■ 投稿レビュー その他 8 | ||||
やおずもう | カードコマンダー | しりとりクエスト | Zilch | Akinator |
Guy of My Dreams |
Cursor*10 2nd Session |
ペニーガール | 普通のコリント | ブランコゲーム |
レビュワー [ DECOすけ野郎 ] ジャンル [ 覚えゲー(時事ネタゲーム) ] 作者 [ ウータ さま ] 容量・圧縮形式 [ 478KB・ZIP ] ダウンロード 「立ち合いは強く当たって流れでお願いします」/「了解致しました!では流れで少し踏ん張るよ」
そういうゲームです。
大相撲において、十両はかなり良い待遇です。しかし、幕下に陥落するとまったくお金も入ってこない状態で貧しい生活を強いられます。
十両から落ちたくない、絶対に今の地位を維持したい…そういう思いがあの「八百長メール事件」に発展してしまったのです。
これは、あの事件をモチーフとしたウータ氏による「覚えゲー」です。
【操作方法】
→:押す
↑:張り手
←:張り手を受ける
↓:ふんばる
メールで指示が出てくるので、○アイコンに到達した時点でタイミングよく十字キーを押していきましょう。
ただし、一度でもしくじると勝ってしまいます。
先輩力士の恨みを買ってしまいます。
そして、終わりのない「かわいがり」を受けることになってしまうのです!
(別の事件が混じっている気がするが、それは気にしない)
ともかく「正しい指示通り」に動いて、お金を得てください。非常にシンプルかつ(別の意味で)緊張感あふれるゲームです。
管理人コメントゲーム性だけを取れば、かの「Simon」とリズムゲーを掛け合わせたかのような内容です。記憶力とタイミングの両方を、完ぺきにこなすことを問われます。
ステージをこなすにつれ、実行する動作は増え、メールを見る時間は減っていきます。最終的には、プロレスでもこんなに細かい指示はないだろうと思えるほど、多数の動作を強いられます。
モチーフはブラックですが、実際のゲームの内容は深く考えずに楽しめる作品です。深く考えないようにしましょう。
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レビュワー [ 山県昌景 ] ジャンル [ カードゲーム ] 作者 [ hozo さま ] 容量・圧縮形式 [ DL不要・FLASH ] Play ふふふ、ユーのカードはすべてお見通しデース!!(某隻眼の外国人)
大変わかりづらい例えをとってあげるなら、スポーツにもそれぞれルールがあるようにゲームにもルールがあることが挙げられる。
ここでいう"ルール"というのは製作者からある程度課せられた"制限"のことである。
プレイヤーは製作者の意図から外れた行動に出てしまわないよう、ある程度製作者側から制限が課せられ、そうなると当然プレイヤーとしてはその制限の中でゲームをプレイしなければならない。
そうすることでゲームバランスを保ち、不正なゲーム進行がないようにするのだ。
勿論自由度が高いゲームというのも存在するが、それにはそれだけ製作者側に負担がかかるし、究極な意味で"自由度が高い"ゲームというのを作るのは、おそらく不可能だろう。
しかしそういったこと鑑(かんが)みたときに、カードゲームというジャンルはかなり自由度が高いゲームといえるだろう。
そこにはカードを出す順番だとか、カードの効果などある程度製作者サイドから与えられた"ルール"自体は存在するものの、それさえくぐってしまえば後は自由にプレイヤーの手でゲームを進めることができる。
いったいどのカードを入れるか、どのターンで、どのカードを場に出すか。といったプロセスはすべてプレイヤーの自由だ。
そこに決まった定石はないし、プレイヤーが100いれば100通りの、いやそれこそカードの数だけ無数に存在するとっていいだろう。
さらにカードのゲームの魅力は対戦も対人戦が基本だということだ。同じ思考を持つプレイヤー同士でのカードの読み合いは画面越しとはいっても白熱するものである。
自分が勝利を確信した、と思ったらむこうのプレイヤーに綺麗に返されるなんてことはしょっちゅうだ。
それもまたカードゲームの魅力だろう。ずいぶんと駄文による前置きが長くなったが、このカードコマンダーは私が今最もオススメしたいゲームのひとつだ。
プレイヤーは赤、青、緑、黒と色の分かれたカードから1色または2色を選んでデッキを構築する。
カードの効果はさまざまで単純に自分のカードの攻撃力を挙げるものから、別のカードに変身するトリッキーなものまで様々なものが存在する。
これを読んでる人の中には「カードゲームはなんだかルールが難しそうでちょっと……」という方もおられるかもしれない。
しかしこのカードコマンダーそういった方でも問題なくプレイできるほどルール自体はいたって単純だ。
そういった初心者は最初は何回でも負けられるCPU戦に幾度も挑んでゲームのコツをつかむといいかもしれない。
ゲームの進行は魔力(RPGでいうMPのこと、作品によってはマナという名前のときも)を消費してカードを出して相手のライフを削っていく流れだ。
魔力は毎ターン回復していき、一般的に効果が強いカードほど魔力の消費が激しい。
魔力消費の弱いカードでじわじわ相手のライフを削るもよし、魔力を一発大きく消費して強力なカードを出すやり方を目指すのも自由だ。
また前述したとおりこのゲームには赤青緑黒と4つの色があり、すべてのカードがいずれかの色を持っている。
それぞれの色に特色があり、2色より多くの色をデッキに入れることはできない。なので自分のプレイスタイルに合った1色また2色を組み合わせることが大事だ。
一応ざっくりとそれぞれの色の特色を以下に書くと
- 赤:クリチャーの攻撃力をあげたり、HPを減らしたりして戦いを優位に進める。基本的ながらも最も堅実。
- 青:特殊能力を持つ人魚族や変わった能力を持つトリッキーなカードが多い。ただ単色だと若干力不足な感が否めないので他の色と組み合わせるのが基本か。
- 緑:魔力を増やすカードが多く、前半魔力を増やしたした後に後半強力なカードを場に出すプレイスタイル。
- 黒:強力な特殊能力を持ったカードが多いが、その分魔力の消費はかなり大きい。
となる。最初にスターターデッキを決めるときの参考に是非してもらいたい。
さてざっくりとした文章で説明をしてきたところで、じゃあ実際プレイした感じはどうなの?ということで
実際にレートロビーに入って全国各地のどこかのプレイヤーと対戦してきた。
なのでその内容を以下に書いていこう。
今回使用するデッキはその名も「ワーム永久機関」
強力なカードであるワームを中心に構成し、ワームをカブトガニや森神の効果で強化して無敵にしていくのが狙い。
キーカードであるワームの引きを良くするためにカードを3枚引く効果のあるランプの精も入れている。
そうこうするうちに対戦相手がやってきていよいよ対戦スタート!!
ふむふむ……相手の対戦レートは1234、これは高い数値だ。どうやらかなり強力な相手っぽいぞ!
初手、手札にワームがいつでも入ってきていいように精霊と煙の効果で魔力の増強を狙っていく
そうこうするうちにむこうは強力なカード・火龍を出してくる。こちらの手札には頼みの綱のワームはこない。
うーむいきなりピンチかも。
相手は火龍をカードの効果で増殖させていよいよ戦力の増強を図る。
そして手札に相変わらずワームはこない。やばいよやばいよ。ワームさん早く来てぇ!!
なんとかやっとワームが手札に加わる。しかも2枚も!
よっしゃあ!! こっから盛り返すぜ!!
――あの、既にダイレクトアタックとかされてますけど、それには触れない方向で。
踊り子の効果で一発でワームを戦場に出していく。
突如現れた強力な敵の火龍はあえなく返り討ちに。
おりゃーー!! こっから逆襲はじめていくぜーーー!!
あっ! やられちゃった!!
でも大丈夫。カブトガニの効果でワームは倒れても体力全快でまた復活するように。
しかも以降ワームに対する敵からの攻撃はすべて半減されるようになるおまけつき。
ワーム永久機関の誕生である。
更に森神の強化でワームをさらに強化する。完全にコンボが決まった瞬間である。
これにより相手のカードの効果でいきなりワームが倒されちゃった! なんて心配がなくなるように。
といってもむこうも強力なカードを出してきてこっちも結構やられてます。
踏ん張れ! 踏ん張るんだ俺たちのワーム!!
なんとかギリギリ勝利!!
危なかったとはいえ狙い通りのコンボが決まり何とか勝利できた瞬間である。
うーむ、デッキ構築の段階で自分が妄想してた展開でゲームが決まるとかなり気持ちいい。いかがだっただろうか。
今回はたまたまワーム+カブトガニ+森神というコンボが決まったが、コンボの数というのはカードの数だけ存在するものである。
次はゲームにある程度慣れてきた人用に、以下に代表的なコンボを示しておいたので参考にしてもらいたい。
強力な効果を持つ世界樹も、戦闘に勝利しなければその効果は得られない。
しかしその世界樹の効果も、海賊親分の効果を使うことによって強制的に発動させることが可能だ。
使いようによっては半永久的にゲームを続行させることが可能かも……?
ヌーを待機所に出して、次手でケルベロスをその効果で直接戦場に出すコンボ。
ケルベロスの効果で、自分の待機所にクリチャーがいるほど有利になるので、まだ相手の待機所にクリチャーが揃わない序盤にこれが決まればかなり有利になる。
すべての種族と名前を持つデーモンを使えば戦場に原住民が出ていなくてもこの効果が使える。
なお原住民の部分は同じような効果を持つ忍者でも代用が可能である。
強力だが効果が強烈すぎて中々デッキに入れられない黒ドラゴン。
しかし混沌の効果を使えば戦場に出された混沌のHPは減るどころかむしろ増えることになる。
それでいて強力な黒ドラゴンを待機所に出すことができるので一石二鳥なコンボ。
決まったときはこのゲームで最も凶悪な効果を発揮するコンボ。
これを使って墓地にゾンビや女海賊やホムンクルスを送ってやれば凶悪な特殊能力を持った墓荒らしを召還することができる。
墓荒らしは他にも地獄蝶とのコンボも相性がいい。
高い攻撃力とHPを持つビホルダーも通常なら戦場に出すことはできない。
しかしイソギンチャクの効果を使うことによってビホルダーを戦場に出すことが可能となる。
――しかし余談だがビホルダーがどうしても、このロリコンどもめの人に見えるのは私だけだろうか。
通常シーサーペントの効果では自分のアタッカーまでもが戦場に戻されてしまう。
しかしこのホムンクルスを戦場に使えば自分は手札に戻すこともなく、一方的に敵に攻撃することができる。
他にもホムンクルスはアタッカーのHPを削る能力を持つカードとも相性がいい。
強力だが勝った瞬間に敵に回ってしまうスカイドラゴンも青龍の効果を使えばまたすぐ元通り自陣に帰ってくる。
ただ魔力の消費が激しいのであらかじめブーストしていくことが必要だろうさてこれまでこのカードコマンダーのレビューをしてきたがいかがだったろうか。
もしこのレビューを見て関心がわいた人は今すぐサイトにアクセスしてやってほしい。
最後になるが本作をプレイする際は対人戦が基本という性質上是非ともマナーを守ってプレイしてもらいたい。
不正なデータの改竄が横行してるようなので無論そのようなことはせず、あくまで紳士的にプレイをお願いしたい。半年以上ぶりのレビューということで、画像を織り交ぜながら少し張り切ってレビューを書いてみた。
画像の読み込みが遅いとなんだか怒られそうだが、どうだろうか。
管理人コメント待機所に三体・戦場では1対1で戦うというシンプルな構成、また、戦闘で負けると無条件でマスターのHPが減少するルールになっているため、コンボなどで連勝を取ることが何より重要視されます。
その観点で見れば、山県さまのレビューは非常に分かりやすくルールが把握でき、皆様のプレイに役立つと思います。
なにしろ、「カードコマンダー」本体は、「ルールは実戦で覚えろ」と言うスタンスのためか、「ABCD」のようなチュートリアルの付いた戦闘が備えられていないのです。
幸い、初戦のCPUは弱めに設定されており、知識もカードも少ない序盤でも簡単に勝てます。まずはCPU戦で、様々な戦法とデッキをテストしてみましょう。
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レビュワー [ DECOすけ野郎 ] ジャンル [ ゆる~い感じのしりとりゲーム ] 作者 [ HARUKO さま ] 容量・圧縮形式 [ DL不要・FLASH ] Play 単純ながらもかなり奥深いです
「しりとりクエスト」シリーズは勇者が魔王を相手にしりとりで戦うという、のゆるーい感じのゲームです。
今回はなんと一挙5作品レビュー!いえーい!外伝もあるけど、あれは脱出ゲームなので省いておきます。
【しりとりクエスト】
ものがたりは ここから はじまる・・・
魔王が100年の眠りからさめて(略)とりあえず手当たりしだいに国を乗っ取る(略)
王様が「ええ、もう誰でもいいからこの国を救ってくれ」(略)そして田舎から出てきた駆け出しの勇者見習いがとりあえず王様から出されたしりとりの試験に合格することが出来るか?
という感じの話。
これをやって、このシリーズの雰囲気がどういうようなものなのか小手調べにやるにはちょうど良いゲーム。
【しりとりクエスト2】
必殺技だっせえ・・・
魔王の城の牢屋に閉じ込められた勇者見習い。こんなこともあろうかと、王様は「しりとりカードセット」を勇者に装備させていたのであった。さあ、牢屋を脱出し、雑魚と中ボスを倒し、魔王を倒そう!
ここからこのシリーズが難しくなる。前回は「ただ6つ続ければいい」だけだったものの、今回はただしりとりを続けるだけではなく「どうすれば相手を倒せるか」ということを考えないといけないのだ。
そして、ベストエンドに到達するためには・・・いや。こりゃあさすがに分からないだろ。
まさか、これでラスボスを倒してしまうとは・・・。
まあ、エンディングは数相当あるので試してみてはいかがであろうか。
【しりとりクエスト3】
魔王よりも恐ろしいもの・・・それは王様だ!
何故恐ろしいかって?がめつい、セコい、毒舌、一言余計な台詞が多い・・・ロクなもんじゃねえな。
これは、「2」で魔王を倒したあとの話。
とりあえず、報酬をならべく出さないようにしたい王様と勇者の駆け引きが今始まる!
100個あるカードの中から、10個連続でしりとりを続けていくというのがこのゲームの趣旨。
しかし、人によってはかなり難しくなるだろう。なにせ、自分が予想していた読み方が通用しなかったり次に続くカードが分からなくなったりといろいろ順調に進めなくなったりするからだ。
とりあえず、次につなぐしりとりを意識しよう。
【しりとりクエスト4】
3の要素を引き継ぎながら、内容はパワーアップ!
勇者は、とりあえず塔に特攻する。もちろんしりとりバトルで。
・・・内容は割愛するが、まあ、こんな調子。150個あるカードの中から、しりとりでモンスターを倒していき塔の頂上にたどり着くのがこのゲームのポイント。
意外と途中で詰まりやすいので、よーく考えてからカードを選ぶようにしよう。はっきりいって、塔のてっぺんまで行くのは簡単ではないぞ。
【しりとりクエストZERO】
日本語に不安がある部下と、魔王がしりとり対決だ!
形式はちょっと違う感じになるのだが、プレイヤーは部下を操作して魔王としりとりをする。
魔王が「同じ言葉を言った」時にツッコムとクリアー。そうなるまでしりとりは延々と続く。
ここで厄介なのが、以下のシステムがあるからである。
- 最多で4文字しか入力できない
- 入力はひらがなのみ(漢字・カタカナはダメ)
- それでいて、魔王は長文や時々読み方が分からない漢字を押し付けてくる時がある
この絶対的不利の状況の中、部下は魔王に打ち勝つことが出来るのだろうか!?
とある言葉を入力したり、魔王とのしりとりが規定数以上続いたりした場合には、部下の部屋にアイテムが置かれるようになる。
ともかく、試していろいろ言葉を入れてみるのはどうだろうか。
管理人コメントこのゲームの面白さを支えているのは、ルートの豊富さにつきます。一番シンプルな「しりとりクエスト」でも、獲得した6つのアイテムに応じて様々なEDが演出されます。場合によっては、「1」の時点でしんでしまうとは なさけない状態になったりもします。
その展開の妙は、「GROW」シリーズに通じるものがあります。ベストENDにならなくとも、その展開自体が楽しめる点も「GROW」に似ています。
なお、しりとりでつながるオブジェクトは、トラ→タイガーなど、色々な変化球が含まれています。繋がる名前がなくなったと思っても、あきらめずに色々なオブジェクトをクリックしましょう。
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レビュワー [ REN ] ジャンル [ テーブルゲーム ] 作者 [ gaby さま ] 容量・圧縮形式 [ DL不要・FLASH ] ダウンロード 6個のダイスで役を作り、一万点を目指すシンプルかつドラスティックなゲーム。
修学旅行のお供にいかがでしょう。
6個のダイスをロールし、その中で成立した役があれば役を構成しているダイスをホールドすることでスコアとなる。
次にホールドされなかったダイスを振って役ができればスコアが追加されていく。
6個すべてのダイスをホールドすることができれば、スコアはそのままで6個ロールすることができるようになる。
しかし、BANKボタンをクリックして相手にターンを渡すまでは正式なスコアとはならず、
ダイスを振って役が出来なかった場合はそこまで積み上げた役が無かった事にされてしまう。
これを繰り返し、一万点に先に到達すると勝利となる。
出目が1か5なら単体で役となり、それ以外は3個一度に揃うことで役になる。
6つのダイスすべてを使った役はかなりの高得点。
複数のダイスを使う役は一回のロールで出す必要がある事に注意。
役の合計が300点以上にならないとBANKボタンを押せないため、運が悪いとなすすべもなく相手にターンが渡ってしまう事も。
時間が許す方は、やたらと大量に存在するAWARDの取得に挑戦してみよう。
管理人コメント例えFLASH製のミニゲームといえども、技巧がものを言うゲームが主な昨今、この「Zilch」のように、ほぼ運のみで勝負を決めるゲームは珍しいといえます。
その分、ROLLとBANK…花札でいう「こいこい」と「勝負」の判断のみがプレイヤーの「判断」が通用する要素になっています。
「カイジ」や「嘘喰い」ならば、様々な騙し合いや思考の妙が発生するのでしょうが、このゲームはあくまで淡々と進められます。
ちなみに、周りの仲間との対戦のほか、アカウントを登録することでネット上でも対決できます。
現時点では、iPhoneなどの携帯機には移植されてませんが、移植されれば、そのコミュニティからも人気が出てくると思われるほど、シンプルかつ楽しいゲームです。
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レビュワー [ 爆音小僧 ] ジャンル [ ランプの魔人があなたの心を見通します ] 作者 [ Elokence さま ] 容量・圧縮形式 [ DL不要・FLASH ] Play 「20の質問」というゲームをご存知でしょうか。
出題者があるキャラクターを頭に浮かべ、解答者がそのキャラクタに対しての質問をしてキャラクタを当てる、というもの。
それをAIが解答するのがこの"akinator"です。
「ランプの魔人」が質問をして、キャラクターにもよりますがおよそ20問程度で「それは・・・」と、正解を宣言するというもの。
もちろんただのエンターテイメントとしてもとてもよくできているのですが、akinatorの真価はその正答率と、網羅しているキャラクター・人物の量にあります。
たとえば、となるとここは激辛なのでやはりフリーゲームから、ということになると思いますが、ruina、冠を持つ神の手、らんだむダンジョンなんかからもキャラがいます。
cardwirthの宿の親父と娘さんまで押さえていました。
とはいえ、このジャンルはまだまだ発展途上です。
「まったくだ、やってみたけど俺の嫁がいない!」という方にもいい機能がついていて、最後までakinatorが答えられなかったキャラについてはakinatorに教えてやることができます。
そういった情報が積み重なることでまたこのakinatorはまたひとつ賢くなっていくのです。
(ただ、画像追加の機能に関しては運営側が苦しんでいるようで数ヶ月待ちの状態のようですが)
ともかく、プレイすればするほど賢くなりますし、意表をつこうとして逆になぜ見抜けたかと意表をつかれることすらあります。
ともあれ一回やってみてから、という感じです。1プレイに三分かからないので。
ついでに書くこととしては、ランプの魔人の表情が実に豊かなこと。
キャラを当てて喜んでいるところとか、これで絞り込んだと判断したときのドヤ顔なんかが特に印象的です。
管理人コメント激辛に掲載するのも「今更」というべき、超有名なWebアプリです。私自身も、iPhone版についてTwitterで取り上げたことがあります。
ちなみに、当サイトで唯一のマスコットと言える「辛子」は、さすがに登録されていませんでした。(もちろん、私が登録したため、現在はAkinator氏もご存知です。)
もっとも、Akinator氏の知識は、今までのユーザが教えてくれたものです。そのため、同人ソフトのキャラは知っていても、コンシューマのマイナーゲームの作品は知らない…という場合もありました。
もちろん、この状況も、「知ってる」ユーザが次々と登録される限り変わってきます。それこそが、Akinator氏の人気の理由なのです。
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レビュワー [ REN ] ジャンル [ 人生ゲーム ] 作者 [ nerdook さま ] 容量・圧縮形式 [ DL不要・FLASH ] Play (English Site) 夢にまで見た理想の恋人。誰もが一度は追い求める人生の華。
でも歳月は待ってくれない。ある程度は妥協しような。
恋する乙女の人生のタイムラインを辿り、彼女にとっての幸福の形をさがすハートフルで切ないゲーム。
ゲーム画面に散在する様々な人生における出来事を拾い集めることで、Happiness(幸福度)を高めることが目的だ。
期間は16歳から50歳。どんどん体感時間が早くなっていくのは気のせいじゃないぞ!
男性に接触することで恋人となり、パートナーでいる間は年ごとにLoverの値だけ幸福度を与えてくれる。
ゲーム開始時に決定する「理想の容姿」に近いほど評価が高い。
また、長く付き合うほどパートナーの性格・境遇・特技といった内面が判明していき、Loverの値が増減するぞ。
極端な話、中身次第では総合評価がマイナスにもなりえる。
愛想が尽きたなら早々にスペースバーを押して縁を切ろう。
運命的な出会いがいきなりあれば言う事は無いが、そんな理想に恵まれない人間が不幸というわけでもない。
道中でオレンジ色のフォルダを取ると上昇するCareer(人生経験)はLoverと同じく年ごとに幸福度となるが、これは独り身の時に取った時の方が上昇幅は大きいんだ。
フォルダを取得できる数には限りがあるから、パートナーのスペックが悪くなくても思い切って別れてしまうのも手だ。
その他、ゲームを構成するアイテム類は以下。
チョコ :1点。
バラ・宝石:恋人がいると2点。
フォルダ :Careerに1点。独り身だと3点。
ドクロ :パートナーが死亡する。-25点。
女性 :パートナーを奪われる。-25点。
管理人コメントアイテム集め、そして後半の「Girl」の回避といった簡単なアクション性こそありますが、そのアクション性が本質ではありません。
高得点を得るためには、周囲のキャラ以上に、現在のLoverの状況、Careerを取るかLoverを取るかの選択が迫られます。
特に、Loverがマイナスになったり、より理想に近い相手が現れるなど、相手を切り替えたい時には注意が必要です。相手がいなくなった瞬間(Spaceキーで自分からフッた場合も含む)からしばらくの間は、プレイヤーは悲しみに暮れ、泣き止むまで次のパートナーをGETできません。下手なところでパートナーを外してしまうと、理想の相手まで消えてしまう事態になりかねません。
まさに、人生には選択とそのタイミングが重要であることを痛感するゲームです。
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レビュワー [ DECOすけ野郎 ] ジャンル [ マウスカーソル協力ゲーム ] 作者 [ nekogames さま ] 容量・圧縮形式 [ DL不要・FLASH ] ダウンロード 己の味方は己自身!己の敵も己自身!
カーソルを操作して、階段を探しつつクリックしていきましょう。16階を目指すのがこのゲームの目的です。操作に使うのはマウスのみ。
ね、簡単でしょ?・・・そうでもないんだよね。
基本的に、10機のマウスカーソルがあって、それを使い切るとゲームオーバー。
制限時間以内に各階の仕掛けをクリアし、階段を探すせばいいんだけど、このゲームの変わっているところは時間切れになると次のカーソルになり、過去に自分で操作したカーソルたちと協力しあって16階を目指す
・・・何?意味がわからない?だから、過去のカーソルと今のカーソルを活用することでクリアを目指すだけの話、ってことなのよ。
最初はカーソル同士が邪魔をし合って
「邪魔するなよ!」
「階段を何度もクリックするなよ!」
「別に箱は全部押す必要はねえよ!」
「だから何度も針の罠にかかるなよ!」
とイライラすること間違いなしです。・・・操作しているのは自分なので、余計にもどかしいんですよ、これが。
あと、連打するときは指がちょっと死にそうになりかもしれない。
基本的に「無印」とあまりゲームは変わらないけど、『2』の方が演出が強化されていたり音声がついたりとちょっとパワーアップしているんだけども、内容はそれほど変わりはなかったりする。
罠が多様化したことくらいか。
基本的に、初見の場合は「得点が増えるだけの三角すいの物体」は無視していった方がいいです。
あれは余裕が出来てから、の方がいいかな。
なんというか、己の足を引っ張るのも己だし、己を助けるのも己といった感じのストイックな感じのゲームでございます。
管理人コメントこのゲームを提供している「nekogames」は、数々の仕掛けが施された探索ゲーム「星探」シリーズで各所の話題をさらった方です。そのキャリアも長く、ページ下方には、かなり昔に作られた作品も展示されています。
初期から今現在まで、「仕掛け」にこだわった作品を提供し続けている方です。当然、この「Cursor*10」シリーズも、数々の仕掛けで、ユーザーを楽しませ、かつ苦しませてくれます。
細かい操作がしづらいマウスだけに、落ち着いた操作が必要なのですが、厳しい時間制限や「初見殺し」に重点を置いた仕掛けによって、プレイヤーを焦らせてきます。何度もトライして、仕掛けを効率よくクリアするコツを身体に覚えさせる必要があるのです。
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レビュワー [ DECOすけ野郎 ] ジャンル [ 少女ロシアンルーレット ] 作者 [ アバラヤ さま ] 容量・圧縮形式 [ 836KB・ZIP ] ダウンロード ハマリ度:7 グラフィック:10 サウンド:7
THERE IS NO GOD(神はいない)
「不死王の城」のアバラヤ氏によるミニゲーム。むしろ、この凄惨な内容でミニゲーム、ちゅう潔さというかあ思い切りの良さっちゅーか・・・
まあ、それは後述で話す。
【あらすじ】(公式サイトから引用)
昔々あるところに、ひとりの貧しい少女がおりました。
病気の母親を助けるために、朝に夕に働きますが、お金は少ししか集まりません。
でも大丈夫。世の中には、親切な人が大勢いるのです。椅子に座って、引き金を引く。
必要なのは勇気だけ。心配しないで。
神様はいつだって、あなたを見守っているのですから。
【レビュー本文】
「ロシアンルーレットって、銃でアレするアレですよね?」
「もともとはフィクションの産物であまり有名ではなかったのですが、アカデミー賞を総なめした『ディア・ハンター』で一気に知名度を上げた、という経歴がありましてねー。実際真似して死んだ人とかいるんですよ」
「・・・やりたくないですね」
「で、これは少女ロシアンルーレット、という多分ここ以外は誰もやっていないんじゃないか?というそんな感じのゲームです」
「連続で引き金引けばボーナス。シリンダー回すことで確立をリセット。そして、死なない程度にまわしてお金を稼ぐ・・・ちゅうゲームですな。これは。」
「そうですね。マウスしか使わないので、操作はかなり簡単だといえるでしょう」
「3人の少女が出るそうですが」
「まあ、これはランダムなわけですが、プレイヤーのみなさん好みの子がいるといいっすね!」
「・・・まあ、死ぬわけなんだけどもね!」
「そういうことは言わないの!」
「だって、お前1発目で死んだだろ」
「・・・・あれはね、運が悪かっただけなんですよ」
「30人以上殺したじゃないのさ」
「・・・まあ、それは置いておいてこのゲーム、実はランキングに対応しているんですよ」
「無視かよ!」
「ならべく多く稼いでからやめたいけど、でもあとちょっと、もうちょっといけるかもしれない!
という欲が出るとすぐ『バーン!』ですよ。オーマイガッド!スコアもゼロになっちゃうからランキングにも反映されない」
「銃弾に当たっちまうとかなりガッデムなことになっちまうぜ。そういうのに耐性がないとちと辛いぜ。
罪悪感を感じてしまうぜ」
「でも、実際に銃弾で近距離で撃ってもあんなに綺麗にはならないそうですよ。もっとグチャグチャな状態になって・・・」
「そういう話はやめようよ!」
「しかし、なんだかこのゲームをやり続けると変なテンションになってきますね」
「・・・落ち込むよ」
「まあ、自分のした行為で彼女らを殺してしまっているわけですからね」
「絵柄がかわいいのに、いとも行われるえげつない行為、そして死体・・・・内容がシンプルなだけに後味の悪さちゅーか、そういうものがドーンと圧し掛かってくるといったところですね」
「いや、本当いろいろな意味で他には無いゲームだと思いますわ」
管理人コメント「命を賭けたギャンブル」と言うのは、割とフィクションのジャンルとしてはメジャーなものです。天下の「少年ジャンプ」にさえ、かつては「命を賭けたギャンブル」と言うジャンルはありました。
ただし、それはあくまで互いの心理戦の妙、勝負のカタルシスを味あわせるための物です。この「ペニーガール」には、そう言った要素は何一つとしてありません。
勝敗=生死を決めるものは完全なる乱数。イカサマや相手の様子を見るといった「技術」は何一つ通用しません。
また、本作はエンドレス。Give Upもしくは死なない限り、命を賭けたギャンブルは永遠に続きます。もちろん、金を受け取っても栄光は無く淡々と処理されます。
それ故に、「死」の凄惨さが伝わってきます。「死」さえも淡々と処理されることが、並みのホラーよりもキツイ残酷さを持って、モニターから伝わってくるのです。
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レビュワー [ 海苔玉 ] ジャンル [ ピンボール ] 作者 [ kuma360 さま ] 容量・圧縮形式 [ DL不要・FLASH ] Play 昔、カービィのピンボールというゲームがあったのですが、それを彷彿とさせるゲームだったので早速レビューを書きました。でもカービィで難易度高かったからなあ。
このゲームはボールを打ち出す角度を計算して、後はボールを見守るだけという感じになっております。
管理人コメント「コリントゲーム」とは、本来は、打ち出した玉が入った穴の得点を競うゲームなのですが、この「普通のコリント」では、ピンボールの如く、打ち出した玉を赤青のピンに当てることで得点となり、玉が落ちるまでの獲得点数を競うことになります。
打ち出し方向と引っ張った距離の2要素で、ボールの挙動が細かく分岐するようになっており、物理演算としては凝っているのですが、それを極めたいと思うほどゲーム的な楽しさがあるのかと言うと…例によって疑問です。
海苔玉さまが紹介したのは、ネットランキングの無いバージョンですが、作者様サイトには、ネットランキング対応版も展示されています。こちらはゲームルールも少々異なり、壁とピンに当てた回数とそのときの速度によって得点が決まるシステムになっています。
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レビュワー [ 海苔玉 ] ジャンル [ ジョークソフト ] 作者 [ kuma360 さま ] 容量・圧縮形式 [ DL不要・FLASH ] Play 私の小学校の頃を思い出します。
私の小学校の頃はというと
友達と下校するたびにブランコの
場所に行っては
ブランコを漕いでいました。
箱ブランコと言うものも
ありましたね。
ブランコの醍醐味は自分の意図する高さに
なったら飛ぶ、という物だと思います。
今回はそんなノスタルジックに浸れるゲームでございます
管理人コメント私のようなゲーマーだと、「飛ぶときに特撮のような回転ひねりやエフェクトは付かないのか!」とか「地球1周レベルぐらいに強化してくれればなぁ…」とか要求しがちですが、この作品に限らず、kuma360氏の作品は、派手な演出が無いのが特徴なので、このゲームも単に「飛ぶだけ」の遊びになります。ネットランキングも、当然ながら付いていません。
ただ、そういうシンプルなシステム単体で見ても、色々アラがある作品です。「シングルクリックで漕ぐ・ダブルクリックで飛ぶ」と言う、無駄に1ボタン操作にしているため、飛ぶタイミングが掴み辛い難点があります。また、画面がスクロールしないため、あまり飛びすぎると、人どころか記録さえ見れないという自体になったりします。
せっかく「マイナス方向(後側)にも飛べる」と言う仕様なのだから、もう少し演出を詰めれば、もっと楽しめる作品になったと思うのですが…。