■ 投稿レビュー RPG 11 | ||||
三十秒勇者 | フォーリング★スター | Persona - The Rapture |
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世界に届かぬ願い事 | ダリヤ | B.B.ライダー (2) | 魔王物語物語 (2) | ウトナと3人の騎士 |
レビュワー [ 爽やかそうな大虹風 ] ジャンル [ 高速RPG ] 作者 [ UUE さま ] 容量・圧縮形式 [ 212KB・ZIP ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 魔王が禁呪で世界を滅ぼそうとしています!
「魔王が禁呪で世界を滅ぼそうとしています!
禁呪は三十秒で発動してしまうので
三十秒以内に魔王を倒してください!」(readme抜粋)
ゲームのすべてを説明しきっている3行です。
30秒で戦い、レベルを上げ、所持金を増やし、装備品を買い、そして魔王に挑まなくてはいけません。
刻々と経過して行くタイムを見ながら、数々の行動をこなして行くのは緊張感たっぷりです。
何せ30秒経過すると
魔王:「ワハハハ!遅いぞ勇者!三十秒たったぞ!
ついに禁呪が完成したのだ!滅びよー!!
ドカーーーーーーーーーーーーン!!
世界は滅びてしまった!!
GAME OVER」 (ゲーム画面より。本当です)
こんな事言われたら精神的に大ダメージです(よね?)
心がGAME OVERです。
と言うわけで、立ち直ることが出来たなら気を取り直してもう一度プレイして見ましょう。
実は道具無しで制限時間以内にクリアすることは不可能です。私には
お城で「10秒巻き戻す」を100Gで使用し、時間を得ましょう。まさしく金は時なり。
3-4回プレイすればクリアの道が見えてくるでしょう。
クリアするのにも、それ程時間はかからないはずです。是非トライ♪
しかしこの「三十秒勇者」クリア後も様々な遊び方が。30秒恐るべし。
■全装備コンプ
■装備無しクリア
■砂漠で戦闘せずクリア
■時間を出来るだけ延ばす(クリアしない)
等など。
お楽しみください。短いようで長い30秒を。。
管理人コメント色んな意味で「スゲェ!」と感じる逸品です。プンゲどころか秒ゲーですからね。
コマンド選択のまごつきさえ致命的となりかねない、厳しい時間設定です。「10秒巻き戻す」購入がギリギリで間に合わなかった瞬間、管理人は冗談抜きで心がGAME OVERになりました。
それだけに、魔王を倒した喜びは、クリアに数十時間も掛かるRPGに勝るとも劣りません。RPGのやり込みに良くある「低レベルクリア」「初期装備でクリア」もきちんと実現できる(…のかな?)作り込みこそ、まさに「スゲェ!」とうならせる物です。
- (補足)
- 2009.01.25:本作が「勇者30」という題名で、PSPに移植されます。
- 2009.01.25:DL先を「ふりーむ!」へ変更。
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レビュワー [ REN ] ジャンル [ highスピードRPG ] 作者 [ ポーン さま ] 容量・圧縮形式 [ 618KB・LZH ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 ポーン氏によるアンディーメンテ作品の二次創作で、スターダストの波乱の人生を描くストーリー。
いくつかのステージ構成からなっており、数時間でクリア可能というお手軽なボリュームとなっています。
このゲームは言うなればテキストオンリーで進行するゲームです。ストーリーもステージ展開も、上から下へ流れていく文章によって表現されます。
これらのテキストは「進行ボタン」をクリックすることで一行進行します。
通常のRPGで言うところの移動やランダムエンカウント、戦闘などはすべてフルオートで展開し、進行ボタンを押し続ける限りスターダストは勝手に歩き、勝手に敵を攻撃します。
もちろん、ただ進行ボタンを連打していてはいずれスターダストのHPが尽きて死んでしまうので、進行ボタンを押すごとにランダムで出現する「宿屋ボタン」をクリックする事で全回復できます。
なお、この動作は戦闘中であろうとお構いなしで敵の目の前で堂々と眠りこける事も可能です。
同様にいつでもクリックできる「武器屋ボタン」で武器を強化し、「魔法屋ボタン」で「回復魔法ボタン」を購入するなど、戦闘を有利にする要素を駆使し並み居る敵を倒してください。
さて、このゲームのキモはジャンルに示してあるとおりhighスピードだという事。
進行ボタンを連打すればするだけテキストも高速で流れていくわけですが
「笑うボタン」をクリックする事でテンションレベルがアップし、進行ボタンを押さなくてもテキストがひとりでに流れるようになります。
笑い続ける事でその進行速度も上昇していくのですが、ついには進行ボタンすら消滅し、最終的にはほぼ目視不能制御不能のテキストスピードとなり敵をすさまじい勢いで消していく姿で敵もろともプレイヤーを圧倒してくれます。とにかく速いです。
テンションを上げても攻撃力が上がるわけではなく通常どおりダメージは受けるためご利用は計画的に。
ただ、それなりの攻撃力を確保すれば無双よろしく敵を蹴散らし、凶悪なスピードで上昇するレベル、刻々と変化するステータス表示に酔いしれる事も可能となるでしょう。
管理人コメントこのゲームのキモは、何と言ってもテンションの上下です。アンディー・メンテの原作とは異なり、「フォーリング★スター」では制限時間が過ぎると、進行度やレベルに関わらず、即ボス戦に突入します。即ち、序盤はとにかく「笑う」でテンションを上げ、素早く経験値や金・スキルを集める必要があるのです。
もちろん、テンションを上げれば上げるほど、購入や回復は難しくなります。なおかつ、テンションを上下させる「笑う」と「ひといき」の出現も、進行ボタンでランダムに表示されるため、うっかり死亡の可能性も大きくなります。
ここら辺の調整は、慣れるしかありません。この点、原作に忠実…と言えるのかな。
- (補足)
- 2012.02.19:リンク先を変更
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レビュワー [ fore ] ジャンル [ RPG ] 作者 [ 奥山キイチ さま ] 容量・圧縮形式 [ 23.7MB(MIDI版)又は103MB(MP3版)・ZIP ] 製作ツール [ RPGツクールXP ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 ハマリ度:10 グラフィック:9 サウンド:10
RPGツクールXP製。midi版とMP3版あり。アトラス「ペルソナ」シリーズの設定を借りた学園RPG。 レビュワーの私はペルソナシリーズをやったことがないのでどこまでがペルソナの設定なのかはわかりませんが、以下解説、感想です。
舞台は現代日本。とある町の高校に通う数人の高校生が、「ペルソナ」という能力を手に入れ、人間の深層心理の世界であるIDEAと呼ばれる空間を探索する。
メインキャラクターである彼らはオカルト研究部の部員として秘密裏に活動する。現実世界での彼らはペルソナ能力はなくごく普通の高校生である。
IDEAは現実世界とリンクしており、IDEAと現実をめぐる様々な事件に巻き込まれていくことになる。
このゲームの見所はストーリーとその中でのキャラクターの掛け合いである。 IDEAを通して彼らに迫る危機、それを乗り越えるべく自分たちが何をするべきか、悪戦苦闘する中で彼らは、IDEAとは何なのか、自分たちの生き方や思想、人類のあり方などなど様々なことを考えていく。 キャラクターたちがする議論は時に哲学的で難解だが、それについてはプレイヤーは自分と照らし合わせて考えるもよし、ついていけなくて適当に流し読みするもよし。 彼らはあくまで高校生であり、普通の高校生と同じように生活し、悩み、遊んで生きている。 そんな彼らの人間関係や交流がとても奥深くて面白い。 キャラクターのコミュニケーションは成長システムにも関係していて、これがこのゲームの大きな要素のひとつといえる。
IDEAでは通常のRPGのように戦闘がある。システムはフロントビューのアクティブタイムバトル(ゲージがたまると行動可能)で、コマンド入力中は時間が止まる。 敵は邪霊、鳥族などの系統があり、系統ごとに弱点が設定されている。敵がどの系統か、どの系統がどの属性に弱いか、ということが戦闘中に見ることができるのでわかりやすい。 また、後述のペルソナシステムにより、自分の属性耐性を変えることができる。すっきりしていつつも戦略性のあるバトルだといえるだろう。
このゲームの特徴である「ペルソナ」は、装備することでステータスをあげたり属性耐性を変化させられる装備品のようなものである。 イベントが進むとキャラごとに新しいペルソナを覚え、キャラは覚えたペルソナの中のひとつを装備する。ペルソナはメニュー画面でも戦闘でも変更可能。また、キャラの技は新しいペルソナを覚えることで習得する。新しいペルソナを覚える主な方法は、セーブポイントでの「回想」で、主人公が仲間の一人と交流を深めるイベントを起こすことである。 このイベント中の選択肢がよほど悪いものではなく、そしてレベルが規定レベルに達していればその仲間あるいは主人公が新しいペルソナを覚えるのである。 前述のようにイベントが見所のゲームで、イベントがキャラの成長に深くかかわっているというのは、とても引き込まれるシステムになっていて、そのためにペルソナというシステムを使っているのは実にうまいゲームの作り方だといわざるを得ない。
BGMはすべて自作(2曲だけ超有名音楽)で、ゲーム中の心象風景だとかキャラの心理とかとマッチしていて非常に好印象。 いわゆる普通のRPGとはまったく違う雰囲気をみごとに演出している。グラフィックは他サイトからの借用だが、ゲームの雰囲気とあっていて良い。
このゲームをやって一番心に残ったのは高校生である仲間キャラクターたちの交流。 みんな自分なりの生き方、性格、趣味、思想を持っていて、お互い気が合うということは少ないのだけれども、オカルト研究部での活動を通して、自分を受け入れてもらい、相手を受け入れるようになり、何か心の深いところで絆が生まれている。 全然違うタイプの人間同士でもお互い認め合っていけるという空気はとても居心地のいいもので、こういう絆は高校時代にしか、それもいいきっかけがないとできないもんだなあとレビュワーの私は自分の高校時代を振り返ったりしました。 こういう点でこのゲームはゲームを超えたものがあって、しかもこれはゲームでしか表現できないんじゃないかと思いました。
管理人コメント作者・奥山キイチ 氏は、あの哲学的RPG「夜明けの口笛吹き」の製作者でもあります。
前作「夜明けの口笛吹き」は、「自分の世界」を題材にしたダークな作品でしたが、今作「Persona - The Rapture」は、そこからもう一つ踏み込み、「自分と他人との絆」を題材にした作品になっています。
「選択肢を選んでイメージアップ→キャラ強化」と言うADVのような強化システム、弱点を突いてスタンさせる、などの各種システムや固有名詞は、原典である「女神異聞録ペルソナ」シリーズ、特に「ペルソナ3」の影響が見られます。
(最も、ストーリーの根幹や細かいシステムは大きく異なっていますが。)
そして、戦闘の難易度も原典「女神異聞録ペルソナ」に勝るとも劣りません。相手の特殊能力に合わせて、対抗属性を持ったペルソナを頻繁に変更することが重要になります。
- (補足)
- 2016.04.17:DL先を変更 (黒樹 知 さま、情報ありがとうございます。)
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レビュワー [ mahhyo ] ジャンル [ 中篇シリアスファンタジー(コメディー要素多々あり) ] 作者 [ TACK さま ] 容量・圧縮形式 [ 35.4MB・自己解凍EXE ] 製作ツール [ RPGツクール2003 ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 ハマリ度:10 グラフィック:7 サウンド:8
己のためでなく愛の為に戦う世紀ま……B.B.ライダー参上!
一言で言えば人間味、人情がにじみ出ている作品。
良くレビューされている「前半コメディー、後半シリアス」とはこのことかといってしまう衝撃のラストがいいです。前半のコメディーは正直合う人と合わない人がいると思う。
そこらへんはまあ、勝手に。
ただ、このコメディーはキャラクター一体一体に作りこみができてないと出来ない技、なかなかクオリティーはいいんじゃないでしょうか。
後半のシリアスは前半やってきたら誰もが感情移入、必ずあなたの心に深い傷が。
先ほど言った通り、キャラクター全てに味ができている仕組みとなっているので、するすると親しみを感じてしまう。
泣きたいひとも笑いたい人もコレをやるべき
ニトスの決断は正しかったのか
それは私にも分からない
ただ、最終的に彼の結論はたどり着くものなのかもしれない
因果だな~
マギスーーーーン!!!
管理人コメント私の言いたい事は、先の御三方のレビューのときに言い尽くしてしまったので、ここでは追加いたしません。
イチオシレビューの機会には、しっかりとストーリーを堪能した上で、私なりの解釈を語っていきたいと思います。
そのときまで、しばしお待ちを…。
- (補足)
- 2008.08.08:イチオシレビューはこちら。
- 2016.04.17:DL先をVectorに変更 (黒樹 知 さま、情報ありがとうございます。)
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レビュワー [ K’(カズ・ダッシュ) ] ジャンル [ ギャグ+感動のRPG ] 作者 [ TACK さま ] 容量・圧縮形式 [ 35.4MB・自己解凍EXE ] 製作ツール [ RPGツクール2003 ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 ハマリ度:9 グラフィック:10 サウンド:10
この作品も何故イチオシに出ないのか不思議で……(笑)
もう語り尽くされた気もしないでもない……そんな今作(しかもサードレビュー)。
ゲーム開始後、いきなりの主題歌に度肝を抜かされる。これ、マジでフリーですか?
何か気合の入り方が凄まじすぎる。本当に。
で、中身は前半ギャグ・後半シリアスをなるべく崩さないように作られており、
まるで30分のテレビアニメを見てるような感覚である(12話だし)。
難易度の絶妙さもまた素晴らしい。各章ごとに追加されるダンジョンをとりあえずクリアすれば
殆どのボス戦で無理なく勝てる(まぁ、アイテムを得る為に少々稼ぎをする必要もあるが)。
サブイベントは殆どギャグ一辺倒で、ツボに嵌ればかなり笑える出来。
ただ……この作品の根底に眠るストーリーは非常に重い。
『英雄と呼ばれながらも、守るべき人を守れなかった男』を描く作者のストーリーテリングは絶妙。
暗躍する組織、主人公・ニトスの過去、そしてストーリー前半に出た『あの男』の正体……
最終的に彼は、愛しい人を守る為に究極とも言える選択を取る。
英雄とは『勇敢に戦う人物』ではない。『守りたい人の為に、自らすらも犠牲にできる人物』である。
もしかして……作者が描いた英雄像は、こうなのかもしれない。
と、ほぼ完璧に見える作品だが、挙動が怪しい事で知られるツクール2003製であり、
何かやたらと重くなるエリアがあったりする……のは私だけ?
あとは、『ばとね!Plus』と同じく若干やり込み要素に欠ける。
まぁ、高望みといえばそれまでなんだが……。
ともかく、超名作と言っても過言では無い。万策を尽くしてでもDLする価値がこの作品には絶対あるはず。
*補足
・30分のテレビアニメを見てるような感覚である(12話だし)
ちなみに12~13話というのは業界では『1クール(=3ヶ月)』とされる。
基本的に余程の長寿作品(『ドラえもん』とか『サザエさん』とか)では無い限り、
4クール(48~50話)で一度終わる事が多い。
中にはガイナックスの『天元突破グレンラガン』のように2クールで終わる作品もあれば、
深夜のPCゲーム系アニメのような作品は1クールで終わる事が多かったりする。
……まぁ、『プリキュア』とか『ケロロ軍曹』とかは大体50話(約4クール=1年)で一旦区切っている事が多い。
(前者はキャラクターや設定を変更したりする事が多く、後者はそのまま『~stシーズン』とかで進む事が多い)
・少々稼ぎをする必要
これも欠点かもしれない。要は稼ぎが面倒である事。
一回の戦闘で得られる『SP(アイテムと交換するポイント)』が1しかない為、
アイテムを充実させてボス戦に挑もうとするとやたらと稼がないとならなくなるのが惜しい。
しかも戦闘は実はかなりシビアに出来ており、下手すると雑魚にすら殺される可能性も……。
もうすこしスイスイと快適にプレイできるようになれば……。
・英雄と呼ばれながらも、守るべき人を守れなかった男
これは後半のストーリーで発覚する。
ニトスを呼び出した少女・ロウリィの秘密や当初のラスボス格・シルバの関係も後で判明する。
……というか誰もあの冒頭の教会のシーンがアレ(検閲w)に関わるなんざ予想できなかったなぁ……。
・ツクール2003製
一部のエリアなどでかなり極端に重くなる。砂漠とか。
ちなみに『フェイレンシリーズ』や『ばとね!』の木下英一さまがあまりの出来にたわごと(日記)でネタにしていた事もある。
実際に『アナザーせかんど』があのような作品になったのは、2003系のあまりの出来に絶望したから……らしい。
(実際、2003系で同氏が作った作品は2000系よりかなり少ない)
・高望み
これ以上求めるのはある意味贅沢である事は重々承知なんだけどね……。
あと、セーブデータ数が少ないとか……って、これはシステム上無理なんだが(汗)。
管理人コメントいや、イチオシにできなかった理由は、DLできない時期があったためであり、再公開がなされた今現在、イチオシにすることに何の問題も不満もありません。私も、それだけ感じる傑作なのです。
怒涛のギャグシナリオ、そしてシリアスな複線の数々もさることながら、萌え方面の作りも中々見逃せません。
最も、これは「萌え」と言うより、キャラ作りの巧さと言った方が良いかもしれません。野郎キャラであるニトスやカロスの発言の中にも、捉えようによっては「萌え」に分類されるセリフが散見されますし。
- (補足)
- 2008.08.08:イチオシレビューはこちら。
- 2016.04.17:DL先をVectorに変更 (黒樹 知 さま、情報ありがとうございます。)
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レビュワー [ 銃鹿 ] ジャンル [ 自分探しのために旅立つRPG ] 作者 [ hat さま ] 容量・圧縮形式 [ 57.1MB・自己解凍EXE ] 製作ツール [ RPGツクールXP ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 ハマリ度:7 グラフィック:8 サウンド:9
笑いと真面目のコントラスト!
今回紹介するのは世界に届かぬ願い事
この作品の最大の特徴は「マテリアル」システムと
「モードチェンジ」システムです
マテリアルシステムはスキルを入れ替えれるとても悩むシステムです
モードチェンジシステムは使えるスキルが入れ替わります
・・・え?スキルてなに?だって?
そう!これは通常攻撃のコマンドが無く
全部スキルから攻撃などをするのです
まあ魔壊屋姉妹。と違いSPが回復するので
難易度はこっちのほうが下ですが
尚前後にADVがあるのでそれをやるのがお勧めです
まあ私はその存在を知らなかったのですが
いけますよ
PS
ネタが無いorz
管理人コメントこの「せかねが」は、普通にクリアするなら難易度は低めですが、やり込みを目指すとなると、少々難易度は高くなります。
戦闘を少ないターンでクリアすると「Speedy!」と言うボーナスが付きます。これは、章クリアごとに獲得できるアイテムに大きく関わってきます。
戦闘を手早く済ませるためには、敵キャラの弱点属性を知り、それに合わせたマテリアル装備が肝心です。ちなみに弱点属性による攻撃は、ダメージが赤文字で表示されます。弱点属性は、敵キャラの姿形に応じて大体決まっているため、いったん知識を仕入れておけば、後々にも役に立ちます。
もちろん、バトルだけではなく、ストーリーもシリアスとギャグのバランスが取れた秀逸な物です。ミレス(姫)とウィル(石)のボケっぷりに翻弄されるエイジ君(主人公)の姿を見ることでも、楽しめる作品です。
- (補足)
- 2011.03.13:DL先を変更。(DECOすけ野郎 さま、情報ありがとうございます。)
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レビュワー [ 柳城 ] ジャンル [ 歩数系ダークRPG ] 作者 [ Subrina さま ] 容量・圧縮形式 [ 2.11MB・自己解凍EXE ] 製作ツール [ RPGツクール2000 ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 ハマリ度:7 グラフィック:8 サウンド:9
失語症の少女ダリヤと退廃的ダークワールドと・・・
なんといっても雰囲気が徹底しています。
どこまでもダークワールド、演出はどこまでも暗く希望を感じさせません。
登場人物の難しい話はこの際適当に聞き流して、この世界にどっぷり浸かりましょう。
幸せとは何でしょう、なんて甘っちょろい話はありません。
生きるも地獄、死ぬも地獄、さすればこの世の本質は苦しむことなのかもしれません。
何もこのゲーム上で阿鼻叫喚の地獄絵図が繰り広げられているわけではありません。
ですが、人物の台詞の中に、ダリヤの行動の中には、一筋の光明すらありません。
雰囲気の話ばかりでもレビューになりませんので、ゲームの本質にも触れたいと思います。
歩数系でパラメータ振り分け型のRPGです。
HPは固定で、斬撃攻撃力・銃撃攻撃力・敏捷性・防御力を任意で成長させていきます。
威力はあるけど弾数制限のある銃タイプか、堅実な剣タイプの二択です。両方欲張ると死ねます。
個人的に、弾は回復薬との交換材料になるので剣タイプがおすすめですが。
戦闘については特筆することはありません。世界観にあったグロい敵が出ます。
基本的なシステムに関しては割りと普通といえるのではないでしょうか。
しかしこのゲーム、殺意システムなる隠しシステムがあります。
プレイしていれば確実に発動するので隠しでもなんでもないのですが、付属の説明書には何も書いてません。
ここで書くのも野暮な話になりますんで、プレイして体験してください。
『ダリヤ』を象徴するきわめて重要な演出を目の当たりにするかと思います。
さあ、クリスマスやらなにやらでハッピーになったときにレッツプレイ!
ダリヤと共にダークワールドを渡り歩いてください!
管理人コメント「日(略)道」シリーズという、別の意味でカオスな作品の方が有名になってしまったSubrinaさまですが、本来は、この「ダリヤ」のようなダークなストーリーを得意とする作者です。
いざと言うときの回復薬がごく少数&運任せと言う点では高難度ですが、ステータス成長をしっかりとすれば、何とかクリアできる程の絶妙な難易度設定になっています。
ちなみに、Fencing-skill(斬撃攻撃力)・Shooting-skill(銃撃攻撃力)以上に重要なパラメータは、実はLocomotion(敏捷性)です。
いかに剣や銃の腕を鍛えても、当たらなければどうということはありません。つーか、即死ねます。最初のステータス設定は、Locomotionを重点的に、Buffer(防御力)をそこそこ、Fencing-skillとShooting-skillの内、片方は少々、片方は0にしておくのがオススメです。
ちなみに、私も柳城さまと同じく剣派です。銃撃は威力が大きめとはいえ、もとの値が低ければ、やはりダメージはそこそこなので。ここら辺、もう少し銃のアドバンテージが欲しかったですね。
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レビュワー [ ヘルドラゴン ] ジャンル [ ギャグ+感動のRPG ] 作者 [ TACK さま ] 容量・圧縮形式 [ 35.4MB・自己解凍EXE ] 製作ツール [ RPGツクール2003 ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 ハマリ度:10 グラフィック:9 サウンド:8
ギャグ有り、感動有り、ドラマ有り!
シルフェイド見聞録並にオモシレェ!
管理人コメント「B.B.ライダー」は、ストーリー・ヤリコミ要素全てに手の込んだ傑作であるため、DL不可となった事を私も悲しく思っていました。
しかし、現在は、「無料ゲーム倉庫」管理人様のご好意にて、DLが可能となりました。
作者と連絡が付かないため、改めてイチオシに上げる事はできませんが、私からも言っておきます。
損はさせない。やれ。(命令形)
- (補足)
- 2008.08.08:イチオシレビューはこちら。
- 2016.04.17:DL先をVectorに変更 (黒樹 知 さま、情報ありがとうございます。)
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レビュワー [ とびおう ] ジャンル [ シンプルで楽しいRPG ] 作者 [ てつ さま ] 容量・圧縮形式 [ 171MB・ZIP ] 製作ツール [ RPGツクールXP ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 ハマリ度:10 グラフィック:10 サウンド:10
マゾにならなきゃやってられねえ。
・戦闘
とにかく最初からクライマックス、やたら死ぬ。死にまくる。
囲まれて弄り殺されるならまだしも、ネズミ一匹にやられた日にゃあくやしいことこの上ない。
特にガラスの瓶をもってない序盤は危険。
でもその分、強くなった後半に、大量の敵を一掃する快感は凄まじい。
この達成感と快感は癖になる。
・敵
基本的にこのゲームでは、金を得るには魔物を倒すしかない。
敵が落としていったアイテムや体の一部を、売って売って売りまくる。
でも調子に乗って一度に大量の敵と戦うと自分が食い物にされる。
あとネーミングがすごい。必見。
・キャラクター
ヒマリかっこかわいい。
ルドルフ良い子。
ナナかわいい。
ヒクグモさん渋い。
びっくりした。
ボス戦で入るそれぞれのカットインが非常にかっこいい。
・シナリオ
絶妙。
一つの謎を解決しても、それがまた次の謎を呼ぶ謎スパイラルに俺が泣けた。
情報はすばらしく小出しにされるので、判らない部分は脳内で補完するしかないんだが、
これまた焦れる焦れる。
こーゆー、プレイヤーを物語に引き込む力はてつさんゲームの最大の魅力だと思う。
とりあえずレベルは上げるべき……多分。
管理人コメント「魔王物語物語」の素晴らしさは、短期間に2つもレビューが来た所、他のツクラーの皆様もハマっている所…などなどを見ても明らかです。
私自身も、大いにハマっている作品です。バージョンアップが落ち着いたら、改めてイチオシで取り上げてみたいとも考えています。
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レビュワー [ 狂暇 ] ジャンル [ 王国探索シミュレーションRPG ] 作者 [ 泉 和良 さま ] 容量・圧縮形式 [ 11MB・LZH ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 滅亡の危機に瀕した王国を復興させ、果ては星間戦争にまで乗り出す
王国探索シミュレーションRPGです。
基本的には、探索→戦闘を繰り返し必要な物資を入手して、
王国の発展を目指すのですが・・・。
戦闘から逃げるコマンドがないのに強敵出現、やられる、
内政値が下がる、国は滅亡への道を辿る、のパターンから逃れられません。
他にも流石は滅亡寸前の王国というべきか、とにかく災害が頻発します。
数年もプレイすれば名声は地に落ち、治安は最悪、人口は0、本当に国は滅亡寸前です。
もう絶望的ですが、このゲームでは王の命が尽きない限りゲームオーバーにはなりません。
王が生きている限り、王国の復興は可能なのです。
とにかく力をつけて死なないようにし、工業の最大値をあげて富国強兵を掲げていれば
いずれは星域の覇者となることができるでしょう。
普通のシミュレーションでは一旦地に落ちると、どうしようもなくなるものですが
このゲームでは王さえ生きていれば、例えどんなに地を這おうとも復興できる、
フリーゲームを数多く作ってきたアンディー・メンテならではのゲームバランスでしょう。
管理人コメントアンディー・メンテお得意の、「すすむ・もどる」方式のRPGシーンと、育成要素が上手くまとまった作品です。
基本は、RPGシーンで素材を集める→「開発」でアイテムおよびステータス強化→金が集まったら商業・農業・工業を発展…と言う流れを繰り返す、単純明快なものです。
ただし、主人公には「寿命」なる物が設定されています。これが尽きない限り、ゲームオーバーにはなりませんが、反面、これが尽きると即ゲームオーバーと言うご無体なシステムです。
ただし、この寿命は、HP, MPと同様、アイテムで回復が可能です。最も、そのアイテムは、RPGシーンでランダムに手に入れるか、開発する(もちろん、素材はRPGシーンでランダムに)しかありません。やはり、アンディー・メンテ作品に一番必要なのは運なのかもしれません。
- (補足)
- 2012.02.19:リンク先を変更