやりこみや、スキルをポイントで覚えるシステムは実装していません。
そのぶん、成長や戦闘パターンが固定化され、それが祈さまのいう「こっちが難しく感じた」に繋がるのだと思いました。
正直、出来の面から言えば、「Rebirth」から先にプレイする方がオススメです。リメイク前がどんな作品なのか気になった方は、こちらに手を出してみましょう。

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