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ジャリネスハート | Party Hard | NANACA†CRASH!! | ドミニクの手紙 | Realistic Summer Sports Simulator |
TREE OF KNOWLEDGE -知恵の樹- |
COSMOSカードゲーム | 納豆 | ハヤオキマスター | SG箱庭鉄道 |
レビュワー [ シュン ] ジャンル [ カスタムコンボカードバトル&孤独な少女の成長の物語 ] 作者 [ Savedtekty さま ] 容量・圧縮形式 [ 388MB・ZIP ] 制作ツール [ RPGツクール2000 ] 言語 [ 日本語 ] ダウンロード 狭い世界に囚われた孤独な少女。しかし彼女は一人では無かったのです。
いわゆるカードゲームなのですが、ADVパートの部分もかなり綿密に作られているのが伝わってきます。
どちらかと言うとADVパートの方が印象に残るかもしれません。カードゲームなのに・・・。
とりあえずルールも話も実際にプレイすれば理解出来ると思いますのでまずはレッツプレイ!
同作者のRPG作品に登場したキャラやモンスターが登場するのもチェックです。
エンタ(園川多恵子)は賢者の娘と言われながら才能を開花できず、完全に引きこもりで堕落した日々を過ごしていました。
そんな時に彼女が出会ったカードゲーム「ジャリネスハート」。そこから彼女の世界は大きく変わることになります。
彼女はまだ知りません。「賢者」の本当の意味も、孤独と思っていたこの世界の意味も。
色んな人物との出会いと様々な出来事の遭遇。それは孤独だと思っていた少女が生きる意味を知る物語・・・。
このゲームはカードバトルとADVパートの2つに分かれています。まずはカードバトルから。基本的なことをここでは紹介します。
5体以下のモンスターと30枚の魔法カードでデッキを組みます。魔法カードも4種類あり、アウト、イン、フィールド、セイクリッドがあります。
制限は属性(光、闇、水、火、無)は無属性以外で2属性まで、N(ノーマル)M(ミドル)R(レア)は3枚まで、LR(レジェンドレア)はカードは2枚まで、モンスターは1枚まで、
セイクリッドは2種類まで(セイクリッドは全てLR、つまり最大4枚まで)。デッキ編集でこの制限を破っていると警告され、デッキ編集を完了できません。
カードバトルの詳しい説明はゲーム内のチュートリアルや説明書で大体分かりますが、ちょっと複雑です。
元々ダメージはばらつきがあり、攻撃するモンスターによっても攻撃回数などに違いがあります。ただダメージと言っても直撃、掠り、回避というパターンも。
攻撃属性が物理と魔法に分かれており、それにより直撃発生率や回避率などに変化があります。ちなみに、後述する能力でのダメージは全て魔法属性です。
魔法カードについてですが、インスペルは自分のターンにしか唱えられないのに対し、アウトスペルは自分のターン以外にも相手のターンにも唱えられます。
フィールドは一度使えば次のフィールドが出るか破壊されるまで効果が続き、セイクリッドは使えば破壊されるまで常に効果を発動できます。
プレイヤーは攻撃、能力、防御、チャージが行えます。モンスターも攻撃や能力を使うことが出来ます。中には攻撃出来ずブロック専用となるのモンスターも。
モンスターが攻撃やブロックするには行動コストが蓄積マナの数と同じ数必要ですが、能力はコストが足りていれば使えます。
プレイヤーは蓄積マナが無ければ攻撃してもダメージを与えられず、ダメージも蓄積マナの数に依存します。
このくらいでしょうか。実際はここでは語ってないこと、語れないこともありますが・・・実際やってみるのが早いでしょう。試行錯誤するのがこのゲームの特質です。
次にADVパート。特定の場所に行ったり会話をしたりして話を進めます。カードバトルやショップ、探索、ミニゲーム、掲示板などもあり。
途中発生するトークバトルについて。選択肢と幾つかのミニゲームで構成されており、選択肢を間違えたりミニゲームに失敗すると、ミスカウントが増えたりやり直しになります。ミスが少ないほど良いプレゼントが貰えますが、状況によってはミスが多過ぎるとゲームオーバーなんて事も。
トークバトルの成果や道中の選択肢などで特定の敵が変わる可能性も・・・?
カードはショップでブースターパックを購入することで手に入れます。
探索は主にいらないカードをポイントに変え、運が良ければカードも貰えるというものですが、時には新たなLRの入手に使ったり、職業の昇格に使ったりすることも。
ミニゲームは話を進めると増えていき、最終的には4種類に。ノルマ達成でポイントやカードを貰えます。話の進行に影響はありませんが、気が向いたらやってみるのも良いです。
掲示板は特定のLRの入手情報が掲載されています。単にどこで出るかの情報だけではなく、トレードを持ちかけられるなどその条件も様々。
このLRは一度出れば対応するパックで引き当てられるようになります。
エリアボーナス、戦闘BGMの変更など、他にも出来ることはありますがまあこのくらいで。
ここで色々攻略法や注意点を。しかし実際にやってみるのが一番手っ取り早く理解出来ますが・・・。
- パックを買う時はまずモンスターを引き当てることを目標に、そうでないとバトルで無駄に時間がかかることになる
- カードバトルにて特定のカードを使用するなどの条件を満たすと勝利時ボーナスが手に入る。
簡単な物から言われても分からない物まで様々。攻撃回数やターン数関連の物が比較的取りやすい
ポイントを早く手に入れたいのなら速攻デッキが望ましい、クラヴァル族を使った速攻デッキがオススメ- 敵にもよるが、相殺系のカードはコストの安い魔法や能力にも使ってくるので上手く利用する
- 戦闘時「WARNING」の文字が出るカードバトルは負けるとゲームオーバーになるので注意
- トークバトル、エリアボーナス(特定の場所で調べると手に入るボーナス)、選択肢の成果によって特定の敵が変化する
具体的にはトークバトルで良い結果を残さず、エリアボーナスも手に入れないようにすれば良い、ラスボスは最終話のタイトルで判断出来る
この作品の話ですが、簡単に言うと「狭い世界と価値観に囚われた主人公の成長の話」でしょうか。
1つのカードゲームの出会いは偶然だったのでしょうか。いや、必然だったのかもしれません。
楽しいこともありますが、もちろん辛い出来事もありますし、主人公が挫折しかけるなんてことも。むしろ(プレイヤーの)心が折れる展開が多いような・・・。
特にそれが顕著なのが5話終盤~6話辺り。もちろんこれも主人公の成長に必須な出来事です。必ずしも良い事ばかりでは無いのですね・・・。
「この程度の事で心が折れるようでは話にならない」と言いたそうな・・・そんな感じがします。
また、エンタの奇妙な習性(特定の時間になると眠ってしまう、など)も話に関わってきます。意外なことが話を結び付けているのです。
カードゲームよりもこのような現実的なストーリ展開に心を奪われてしまいます。
・・・というよりこの作品はADVパートの方がメインなのではないかと思います。カードゲームとしてはちょっとどうかとも思いますが。
もちろんカードゲームの方もバランスを考えて作られており、一見使えないカードもコンボで力を発揮するものだったり、意外な使い方をする物もあります。
ちなみに、ラスボスを倒してもまだ話は続き、その後に出てくる真のラスボスを倒せば晴れて話は完結します。真ラスボスへの道は「強敵の撃破」です。
貴方はこの話に隠されたとある「謎」を解き明かせるでしょうか?
管理人コメント本作のカードシステムは、色々複雑です。召喚モンスターがプレイヤーの盾と剣となって戦うシステム…まで噛み砕いて、やっと他のファンタジーカードゲームに近づくレベルです。
普通のカードゲームでは、モンスターは多数デッキに入れられる分、使い捨てが基本。しかし、本作のモンスターは、シュン氏も「まずモンスターを引き当てることを目標に」と言うほど貴重なもの。手に入る分量が圧倒的に少なくなっています。
最初のチュートリアル戦ではモンスターは1体しかなく、まず敗北は必至。その次の戦闘前に(直前のADVパートで余程のヘマをしない限り)手に入る2体目のモンスターは、プレイヤーターン時に攻撃命令を出せない、かなり変則的な代物。使い勝手が悪いとは言え、「使い方」さえ知れば、どれも強力なカードです。
ADVパートにおけるエンタの成長と共に、プレイヤー自身も成長できるカードゲームです。
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レビュワー [ DECOすけ野郎 ] ジャンル [ 死ぬほどハードなパーティーゲーム ] 作者 [ Pinokl Games さま ] 容量・圧縮形式 [ DL不要・FLASH ] 言語 [ 英語 ] 配布元 そして謎だけが残った
本日もイカれたゲームを紹介していくぜー!
今回はこちら!いろいろゲームをやっていると、合わないやつもあったり、何でこれを世に出そうと思ったのか、というものがある。
ほとんどはボツにしているけれども、今回ばかりはいろいろとネタになりそうだったので書くことにした。このParty Hardはパーティーの参加者を一人一人殺していくという、物騒なゲームだ。
欧米人の発想は、あまりにも馬鹿げていて理解不能すぎると思う時があるだろう。
それがこれだ。操作は簡単。スペースでナイフを使う、十字キーで移動。
Eで特殊攻撃が出来る。殺しの現場を他の人に見つかると通報され、即サツが来るわけだ。逮捕されるとゲームオーバー。しかし、他の場所に隠れたり、一定期間逃げていればサツは勝手に他の人を逮捕するという暴挙に出る。
おいおい、これじゃあサツじゃなくてガサツじゃねえか。
人が死んでいるのにそのままパーティーを続行している参加者も、製作者(ちなみに、ロシア製)も、全員どうかしているよ!ちなみに、挙動がたまにおかしくなったりする(ベッド近くで人が死んだはずなのにずっと足が動いていた、原因は不明)のはまだベータ版だから、ということらしい。
下調べでYouTubeでこれを実況している人の動画を見てきたけれども、みんな嬉々としてやっていたし、このゲームの制作スタジオも楽しそうに宣伝をしていたから「何がマトモなのか」「何が普通なのか」という感覚が麻痺して、分からなくなってくるな!
しかし、何故これを作ろうと思ったのか…。
管理人コメントおそらく、ベースとなっているのは、かの(ごく一部での)人気ゲーム「Hotline Miami」と思われます。しかし、本作では、殺人手段は小さなナイフ固定、現場を見られても即反撃ではなく、「警察への通報」と言う一呼吸置いたカウンター…などなど、数々の差別化が図られています。
警察が超強力なだけに、ステルスの重要度は「Hotline Miami」よりも高めです。固定の一画面の中には、トイレなど隠れやすい場所はいくらでもあります。獲物が孤立化するまで辛抱強く待つと言う、ジェノサイドゲームらしからぬ、我慢を強いられるプレイになるでしょう。
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レビュワー [ Ironnitride ] ジャンル [ ふっとばしゲーム ] 作者 [ 鳴宮タカヒロ さま ] 容量・圧縮形式 [ DL不要・FLASH ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 うおりゃぁ! パワー100%!! 射出角0!!! でも10mでいきなり止められたぁ!
かなり以前からWeb公開をされていた同人Flashゲームですが、いつの間にやら元ネタ製作元、株式会社ウィルプラスより、CROSS†CHANNEL公式Flashゲームに認定されていた&スマホ版も出たので投稿します。
このゲームはスタート位置で突っ立っている男子(太一とかいう名前らしいが、このゲームにキャラ名なぞ無要)をぶっ飛ばし、完全に失速するか、緑枠の眼鏡っ娘に衝突するまでにどこまで飛ばせるかを競うゲームです。
キモになるのは10メートルおきに存在する男女で、彼らに衝突するたびに各キャラに応じた特殊効果が発揮されます。
詳しくはゲームのHOW TO PLAYに譲るとして、ぶっ飛ばした後はプレイヤーがコントロールできるのはごく狭~い高度に居る間のARIAL か、SPECIAL発動のクリックのみ。
そのシンプルさゆえに今度こそは○kmを超えるぞ! とリトライを繰り返すことは必定。
とりあえず、茶色枠の野郎がきわめて邪魔。あと、緑枠の眼鏡っ娘、あんたどれだけ踏ん張っとるんですか。余談
筆者がやったアホプレイ:
射出角90度で垂直打ち上げ・・・飛距離0
管理人コメント本作のキモおよび「プレイヤーをハマらせる要因」となるのは、10メートルおきに存在するお助けキャラが一定確率で出す「SPECIAL」の存在です。
特に、メガネっこのSPECIALは群を抜いて効果が高く、普段の「触れたら一発GAME OVER」な効果もあいまって、ハイリスクハイリターンなキャラになっています。
ちなみに、現在(2014.07)のスマホ版はキャラクター全員がサマーウェア姿になっている特別バージョンです。こちらも完全無料でプレイできるため、合わせてどうぞ。
(iOS, Android)
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レビュワー [ 餅 ] ジャンル [ ノイズ ] 作者 [ 14* さま ] 容量・圧縮形式 [ 191KB・ZIP ] 製作ツール [ RPGツクール2000 ] 言語 [ 日本語 ] 備考 [ 動画配信・投稿は禁止 ] 配布元 本作はVIPRPGの祭りに投稿された、実に特殊な作品です。
まず、前提としてRPGツクールのRTPについて……RPGツクールにはRTPという、最初から用意された様々な素材があります。
ほぼ全てのRPGツクール製作品において何かしら使われている便利な素材ですが、その汎用性故、一般的にはRTP素材だけで独創的な世界を作り上げることは難しいとされています。しかしながら、本作はシステムグラフィック以外の全ての画像素材をRTPのみに限って作成された作品です。
そして、その作中描写は到底RTP素材のみであるとは思えないほど独創的なものとなっています。
ゲームとしては主人公(?)の羊が不思議な表現で盛り込まれた世界を次々と巡るものであり、ゲーム性やストーリー性はそこまで大きくありません。
(意味深な演出が度々あることからストーリー設定はあるかもしれませんが、明確に示されません)ゲームというよりは、RTP素材の可能性を追求したアートの様な作品です。
RTP素材を見慣れたツクラーの方なら、尚更その演出の巧みさに驚くことでしょう。
管理人コメントRPGツクールには、サウンドの再生スピードを変える機能があります。これを使いこなすと、ただの猫や馬の鳴き声が恐ろしげな魔物の呻き声に変わったりと、一つの素材で様々な使い方ができるのです。
本作は、そういったサウンドやグラフィックの変化機能を、丁寧に演出に盛り込んだ作品です。音に合わせて表示の変わるイベント、何かを起こすたびに入れ替わるマップなど、RTPのみの素材でのめりこむような演出になっているのです。
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【 Realistic Summer Sports Simulator 】
レビュワー [ DECOすけ野郎 ] ジャンル [ 超人ウルトラオリンピック ] 作者 [ Justin Smith さま ] 容量・圧縮形式 [ 7.8MB・ZIP ] 言語 [ 英語 ] 備考 [ Windows版は「Free for Windows PC!」のリンクから ] 配布元 笑いながら楽しみましょう
さて、五輪の時期も近づいてきたので、それらしいゲームでもとりあえず紹介しておきましょうか。
こういうのは、時期を逃すといつ紹介できるかわからないものなので。公式サイトに上がっている紹介PVの時点で「どこがRealisticなんだ」と思うかもしれませんが、このゲームにはそういう要素はあまりなく、どちらかというと「これはひどい!ありえん!」という感じの笑えるゲームとなっています。
種目は全部で15種類。操作は基本的にマウスのみ。しくじったら即失格になる競技もあれば、そうでないものもあります。
- ・100メートル走
- 空を飛んだり、倒れたまま宙に浮いたりと意味不明なことになったりします。まだマシな方です。
- ・ハンマー投げ
- 数少ないまともに記録を出せるゲーム。ぐわんぐわんと回しながらハンマーを投げましょう。
勢いをつけすぎると、選手がどこかに飛んでいってしまうので注意しましょう。- ・アーチェリー
- 矢を的に当てればいいらしいそうです。らしい、というのは数回やって当てたことが一度も無いからです・・・。
- ・カヌー
- 無理ゲー。選手が後ろに吹っ飛び、全く進めないまま終了します。
- ・水泳
- 浮力とかそういうのは関係なしに、宙を舞ったりします。
- ・重量挙げ
- 無理ゲーその2。ダンベルを持ち上げて選手の方に持っていくのですが、絶妙な操作感が問われます。
- ・カヤック
- ボートを操作し、順番に柵に入れていきましょう。かなり難しいですが。
- ・走り高跳び
- 跳びます。勢いをつけすぎると失格になります。
- ・棒高跳び
- 無理ゲーその3。棒の操作がかなり難しいので、難易度は走り高跳び以上に難しいです。
- ・自転車レース
- 勢いさえつけすぎなければ、とりあえずゴールすることはできます。つけすぎると、自転車ごと選手がどっかに飛んでいきます。
- ・つり輪
- 採点基準が不明なので、適当に動かしましょう。パワーメーターが少なくなったら、うまく落下しましょう。
(あとは、なんかそれなりにあります)とまあ、いろいろあります。基本的には、プレイヤー含む4チームでメダルの数を競う感じになっていて、開会式があったり(聖火リレーの走者をふっ飛ばしたり。遊んだりできる)、練習モード(全競技の練習がこっそりできる)、架空の国で参加(ランダムに、国名や国旗がミックスされて面白いことになる)できたり、それなりにおもしろ要素が入ったりしています。
管理人コメントこのゲームは、全てマウスで選手を「引っ張る」ことによって操作します。スマートフォンにも移植されており、そっちでは指で選手を引っ張って操作します。
その物理演算はしっかり考えられていますが、それ故の違和感は、かつて一世を風靡した「QWOP」並。まずマトモには操作できません。
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レビュワー [ DECOすけ野郎 ] ジャンル [ PC98エロゲートリビュートアルバム ] 作者 [ yoguhrt box(Ken Snyderさま、Steven Velmaさま) ] 容量・圧縮形式 [ ストリーミング ] 言語 [ 英語 ] 備考 [ 視聴は無料、全曲ダウンロードは米$10 ] 配布元 幻のゲームが、時を超えて蘇る!
1997年。とあるゲーム会社が、PC-98用のゲームの制作を中止しました。
そのゲームは、存在を知られることなく、静かに消えていったはずでした。
2011年、急遽バックアップのデータが見つかり、世に出ることとなりました。
それが、この「TREE OF KNOWLEDGE-知恵の樹-」です。実際には、PC-98の音楽(elf社の「YU-NO」)に感銘を受けたKen Snyder氏とSteven Velma氏が、「海外では、このような素晴らしい音楽が注目されていない、じゃあアルバムをつくろう」ということで、作られたトリビュートアルバムです。全曲視聴可能です。
というわけで、残念ながらゲームではありません。一応、ゲームっぽい画面にはなっていますが、ストーリーも特にあるわけではなく、軽い人物紹介があるのみになっています。千枝は主人公の幼馴染。色々各地を旅に歩きまわるのが好き、らしい。
旅に出て、写真を撮ることが好きで、主人公にもよく見せたりしている。
しかし、千枝の本当の正体は知恵の木の精霊だった。人間になって、人並みな生活をしたかっただけだった。
・・・しかし。その「知恵の樹」は再開発により切り倒されようとして、日々千枝の力は弱まっていった。みたいなストーリーを考えながら聴くと、より一層没頭出来るかもしれません。
管理人コメント1997年という(PCゲームの中では)古い歴史を持つ、お蔵入り作品、その上楽曲のみというレビューを送ったDECOすけ野郎氏、よほどこのゲームに思い入れがあったのでしょうか。
1997年当時はPCゲームについての知識はほとんどなかった私にとっては、名前すら聞いたことが無いこの作品のBGMだけ聞いても、「ああ、なんかレトロだなぁ」以上の感想が思い浮かびません。
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レビュワー [ シュン ] ジャンル [ カードゲームアドベンチャー ] 作者 [ 佑り さま ] 容量・圧縮形式 [ 77.0MB・ZIP ] 制作ツール [ WOLF RPGエディター ] 言語 [ 日本語 ] ダウンロード ただのカードゲームではありません
今更という感じもしますが、第四回 WOLF RPGエディターコンテスト投稿作品を紹介します。
総合1位は悠遠物語、2位は暗闇の迷宮、そして3位はこの作品です。
カードバトルで勝ってPITを手に入れ、5枚入りのカードパックを買ってカードを集めるカードゲームです。
そのカードバトルが中々に面白いシステムとなっています。
太陽系を元にした10種類の属性カードとエフェクト、フォロー、プレートカードの中から50~60枚でデッキを構成します。
リング状に配置されたフィールドにモンスターカードを配置し、各種カードや行動(攻撃、移動、効果)を駆使して、敵のCS(コマンダーソウル)を0にするか、敵の山札からカードを引けなくしたら勝ちになるルールです。
リング・・・ということは回転する事が特徴で、いかに相手の攻撃を回避しつつ自分の攻撃を的確に当てられるかがポイントになります。
また、敵を倒した時、敵を倒したモンスターのレベルの数だけCSを削れるのが特徴で、いかに高レベルのモンスターで敵を倒せるかもポイントです。
レベル2以上のモンスターはトランスタイムという数値と同じかそれ以上のモンスターカードの上にしか乗せられません。
トランスタイムは基本1ターンに1しか上昇しないので、高レベルモンスターの効率良い召喚にはカードの効果を使って工夫が必要です。
他にも色々なルールやデッキの条件があるので、ゲーム内のルールブックで確認してみましょう。実践を積むのも良い経験です。
この作品に出てくるキャラたち。その個性はある意味カードバトルより印象に残るかも・・・。ここではその一部を紹介します。
モロハ・・・人気投票でもダントツ1位(2位に60票近くの差)のキャラで、「もう1人の主人公」と言っても過言ではありません。
最初の内は心を閉ざし、他人ともろくに会話できず1人ぼっちだったのですが、主人公とバトルを通じて触れ合う内に、心を開いて成長していく姿が見られます。
1人ぼっちの原因がまさか本人にあったとは・・・。周囲の人間に原因があったと思いました。
人気投票1位も納得の共感できるキャラクターでした。
クスラ・・・主人公が最初に呼びかけられる子で、主人公の名前入力もここで行います。デフォ名が無いので考えておきましょう。
途中でお別れになった時は寂しかったですね・・・。すぐに再会するのですが。しばらくしたら・・・。
実はモロハ並に主人公に接触する機会が多く、もしかしたら彼女がメインヒロイン?と思ってしまいます。
あ、主人公は男の子固定で、他は女性キャラ多数です。男性キャラもいるにはいるのですが。
アヤメ・・・謎の病でCOSMOSカードゲームが満足に出来ないのに、何故か主人公が入学した高校にとどまっています。
というのも、主人公が入学した高校はCOSMOSカードゲームをプレイするコマンダーのみが集まった高校の1つで、COSMOSカードゲームをろくにプレイできなければこの学校にいる意味は無いはずです。では何故この高校に居続けるのか・・・。
彼女の謎の病の発症原因、及び本気を出した彼女の強さは恐ろしいものです。
他にも生徒会長や部下思いの子や合宿でのみ出会う緊張しまくりの子、ちょっと変わった凄腕コマンダー・・・などなど
とにかく女性キャラが目立つ作品となっています。
ここで攻略指針を。
- 最初はデッキの属性を1つ減らすと良い。オススメは単体では使いにくい陽星
- 序盤(合宿終了まで)は攻撃力が高くレベルの高いモンスターを中心に
- 中盤~終盤(全国大会終了まで)は自分が使いやすいと思った属性のデッキを組むと良い
- 余程のことが無い限り、1~3属性のデッキが強い
- どうしても勝てないなら火単色デッキがオススメ、ただしラスボスは専用のデッキを組むのが良い
- それでも勝てないならエンペラーモードがオススメ、獲得PITと経験値が半減する以外にデメリットは無い
- 特定の相手に勝つとフォローカードが貰える、特に合宿時の相手は戦ってカードを集めておくと良い
- ちなみに、負けてもペナルティは全く無い、開始してすぐにギブアップしても問題ない
カード集めにデッキ構成、ついでに個性的なキャラにも会えます。
カードゲームが好きな人も、そうでない人も楽しめると思います。
管理人コメント肝心の戦闘画面が全くないレビューですが、その理由は、戦闘画面が複雑で、かつゲーム内の説明に頼った方が分かりやすいからです。
「モンスターが倒されると、自動的に倒された側のCS(ライフ)が減る」というルール上、HPの減ったキャラを前に出さないような調整が必要なのですが、それを行うための「ロール」「ディスロール」のが来ないと中々思ったようにカードが回ってくれません。
敵キャラのAIも序盤から高く、「先の戦闘でHPが減ったキャラをディスロールで戻してトドメ」といった戦法は当たり前のように使ってきます。こちらも同じ手は使えるのですが、肝心なときに来なかったりして、全く勝てませんでした。
序盤は、「ザ・ストーン」(ダメージ分ATアップ・満タン状態ではATゼロ)などの使いづらい場面のあるカードは外しておいた方がよいでしょう。
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レビュワー [ DECOすけ野郎 ] ジャンル [ 納豆 ] 作者 [ NAO/ひげ さま ] 容量・圧縮形式 [ 6.3MB・ZIP ] 製作ツール [ WOLF RPGエディター ] 言語 [ 日本語 ] 備考 [ 第5回 WOLF RPGエディターコンテスト 斬新さ部門1位 ] 配布元 ひたすら納豆を混ぜます
どういうゲームなのか。
納豆を混ぜます。ネギも入れます。
混ぜるだけではなく、タレの入れる量を調節したりします。
入れすぎてしまうと、しかられてしまいやりなおしです。
時折、「混ぜ奥義・必殺技」などで特定の混ぜ方をしないといけないのですが、かなりシビアで難しかったです。
判定がちょっと、と思う箇所がありました。・・・あ、もう書くことが無い。どうしよう。
(以下、ゲームと全く関係ない文章)
大学生時代、寮に住んでいた時はお金が無く、自分で作るのも本当に面倒だったのでほぼ毎日のようにスパゲティを食べていました。
しかし、毎回トマトソース、あるいはミートソースだと味のバリエーションに飽きてしまい、納豆で作ってみたら意外と美味しかったわけです。【材料】
スパゲティ:200g
塩:少々
納豆:2パック
めんつゆ:適量
黒胡椒:適量(お好みで)
刻み海苔:適量
ツナ缶:1個
半熟たまご:1個
リーブオイル:少々【作り方】
スパゲティを茹で、皿に移したところで納豆投入。めんつゆも投入。
そのまま混ぜてかっこんで食います。ツナ缶・あるいは鮭缶を投入すれば味に多少の変化が生まれたりするでしょう。是非おためしあれ。
管理人コメント私も、大学時代には納豆のお世話になりました。…とはいっても、あまりパスタに混ぜることはしませんでしたね。オーソドックスにご飯と一緒に食べたり、トーストに載せることもありました。
意外とおいしかったのが、卵とじドンブリにして食べることでした。個性の強いと思われがちですが、意外と料理の幅が広い食材です。
最近は、レトルトのパスタソースにも和風のものが揃っています。そういうのとあわせるのがオススメですね。
…えっ、ゲームの説明をしてない!? まあ、見たまんまです。とにかく混ぜましょう。
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レビュワー [ きと ] ジャンル [ 早起き測定ゲーム ] 作者 [ きと さま ] 容量・圧縮形式 [ 13KB・ZIP ] 製作ツール [ javascript ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 きと製作のゲームに最新作が登場です!タイトルは「ハヤオキマスター」です!
このゲームは毎朝、早起きに挑戦するゲームです。毎朝の起き具合によって点数が測定されます!早起き成功を目指していざ頑張れ!
また僕クオリティのゲームかもですが宜しくお願いします
管理人コメント目覚まし時計にオマケを付けた「早起きアプリ」なら、携帯電話用には掃いて捨てるほどありますが、いちいち起動時間を待つ必要があるパソコン用のアプリとして、そんな機能の需要があるのかと、取り合えずDLしました。
…単にボタンをクリックした時刻に応じて得点が表示されるだけの代物でした。しかも評点は4パターンだけ。
※ javascriptで作られているため、(一応隠しファイル扱いになっている)ソースを見れば丸分かりです。
いくらなんでも、こんな代物を「ゲーム」として公開するきと さんの度胸(だけ)は感心します。「もっとがんばりましょう」としか言いようの無いアプリです。
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レビュワー [ DECOすけ野郎 ] ジャンル [ 箱庭鉄道シミュレーター ] 作者 [ SG Software さま ] 容量・圧縮形式 [ 5.7MB・ZIP ] 製作ツール [ DXライブラリ ] 言語 [ 日本語 ] 備考 [ ベーシック版は無料。デラックス版は2997円です。 ] 配布元 世界に一つだけの路線を創りあげよう!
「3Dマップ上に設置した線路の上に、電車を走らせる」ソフトです。
シュミレーションや都市経営などをするというわけではなく、あくまでも電車を走らせるのみ。
線路を敷き、建物や駅を配置していき、列車を線路に置けば電車が走りだすわけです。
有償版でないと出来ないことは多数ある
(例:マップ保存件数の増加、建物の方向転換、踏切、高架施設、駅施設の追加、車両、カーブパーツの道路)
わけですが、無料版でもそれなりに遊べます。さっそくだから、俺はこの箱庭鉄道を作るぜ!どうせ作るなら、複線がいいな。
(30分後)
気がついたんですが、たまに線路を配置しようと思ってもすんなり配置されずに無駄にイライラが募るときがあるんだよね。何故なのか。
何度やってもダメな時はダメだし、スイスイ進む場合はスイスイ進める。
そういうものなのかもしれません。2Dの状態で線路を設計し、完成時に3Dで表示させる方がうまく設置できるのではないのでしょうか。(1時間後)
完成したものを見るより、どちらかというと作る過程を楽しむソフトですね。
「何やったらいいかわかんねえ」という方は、予め用意されているマップにいろいろ付け加えていく感じでやるのがベストでしょう。
管理人コメント本作品は、自由度の高い設計ができますが、逆に言うと「どれがどういう役割を持つ道なのか」が分かりづらくなっています。ゲーム中には説明が出ないため、HPやサンプルマップを参照しましょう。
無料のベーシック版では、マップパーツなど「かゆい所に手が届かない」箇所が多く、まさに「お試し版」といった所です。
それでも、基本的な路線の作成に関しては充分なパーツが揃っているため、とりあえずのプレイにはオススメです。