■ 投稿レビュー アドベンチャー 17 | ||||
彼と彼女と彼女の忠義 | タリナイモノ | 終わりに見えた白い明日 | 暑いから (2) | 暑いから |
ぎゃるばん! | ほん呪! | 浅葱妖怪相談所。 | あまやどり | 保安官ラプソディ 2 |
レビュワー [ 匿名希望 ] ジャンル [ 六畳一間の短編ノベル ] 作者 [ non coler さま ] 容量・圧縮形式 [ 64MB・ZIP ] 製作ツール [ 吉里吉里2 ] 言語 [ 日本語 ] 備考 [ R15作品(作者様HPは18禁) ] 配布元 ハマリ度:10 グラフィック:10 サウンド:6
性欲兄さん「久々にキレちまったぜええええええええええ」
主人公、貫太郎の生活は困窮している
ある日、ネコにつまずいて六畳一間に帰ってみると
見知らぬ人が立っていることに気づいた
HPより抜粋
このゲームはテンポ重視のノベルの実験と作者様がいっているとおり
なんとも心地よいテンポで物語は進んでいきます内容は本当にたわいのない会話が続くだけ
でも本当にずっと笑っていられるゲームです
ネコと人間
確かに本来ならしゃべることはありませんが
実際話してみたらこんな感じなのかもしれません
ヒロインはフルボイス。キャラにぴったりの声だったと思います
読み方も余計に笑いを誘います
絵も確かに種類は少ないですがこちらも完成度が高くなっています
かなり私はこのゲームにはまりました
ラストを見るまでは・・・
このゲームは最後の部分をどうとるかで評価が変わってきます
このゲームはR18のサイトのゲームのひとつであり(この作品はR15です)
いわゆるそれこそ⊂ミ⊃^ω^ )⊃ アウアウ! の表現が入ってるゲームを製作しているところです
なのでサイトの性質上組み込んだんだと思います
そうです最後のシーンはアレが入ります
まぁR18指定じゃないのでそこまでではありませんが
正直私は「なぜ、いれたし」という感じでした
まぁ、主人公の心の中の会話は個人的に好きでしたが
そして最後のオチも好きでしたね
これもどうとらえるかによって、変わってくると思います
管理人コメントポンポンと会話が進んでいくため、サッと読んでサッと笑うには最適の作品です。長さ自体も20分程度で済みます。
なお、ラストのアレなシーンは、正直「みこすり半劇場」レベルですから、(辛うじて)成人向けラベルを取り外せます。オチもそんな感じで繋がりますしね。
しかし気になるのは、本編で描かれているのが貫太郎と猫だけで、(存在しているはずの)他人に「猫」がどう見えているのかは一切書かれていない点です。その点が、オチのワケ分からなさを一層引き立てています。
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レビュワー [ 匿名希望 ] ジャンル [ タリナイノベル ] 作者 [ t0 さま ] 容量・圧縮形式 [ 300MB・ZIP ] 言語 [ 日本語 ] 備考 [ R15作品 ] 配布元 ハマリ度:8 グラフィック:8 サウンド:7
みずから苦しむか、もしくは他人を苦しませるか。そのいずれかなしに恋愛というものは存在しない。
あなたは本気の恋をしたことがありますか?
人を愛したことがありますか?
そしてその思いを愛する人に伝えたことはありますか?タリナイモノ
このゲームは総プレイ時間10時間以上という私がやるフリゲでは到底考えられない長さです
ですがそんなライトユーザー顔負けの長いのが苦手な人間が最後までプレイできたゲームです内容を今北産業で聞かれたなら
純愛なんだけど
なんかドロドロとしてる
ノベルゲームタリナイモノは完全なる一本道で選択肢はありません
そしてキャラクター絵などは自作しておりCGは40枚以上
なんとフリーなのにフルボイス完成度はかなり高く仕上がっています
詳しく中身に触れたいんですが
正直ノベルゲーで詳しいストーリーを話すと面白くなくなるので
軽く触れる程度で1、ちょっと数名ぶっ飛んでいる
某金髪の帰国子女だの中華店の娘だの私と同じ苗字の先生だのが出る
ぶっ飛びまくったギャルゲなのかギャグゲなのかわからないゲームと比べたらだめですが
ちょっと「えっ?」と思えるヒロインが出てきます
(後半になると理由がわかるんですけどね)一番最初が告白から始まるって驚きましたよそりゃ
2、ヒロインの感情の書き方
本来この類のゲームは主人公に感情移入するのが普通なんですが、私はヒロインの一人に
「あぁ、かわいそうだなぁ」という風に感情移入しました
それだけ細部まで書き込まれているのだと思いますこれ以上触れたらあれなんでいいませんが
やって損はないといえるゲームだと思います次に不満点を
1、作画が安定してない
これはキャラクターのことです
大分ぶれてると言うかあんた誰?って感じが否めなかった気がします2、ピンクな表現が蛇足
この作品はR15です。理由は直接的な絵や描写はないものの
その行為をしたことが書いてあります。(声優さんもセリフとして言っています)
正直これは別になくても良かったんじゃないかなと思いました
好きであるがゆえだといわれればそうなんですが3、ラストがよくわからない
これは個人的な意見です
何だろう腑に落ちないというかもやもやしてるというか
なんかそんな感じです(詳しくはご自身の手で)あとは個人的な印象としてヤンデレぽいなぁとも思ったり思わなかったりですかね
いや~ここまで書いてみたけど
個人的意見の塊にしか見えないOTZ内容はいいんです
本当にすごいいいんですただレビュワーである私の力がついていってないんです
うまく伝えられないんです
そこは本当に理解してくださいお願いしますただ呆然と流れる日常
つまらない日々に突然現れた転機
そこから日常に新たな刺激を生まれてくる
幸せな時間が続くはずだった
でも何かが足りない
あなたのタリナイモノはなんですか?
管理人コメント告白で始まるOPと言う、かなりぶっ飛んだ始まり方ですが、そのぶっ飛んだOPだからこそ掘り下げられる2人のヒロインの人となりと愛憎を描いた作品です。
また、作者サイトである「PBP」では、(18禁を含め)多数の商業ノベルゲームを開発しています。フリーで公開されている作品も、この「タリナイモノ」の他に「ぶらざ~form」があります。ただし、言及のみにとどめていた「タリナイモノ」に対し、「ぶらざ~form」は完全に18禁モロの表現が出てくる作品です。18歳未満はDLしないように!
最も、「タリナイモノ」の方も、あまり人生経験のない方には重すぎる表現のある作品ですが。
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レビュワー [ DECOすけ野郎 ] ジャンル [ ボーイミーツガールな恋愛もの ] 作者 [ kio さま ] 容量・圧縮形式 [ 38MB・ZIP ] 製作ツール [ NScripter ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 ハマリ度:9 グラフィック:8 サウンド:8
灰色の世界、『私の記憶』、そして「二人の出会い」・・・。
【あらすじ】
これは少年と少女のボーイ・ミーツ・ガールな物語。
ふざけた態度ばかり取っている名無しの権兵衛(仮)は、とあることから路地裏で怖い人に襲われている少女を発見する。
しかし、その少女は怖い人をことごとくギッタギタのメッタメタにしたのであった・・・その少女の名前は須藤紅。
不登校だったが、権兵衛のプッシュもあり学校に通うようになり、紅は権兵衛に付きまとわれることとなってしまった・・・。
平凡で幸せな日々。
それはいつまでも続くようで、決して永遠ではない。
誰もが知っていて、誰もが足掻き、受け入れる。
これはそんな物語で、何かが確かに歪んでいたのかもしれない。
(一部HPから引用)
【概要】
このゲームはWhite Epilogueというゲームのおまけとして公開されていたものの、その後独自公開になりました。
話も登場人物も独立しているというか、あまり気にしないでも遊べる感じになっています。
最後に重要な選択を迫られますが、選択肢は割合少なめ。
読了時間は概ね2~3時間くらい。
▼「・・・主人公の語り口が不真面目すぎませんかね。あとくどい。」
▽「正直、痛いというかイっちゃっている行動をしていますし、まあ、いつものように最初は『ああ、こういう系統に出てくるよくあるアレなんだろうねえ』と思っていましたよ。思っていましたけど。」
▼「割合前半部分は日常パートはおふざけというかそういうのが多いんですがそこで閉じないで欲しいんですよ。そうですよね?」
▽「うむ。・・・最初は『何だこいつは』みたいな感じだったんだけれども、前編の後半あたりで、まさかまさかの予期せぬことが!」
▼「そして、後半は怒涛の展開ですな。これ以上はネタバレになるから言えないけれども・・・。」
▽「権兵衛の家庭環境はちょっと変わっているよなー、と思っていたらまさかあんなことになっていたなんて!」
▼「そこはちょっと怖かった。確かに『歪』ではあるわけですよな、アレは。
確かにあれを目撃してしまったら、ああいう反応になってしまうのはねえ・・・怖いぞ。」
▽「・・・それよりも気になったのが、紅さんの家がバリバリ日本家屋なのに内装が洋風なんですよね。ビフォーアフターでもしたんですかね。」
▼「・・・そういうことを突っ込んではいけない。」
▼「これ以上はネタバレは言えん。すげー言いたくてうずうずしているけれども。」
▽「これは
『私』と『俺』と『彼女』の物語である
ということですね。何のこっちゃ、と最初は思うかもしれませんがエピローグまで読み終えたらその意味が分かると思います。」
▼「ハッピーエンドではない。決して幸福な物語ではない。
だけれども。『それは確かにそこに存在していた』『そしてそれはあり続ける』ということなんじゃないかな、と。
かなりぼかして書きましたけれども、そういうことなんですね。」
▽「あと紅ちゃんのデレもかわいいので、そういう要素があるのもいいですね・・・なんか。」
▼「うむ。」
管理人コメントこの話と「White Epilogue」との共通点は、ただ一つの「我々の世界とは異なる現象」だけです。「White Epilogue」の時点では、当初は「失踪事件」として片づけられていた点ですが、「終わりに見えた白い明日」では、OPの段階でその現象が語られています。
そして、このシリアスなOPで、「おっ、名無しの権兵衛(仮)にはすごい秘密がありそうだぞ。」と理解していなければ、とてもその後のおふざけ満載の「権兵衛(仮)」の語り口には耐えられなかったでしょう。
そして、最後に明かされる「権兵衛(仮)」の秘密は、当初の浅はかな予想をはるかに超えていました。…これはもう、読んでいただくしかありません。「権兵衛(仮)」の秘密は、前半の彼の言動がアレだからこそ、より読者にのしかかるのですから。
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レビュワー [ DECOすけ野郎 ] ジャンル [ サスペンスホラーアドベンチャー ] 作者 [ 神波裕太 さま (たぶんおそらくきっと) ] 容量・圧縮形式 [ 15.2MB・ZIP ] 製作ツール [ NScripter ] 言語 [ 日本語 ] 備考 [ 猟奇、暴力、犯罪描写あり。15歳以上推奨 ] 配布元 ハマリ度:9 グラフィック:8 サウンド:8
話をしよう、あれはある暑い夏の日の出来事だったか・・・
▽「今日は、一人でレビューをさせて頂きます。
なにしろ、▼の方が『こんなゲームやってられっか、どうせやるならお前一人でやれ。俺は責任取れねえぞ』と逃げたもんですから・・・やれやれ。」
(以下▽)
さあて、このゲームは例によって10話聞いていくことになります。
まあ、座りましょうや。
何?暑い?なんなら話でも聞いて行きましょう。寒くなりますよ。心の底まで。
寒い?問題ない。もっと寒くなれば寒さなんて感じなくなりますよ。フフフ・・・。
何?もう同じレビューが投稿されているだって?
・・・気にするな。俺はやりたい作品をレビューする、それだけのことですよ。
さて、このゲームは「首を振る」「首を振らない」で選択肢が別れていきます。
・・・ええ、進める覚悟がある人は進んで行ってもかまいませんけれどもね。
責任はとれませんから。
もちろんだからといって「なにもしなくてもいい」わけがないですからね。フフ。
このゲーム、おおよその話はこんな感じになっています(実際のタイトルはネタバレになるので一部変更しています)
・潔癖症:極度の潔癖症である少女。何故家族は彼女をそこまでさせたのか、知らなかった方が良かったかもしれませんね…。
・潔癖症(2):極度の潔癖症である少女。彼女はとあることを「発見」してしまったのですが、それがまさか、取り返しのつかないことになってしまうなんて…。
・中二病:学級でも浮いていた重度の中二病の少年。ある日、「彼女」がやってきたことから全てが変わってしまったのでした…。
・どす黒い肌:学級で浮いていた重度の中二病の少年にも、共感してくれる彼女が出来ました。
いやーよかったよかった…んなわけねーだろ。爆はt(ry
さて、問題。ある夜中、彼は自分の腕が黒く変色していることに気づきました。
いったいそれは何故でしょうか?
・視線:彼女は「あらゆる所」から視線を感じるようになりました。それは、家の中でもパブリックスぺースでも安心できないものでした…。まさか、あんなことになってしまうなんて…。
・山本くんの秘密:少女はクラスメイトの秘密をよく知っている。
そして、何故かクラス内だけでモテている山本くんの秘密を探ろうとし、山本くんの家にまで行くのでしたが…。
・綺麗なお肌:少女は、クラスメイトの肌がとても綺麗なことに着目しました。
どうして肌がそんなに綺麗なんですか?それは知らないほうがいいかもしれません。
・動く人形:彼女は、廊下に落ちている人形を忘れ物箱に戻したのですが、次の日も、そのまた次の日も、そして次の日にも特定の場所に落ちていたのです。
彼女は、落とした主を探そうと必死に歩きまわるのですが…。
・好き嫌い:尋常ではないくらいに好き嫌いがある少年。
彼は「嫌いなものは残す」「残されたものをぐじゃぐじゃにする」という性質があり、親も彼女もそれを治そうとしたのですが…。
・いじめ:彼女は、落ちていた人形が原因でクラス中のいじめ、組織的な暴力に遭うことになってしまいました。学校はなにもしませんでした。彼女と当事者の間では解決したのに、無関係の第三者は彼女をいじめるのを辞めませんでした…。
こんな感じです。
怖いでしょう。・・・もう帰りたくなったって?はっはっは。何を言ってる。
外は明るいじゃないか。ほれ。日が明るいうちには返さないぞ。俺が返しても香本さんは意地でも返さんぞ。
どうです、この10話。狂っているでしょう。
「潔癖症」はよくよく考えたら…普段みなさんが見えないところで行われていることですよね。
その対象が何であるか、ということは、あまり考えなくてもわかりそうな気もしますが。
「中二病」はまさに「どうしてこうなった状態」ですね。どうしてこうなった。
レクター博士に実験材料として提供されるのが一番良かったんじゃないかって思います。
「どす黒い肌」は、なんというかいろいろな意味で嫌な話です。
…そう都合がいい展開が来るわけがないんですよ。ファンタジーやメルヘンじゃあないんですから。
「綺麗なお肌」。そういう方向性に行くとは思わなかった。トイレやべえよトイレ。
「山本君の秘密」「視線」は『日常だと思っていたことが実はそうでなかった』といういわば逆転の発想みたいなものでしょうね。
「視線」は、スティーブン・キング原作小説の映画みたいなそういう怖さがありました。なんということでしょう。
「動く人形」はこの中だったら一番無難で、あんまり怖くないので、一番最初に軽くジャブに遊ぶ程度にはいいでしょう。ただ、全部がこの話と同じだと思うなよ。
一番心の底からもう読みたくねえ、と思ったのは「好き嫌い」と「いじめ」ですかね。
「好き嫌い」は・・・アレな描写が出てくるので・・・その、アレな描写は「料理」でも「奥さまは惨殺少女」でも出てきたからある程度熟練された経験者なら「ああ、そういうことか」というのはおおむね見当がつくんですよね。・・・でもあれはかなりキたね。おおぅ、怖い怖い。
一言でいうと、これは「純愛物語」です。ラヴです。
・・・ラヴはラヴでもラヴクラフトの方だけどなぁぁぁぁぁぁぁぁ!(SAN値ガリガリ的な意味で)
そして「いじめ」。これは作者の考えちゅうか思考ちゅうものがかなりぶち込まれている話であるわけですよ。
で、このお話で何が一番怖いってあんた、残虐描写や血や飛び散る肉体とかそういう話ではないわけですよ。ヒト。人間。ヒューマン。それはあなた。それは私。
万札の人が昔「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」ということを本に書いていたんですが、・・・現実がそうだったら、今みたいにはなってはいないんですよな。ある意味。いろいろな意味で。
この物語にかかわってしまった時点で、あなたは他人事ではいられないんですよ。
・・・そう、これはあなたの物語なんです。
私にとってはつい昨日の出来事だが、あなたにとっては多分明日の出来事かもしれない、ということなのです。
とりあえず、このゲームは真夜中にヘッドホンをつけながら窓もドアも締め切った状態で一人で遊ぶことを推奨します。
・・・香本さんに何をされても知らないけどな!
管理人コメント私の言いたいことは、すべて1stレビューで語ってしまい、それ以外のことはお2人が話してくることと重なっているため、割愛いたします。
とにかく、他人のセリフ、しかもネタバレを避けた面はゆいセリフではこの作品の魅力はほとんど伝えられません。ぜひ、自らの手で体験してください。
その後に何があっても、当サイト ハ 責任ヲ 取リマセン ガ ネ 。
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レビュワー [ syoumei ] ジャンル [ 怖い話を聞くと○○されるホラーノベル ] 作者 [ 神波裕太 さま (たぶんおそらくきっと) ] 容量・圧縮形式 [ 15.2MB・ZIP ] 製作ツール [ NScripter ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 初めまして、syoumeiと申します。
今回紹介させていただくのは、このサイトでも紹介されている「包丁さんのうわさ」や「奥様は惨殺少女」の作者、神波裕太さんの最新作、「暑いから」です。
プレイ時間は約2時間程。
やり始めたらあっという間にこのゲームに引き込まれ、気づいたらもうその位の時間が経ってしまっていました。
とにかく怖い、そして面白い。
少女が様々な怖い話を怪談口調で語っていくという流れで、選択肢によってその内容(と聞いている側の末路)が変わります。
全部で10個の話を聞けるのですが、これがどれもグロくて怖い!
1つ1つが練り込まれたクオリティの高い怪談で、これを10個も作り上げた作者様の手腕には驚嘆する他ありません。
最後に「隠しオチ」が拝めるのですが、前述の10個の怪談の質が高すぎて、正直あっけないとすら思えてしまう(それでもちゃんと怖いし、インパクトもあるのですが)程です。
少し季節外れですが、良質なホラーを楽しみたいと思っている方にはオススメです。
最後に一言。
香本さん可愛い。
管理人コメント神波裕太 氏の作品として人気を呼んでいるのは、「包丁さんのうわさ」や「奥様は惨殺少女」などのキュートなイラストを冠した作品ですが、「たぶんおそらくきっと」作品の真骨頂は、やはり、人間心理をえぐるサイコホラーにあります。
「暑いから」では、実写映像のみを用い、この「サイコホラー」を前面に押し出す構成を取っています。もちろん、「包丁さんのうわさ」・「奥様は惨殺少女」のホラー表現も素晴らしいものですが、「暑いから」の怖さは、おそらく実写でしか表現できないものです。それほど「気持ち悪い」表現がちりばめられていますので、閲覧の際には十分すぎるほどの覚悟を持って臨んでください。
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レビュワー [ DECOすけ野郎 ] ジャンル [ Girls Rockな青春アドベンチャー ] 作者 [ happytune さま ] 容量・圧縮形式 [ 198MB・ZIP ] 製作ツール [ 吉里吉里2 ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 ハマリ度:8 グラフィック:10 サウンド:9
軽音部にかけた4人の青春、音楽、そして友情。
▼「とある理由でベースが続けれれなくなった転校生の岬は、ひょんなことから軽音部に入る。そして初の演奏をする時が来たのだが・・・という感じの青春ノベルスみたいなかんじです」
▽「しかし、この「×情物語」ってんのは何なんだ。O嬢の物語みたいなものか」
▼「・・・お前は何故いっつもそういうネタばかりをやりたがるんだ」
▼「まあ、普通に練習していろいろバカやって実は一人がお嬢様だったということもあってまあよくあるほわほわな感じで途中までは進むんですけれども、厄介がことが2つもあってねえ・・・」
▽「オヤジとあのクソ野郎2人ですか」
▼「うん。主人公のオヤジはとあることからまったくダメになってしまった。正直どうしようもない。」
▽「最終的には岬とオヤジの関係はよくなってはいないんだよね」
▼「改善はされてはいないというか。岬のオヤジに対する決意ってんのはあるわけだけども、また元に戻って娘さんとセッションするとかそういう展開が欲しかった。消化不良を感じたというか
・・・そしてあのクソ野郎2人ですね」
▽「ああ、あいつら死んだほうがいいんじゃないんですかね。蝋人形にして屋敷に飾っちゃいましょうよ」
▼「それ別のジャンルだから!ガールズロックじゃないから!
・・・まあ、茶番は置いておいて、本当にクソですね。あの2人は。」
▽「まあ、彼ら2人が岬が転校した理由だったんだろうけど、なんというか扱い的に中途半端な気が
しなくもないすかね。もっとゲスになって
「ヒャハハハーッ!これが『ファック弾き』だぁーッ!」
「あ、あいつ・・・中指だけで演奏してやがる!」
みたいな感じになってくれれば楽しいんですけどね!
▼「・・・お前の変な願望が入りすぎだろ・・・。
軌道修正しておくと、話がどうもどっちつかずというかもっと深く掘り下げられて、もっと面白くなったと思うんだよねー。
楽曲や絵は良いだけに、そこらへんの中途半端さを感じてしまったというか。」
▽「・・・しかし、あのラストはどうなんだ。あの1枚絵。」
▼「サービスみたいなものなんじゃないんですかね。」
▽「うーん・・・まあサービスはあった方がいいですけどね。
1時間くらいで終わるしOPも凝っているんで軽く楽しむにはいい感じです。」
管理人コメントかの平仮名4文字のユルい日常アニメを思わせるタイトルに反し、所々「蛸壺屋」のような容赦ない表現が入り込む、本来『夢』と言うものに立ちはだかる様々なシビアな要素を惜しげもなく描いた作品です。
商業作品では、「尺」と「大衆性」という絶対不可侵の理由により描写が憚られるモノですが、それをズバンと表現できる同人作品の魅力が詰まった作品でもあります。
ただ、一つのことを実現するためには、切り捨てなければいけないモノ・忘れなければいけないモノが出てくるのもまた事実です。DECOすけ野郎氏曰く「父親」と「クソ野郎2人」が、その「モノ」の象徴に思えてなりません。
- (補足)
- 2012.02.26:リンク先を変更(DECOすけ野郎 さま、情報ありがとうございます。)
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【 ほん呪!drubbing girl revival fest 】
レビュワー [ DECOすけ野郎 ] ジャンル [ 山村貞子同棲ADV ] 作者 [ 荒井小豆 さま ] 容量・圧縮形式 [ 14MB・LZH(1話目)、80MB・ZIP(2話目) ] 製作ツール [ NScripter ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 ハマリ度:8 グラフィック:10 サウンド:9
貞子は俺の嫁!
【概要】
かつて『リング』という映画が公開された後、俺はこれを友人と一緒にVHSで見たわけだが・・・
マジで恐ろしかった。ああ、あれは本気で怖かったさ。
だが、あまりにも売れすぎたがためにうんざりするくらいにパロディ化され、ハリウッド映画化までもされ・・・まあ、よくあるネタの1つになっていったわけであった。
しかし、ネット上の人々はあろうことか「貞子萌え!」「どう見ても押しかけ女房だろ、これ」みたいな方向に行ってしまわれる人もいたわけで、このノベルの作者さんもそういう方面を突き詰めてこういう形でゲーム化したわけですよ!
第一話
「恐怖!フィギュアと会話する店長!」
「ビデオ・・・見てしまったんですね!」
「貞子との同棲の味はチョコカップラーメンの味がした」
の三本立てとなっております!
【STORY】
呪いのビデオを見ると7日後に死ぬという都市伝説があるらしい。
ダビングして他人に見せると死なないらしいのだが・・・。
がっ!しかし!
人生の先が見えないフリーター安野鉄五郎はそのビデオを偶然見てしまったのだっ!
しかもダビングする前に上書きしてしまった!
いったい安野はどうなってしまうのかーっ!(CV:垂木勉)
▼「さっそくゲームプレイ・・・おおぅ、こ、これは・・・かなり救えない感じの主人公だ」
▽「しかも、バイト先の面子が本当に、それ以上に救えない感じだぞ」
▼「店長はアレだし、恋愛特集にそんなホラービデオを並べる女性アルバイト、成田さん・・・」
▽「『ネクロマンティック』(※1)に『悪魔の毒々モンスター 東京に行く』(※2)をバレンタインの恋愛特集コーナーに並べるのは・・・
例えで言えば『となりのトトロ』と『火垂るの墓』を同時上映した当時のジブリ並に『まさに外道!』てな感じだな!・・・
別にカップル相手だからいいんだけどね!」
▼「いいのかよ!
・・・もう、しょっぱなからこんな感じだから、どういう話になるのかと別の意味でハラハラするぜ」
▼「あ、貞子がテレビから出てくるシーンはちょっと怖いです。怖いんですが・・・そのあとに来る怒涛の展開から見ると・・・」
▽「これ、スラップスティックコメディですやん」
▼「うん。こんな調子で二話に続く!これはまだ導入部分だからね!」
第二話
「なんかの赤いアレ(いや彗星とか三倍とかそういう意味じゃなくて)」
「男女が一つ屋根の下にいればそれはいろいろわるわけで」
「AVといったらオーディオ・ビジュアルだろ」
の三本立てだよ!
【STORY】
貞子は主人公を殺すためにビデオから出てきたのだが・・・力およばず、成り行きで同棲することになった。貞子は特訓することによって力を取り戻そうとするっ!
このあと!安野の口から思いがけない発言が!!!(CV:垂木勉)
▼「まあ、怒涛の展開ですよな。」
▽「貞子ちゃんはコスプレでもかわいいぜ!」(※3)
▼「それにしても、絵の動くこと動くこと・・・これ全部一人で描いたんか。
1作目よりもパワーアップしているからのう。」
▽「話も・・・まあ真面目になったり不真面目になったり島田耕作さんが出てきたり。」
▼「誰だよ島田って。初芝とか五洋とかの子会社的な何かかよ。」
▽「・・・これ、大丈夫なのか。貞子関係あるのか。そもそもこれはホラーなのか。」
▼「・・・いや、ホラーではないと思う。確実にホラーではないというか・・・
いっそもうジャンル:貞子でいい気がしてきたな。ここまでやってしまうと。」
▽「まさに ハチャメチャが押し寄せてくる ってやつですな。」
▼「それ以外の何かも押し寄せてきますけどね。」
▽「ラストのアレは 『えええぇぇーっ!』でしたよ」
▼「・・・それまでの経緯が最低すぎるじゃないか・・・いや、イイハナシダナーっぽい感じにまとめているけど、マジでこれは・・・えええぇぇーっ!ですよ。
っていうかこれでオシマイなんすか。どうしてくれるんですか。」
▽「まだまだ続くよ!3話目公開が待ち遠しいんだぜ!」
(※1)この映画に関しては「俺がADVで紹介してきたホラー系のゲームがこどものおもちゃに見えるくらい」にえげつない内容となっている。いや、本当。これ比喩とか冗談じゃないからね。
この映画は本国ドイツでは上映禁止なったどころか、最高裁で全フィルム破棄を命令されたくらいにアレな映画なんですよ。俺は見たことはないし知識として知っているだけだけども、世の中には詮索しない方がいいことだってあるんだぜ・・・。
この映画を視聴したいという酔狂な人は、あくまで自己責任でいろいろとやってほしいところです。
ちなみに、このゲームで「店長が(ry まんじゅうにしてしまう」というネタがあったが、この映画も実在します。
実在する事件をベースにしたものだそうなのだが、ここではあえて書きません。だってアレなんだもん。
(※2)ニュージャージー州に住んでいるいじめられっ子が、産業廃棄物の液体の中に落とされてパワーアップし、いじめっこをぶち殺すというカルト映画「悪魔の毒々モンスター」の続編。製作・公開はトロマ社。関根勤は芸能界一、いや、日本人で多分一番トロマを愛している男であり、ラブコールを送り続けた結果この映画に出演することとなった。
この映画では、関根勤が謎の・・・何なんだろう。観光案内人っぽい人で出てきていきなり「ごらんください!これが東京タワー!全部鉄!そしてエレベーター!」と言っている。全編そんなような感じだ。
・・・ていうか鉄骨だったらそれはスカイツリーもそうなんじゃないのだろうか(そういう問題ではない)
トロマ社が他に出した「カブキマン」という映画では何故かナムコ(当時)が協力している。ニューヨークの刑事がカブキパワーを得て悪人を寿司巻にしたり割りばしアタックをかましたり・・・まあ、そういう映画ばっかり作っているところよ。
ちなみに、関根勤著の「サブミッション映画館」(現在絶版)では、当時のスポーツ新聞が「この映画は国辱ものだ、歌舞伎を侮辱している」と書いてあった件について、関根本人は「あんたらだって表紙にねーちゃんの裸とか載せていたりしているのに、国辱とか言える立場じゃないよ」と書いていて妙な説得力があったものだ。
そんなトロマ社も設立40周年。何があるかわからないものだ。
(※3)イソデックスさんや某初音さんも!・・・まあ、アレだ。本文で書いた通り最低というか、恥ずかしいというか・・・。俺だったら生きてられないレベルだな、これは。
管理人コメント私は「リング」は原作小説…もっと先に言えば、原作に割と忠実な2時間ドラマ版から入ったタチでして、最終作「ループ」の本を投げ捨てたくなるようなオチも、「Jホラー」という言葉を作り出したほど「貞子」が怪物化した映画版も、苦々しさと微笑ましさを抱えながら眺めてきました。
そんな「貞子」が「ふたば☆ちゃんねる」などで萌えの対象と化したのも、映画版「リング」が外国に広まるほど話題を呼んだ辺りからでした。本作は「セカチュー」や「ひぐらし」がパロディ対象となっていることからわかる通り、それより更に時代が下った最近の作品です。
ストーリー自体は原作を完全無視していますが、主人公のバイト先であるビデオ店の名前が「ループ」だったりと、原作のみならず、様々な作品を読み込んだものであることはうかがい知れます。
- (補足)
- 2011.09.22:第三話が発表されました。上記配布元からダウンロードできます。
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レビュワー [ 匿名希望 ] ジャンル [ 妖怪退治?探索ADV ] 作者 [ あまてる。 さま ] 容量・圧縮形式 [ 81MB・ZIP ] 製作ツール [ 吉里吉里2 ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 ハマリ度:7 グラフィック:10 サウンド:8
「最近毎夜毎夜、怪しい物音がするんです。」
新米陰陽師、葵の元へ来る相談者は何故か妖怪達ばかり!
依頼者ふうの家では、ここの所怪しい物音が頻発するという…
原因はネズミ?G?
いつも通りのなーんでもない依頼かと思われたが…――
HPより抜粋
ジャンルを言うなれば、いわゆる謎解きアドベンチャー
マルチエンディング型の短編です
確かにストーリーや謎解きのボリュームは少ないのですが
ちゃんと話はまとめられていて
謎解きもさほど難しいものは要求されず(自分的に最初の謎解きは除く)
サクッとクリアーできるため楽にプレイできます
キャラクターの絵は好みもあると思いますが
柔らかいタッチになっていて可愛らしかったと思います
誰でもとっつきやすいお手軽ゲームと言えます
ここで注意なんですが、皆さん気をつけてください
EDが終わった後EDは5種類あるとEDリストにはあるんです
※だからって本編は何周もしてはいけません※
(楽しいからやりたいって言うのはもちろんおk)
本編は2種類しかEDが無いからです
「あれ?おかしいな・・・他にクリックできる場所ないし・・・ん・・・?」
10分後・・・
「こ こ だ っ た の か」
つまりEDというのは本編をクリアした後に出てくるおまけシナリオをクリアして初めて全て集まるのです
(個人的に、おまけシナリオはキー様シナリオが好きです。)
間違いのないように(本編を10分ほどただひたすら画面をクリックする人間は俺だけでいい)
さてどうでもいい体験談を話したところで
新米の陰陽師と妖怪が織りなす謎解絵巻
先に待ち受けるのは悲劇か、それとも・・・
貴方はこの謎を解く事が出来るだろうか?
真実は・・・いつも一つ・・・(だからry←他のレビュワーさんのような多彩な表現ができない人間の図
管理人コメントこのゲームは、通常の選択肢を利用するADVとは異なり、脱出ゲームのように怪しい箇所をクリックして話を展開していきます。
そして、ED分岐に関わる謎解きの中には、一度間違うと正すことができず、下手な場所でセーブすると最初からやり直すしかない物さえあります。ネタバレに当たるかもしれませんが、この点だけはご用心していただきたいと思い、あえて記しました。
ちなみに、おまけシナリオの方は、通常の選択肢を用いたものであり、主役の葵と主要キャラ3名との交流を描いたものです。おまけのEDは本編EDよりも小さく扱われていますが、肝心のおまけシナリオの入り方がちょっと目立たない位置にあるため、私も多少迷いました。
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レビュワー [ 匿名希望 ] ジャンル [ ほんわか恋愛シミュレーション ] 作者 [ 優凪 さま ] 容量・圧縮形式 [ 88MB・ZIP ] 製作ツール [ CatSystem2 ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 ハマリ度:10 グラフィック:9 サウンド:9
雨―― 雨が降ってきた。
空を仰ぐと……ふと覚える懐かしい感覚。
田舎街の学校に通う大地は、平穏無事な学園生活を送っていた。
少し貧乏だが、今の生活に不満はなく、ただ……漠然と、
「この時期を大切な思い出にできないか」
そんな事を考えていた。
人々が突然の雨に慌てる中、大地は一人空を見上げ続ける。
身体を包み込む、優しい夕立。
それは一体、彼に何を伝えているのだろう。
HPより抜粋
先に言っておきますと私は血も涙もない人間なんでしょうか
テレビドラマなどで泣いたことがない人間でした
ゲームはそういうもの事態やらないし、恋愛シュミレーションも僕と君の夏休みを3人攻略しただけでした
そんな人間が唯一、目に涙が押し寄せてきた作品です
この作品の一番の特徴は
・ヒロインが喋れない
つまりリアクションや表情だけでヒロインの言動を表現すること
それがリアルにうまく表現されていた
この作品はこれが一番大きいでしょう
でも今思えばストーリー自体はいわゆる王道とも言えるような内容です
もちろん悪い意味ではなく、物語の軸や設定もしっかりしていると言えました
キャラ絵もほんわか系の絵でよかったと思います
とても素晴らしい作品なんですが
根性腐ってるだろって言われるくらいの気になった点を下に
・主人公がイケメンすぎる
顔ではなく優しすぎると言う意味で
おそらくこんな人間世界探してもいるかどうかっていうくらい
・ちょっと背景がおしい
これはほぼクレームに近い
背景はフリー素材を使われてるようなんですが
書いてる人が違うので当たり前なんですが画風が違う
なので微かに違和感がありました。
ですがこんなの気にならないレベルだと思いますんで大丈夫だと思います
プレイ時間もさほど長くはありません
すこし心を癒したい時は あまやどり してみませんか?
管理人コメント私の感じたところでは、大地の「みお」に対する感情は「恋愛」と言うよりも「父性」に近いものに思いました。
レビュワーが挙げている「主人公がイケメンすぎる」と言う要素も、性愛よりも保護欲の方が勝っていると考えれば、多少は納得のいくシーンもあります。
作者様HPからは、セルフパロディともいえる続編的作品「雨宿り」(こちらは漢字)もDLできます。「雨宿り」の方は、「あまやどり」の結末以降の話なので、ネタバレを避けたい方は、「あまやどり」からプレイしていただくようお願いいたします。
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レビュワー [ 匿名希望 ] ジャンル [ なんちゃって推理系アドベンチャーゲーム ] 作者 [ STING さま ] 容量・圧縮形式 [ 5MB・ZIP ] 製作ツール [ RPGツクールVX ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 ハマリ度:10 グラフィック:7 サウンド:7
テキトー保安官STANG(スタング)と奴隷助手BORNET(ボーネット)が帰ってきた!!
上司の命令を受け、指名手配中の催眠術師が捕えられているという館に向かうSTANG保安官。
しかし、館は催眠術にかけられた怪しい集団に包囲されてしまった。
そして館内で次々と発生する事件。果たして、侵入者「黒薔薇のトゲ」の正体は!?
HPより抜粋
僕が前にレビューした作品の一つの続編です
続きもののレビューは正直どうしようか悩んだんですが
食わず嫌いに定評がある(知らんがな)私がはまったゲームなのでレビューしたいと思います
前回、管理人のESさんがコメントに書いてたとおりこの作品は好き嫌いが大きく分かれると思います
あらかじめプレイの際はそのことを頭に入れて楽しんでください
そして今回は舞台を変えて館での事件の解決に挑みます
前回と変わらず隠し要素もあります
例えば観葉植物全てを調べると・・・などこれは最初のほうにこれしたらいいことあるよって言われるんですよ
それで必死にやりましたよ。えぇ。
いい意味で肩透かしを食らいます
他の隠し要素は頑張ってくださいとしか言えません
2の新要素として他にはアクション的なものが追加されています
牛を避けながら動いたりやスネエエエエエエエクみたいな物も
中には戦闘も存在します
ですが選択制だったりしていわゆるRPGの戦闘ではありません
でも親切設計で、占いに聞けばそういうのが苦手な人でもクリアできるようにしてあります
そして最後はモロバレなしの自力勝負の推理
簡単な人には簡単なんですが
えー・・・
臭いとにらんだやつの選択肢を選びまくって何が悪(ry
自分のような馬鹿にはむりでした。はい。
今回もあちこちにネタが仕込まれてたり
隠し要素もあり
そして本格的な推理もある
前作と同じ二人組が織りなすちょっとおかしな事件
あなたは事件の真相を暴けますか?(だからこういうゲームじゃな(殴
管理人コメント村単位の探索だった「1」とは異なり、「2」では、「屋敷」と言う仕掛けてんこ盛りな舞台になっています。ギャグ面でもマジな推理面でも、館の仕掛けが大きく関わってきます。
エレベータと階段によるトリック、(おそらく主の趣味によって)仕掛けられた奇っ怪な宝箱…マジな推理面では、これらの謎を、時には乏しいヒントから、そして時には占いに頼って解き明かしていく必要があります。
そして、ギャグ面に使われる仕掛けも豊富にあります。場合によっては一発GAME OVERとなるモノまでありますが、どうせ死ぬ直前に戻れるため、どんどん試していきましょう。