■ 投稿レビュー シミュレーション 10 | ||||
myth2 soulblighter | 機械兵GG | Warfare 1917 | 激突要塞!+ | 牙の上に建つ国 |
アビスセレナーデ | 宇宙侵略艦隊 | EXTRAPOWER ATTACK OF DARKFORCE |
MOTHER GANIRAS | 取り調べ室シミュレーター |
レビュワー [ キリ ] ジャンル [ オンラインRTS ] 作者 [ Bungie/projectmagma ] 容量・圧縮形式 [ 83.3MB・ZIP ] ダウンロード (English Site) ハマリ度:10 グラフィック:8 サウンド:7
プレイし続けて10年以上!
自分が中学生の頃からやっているオンラインリアルタイム戦略ゲームです。
このゲームはマイナーなため、世界各国から集まっている割にプレイヤー人数が少ないですが、
Projectmagmaというところから、アップデートが日々行われていて、進化し続けています。
現在はなんとバージョンが1.7で、これは10年間の月日が流れてこうなった結果でしょう。
このゲームは基本的に無料オンラインゲームですが、製品版を買うと、マップエディタが搭載され、
じぶんの好きなmyth2のエンジンに基づいたゲームが作れてしまいます。
元は中世の人類と暗黒軍の対戦なのですが、FPSのようなアクションゲームみたいなものも作られています。
オンラインゲームではランキングが搭載されていて、白熱のバトルです。
やった事ない人がいたら今すぐプレイしてみましょう!
Win MAC共に対応しています。
管理人コメントあらゆる意味で「リアル」を追究した戦略SLGです。「リアルタイム」を上手く利用しないと、とてもクリアはできません。
基本は、味方をクリック(または範囲ドラッグ)して選択し、敵をクリックして攻撃命令を出したり、地面をクリックして移動させることで進行していきます。ユニットは、前衛向け・後衛向けに別れており(と言うか、鎧姿の剣士以外は、ほぼ全て後衛専門)、後衛を急襲されないよう、常に敵キャラの動向に注意を払う必要があります。
そして、最もリアルなのが、戦闘時のグラフィック。乱戦の下には血溜りができ、ドワーフの爆撃を当てれば、(ピー)肉ミンチ(敵味方問わず)が…ここら辺は、やはりと言うか、流石と言うか、洋ゲーですね。
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レビュワー [ REN ] ジャンル [ RTS ] 作者 [ uik さま ] 容量・圧縮形式 [ 947KB・ZIP ] ダウンロード タイトル発表から5年。正直わたくし、今プレイするまでどういったコンセプトなのかは忘却していましたが、タイトルだけは脳髄に刻み込まれて離れませんでした。
ごく最近になってHDD崩壊の報を受けたときはどうなることかと思いましたが、いよいよもって公開と相成ったようです。
ゲームの目的は敵軍のオーナーG(有人機)を全機撃墜すること。
本拠地が破壊される・自軍オーナーGが一機でも撃墜される・時間切れのうち一つでも満たされるとゲームオーバーという結構厳しいものとなっており、システムを把握しなければただクリアすることすら難しいでしょう。
ステージごとに配置された4機のオーナーGが組むことができる隊列の種類は固定されているので、それぞれの役割を把握して的確に動かすことが攻略のキモとなります。
戦闘の基本は敵の死角から攻撃することですが、敵に厄介な隊列を組まれる前に速攻撃破するといったゴリ押しも重要な戦い方です。ゲーム内容は世界観語りやセリフなどといったストーリー要素が撤廃されており、1万にも及ぶステージを淡々とクリアしていくというストイックなものとなっています。
ステージ生成はフリーセルのような形式をとっており、同じステージ番号なら同じ状況を再現することができ、1ステージごとにハイスコアが記録されます。
それぞれの状況はランダム生成なのでフリーセルと同じようにクリア不可能なステージも存在するかもしれないとのことですが、そうした不可能な状況を延々と探していくのが究極のやりこみと言えるかもしれません。
管理人コメント序盤ステージ、いや、最初の練習ステージから、油断してるとGAME OVERな難易度を誇る辺り、流石uikと言わざるを得ません。
全機を総動員して、敵機を各個撃破する作戦では、時間切れになってしまいますし、「1機でも撃破されるとGAME OVER」と言うシステム上、散らばせる作戦も取りにくくなっています。
加えて、戦闘で剥がれた艦隊(オートGの壁)を再構築するためには、一度艦隊を取り外さねばならず、その隙を敵機に付け込まれたら、GAME OVER確定です。
ただ単に敵機をロックオンするだけでは、到底立ち行きません。初めに敵機の隙をつける位置に移動してから攻撃指示を出すなど、素早く、そして計算された操作が必要となるのです。
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レビュワー [ BLACKHAWK ] ジャンル [ 戦略シュミレーション ] 作者 [ ARMOR GAMES ] 容量・圧縮形式 [ DL不要・FLASH ] Play (English Site) ハマリ度:10 グラフィック:10 サウンド:10
第一次世界大戦の闘いで勝利を手にしろ。
このサイトでシミュレーションしか見てないという方、始めまして。BLACKHAWKです。
俺はだいたいFPS・TPSゲームをメインに紹介してきましたが、今回シミュレーションを初めて紹介することになりました。
さて、今作「Warfare1917」の感想
最初に一言、めっちゃはまります。
いやいや、ものすごいはまりますよ。
英語があまりわからなくてもいけるんじゃないかと思います。
一番の見所はグラフィックとサウンド
グラフィックは爆弾で人が吹っ飛ぶときや、毒ガスで死んだり、撃たれて死ぬときに血が出たりするなど、細かいところまでよく作りこまれた作品です。
サウンドは銃の音やチームの掛け声がすごい圧巻。
戦車が動くときの音も銃声もすごいリアルで、フラッシュゲーム作品なのに本物の戦場から指示を与えているような迫力と感動があります。
ちなみに俺がシミュレーションしたというなら、6年前にやったゲームボーイアドバンスの「ファイアーエムブレム」以来ですね。当時めちゃくちゃはまってましたww
戦闘系のシミュレーションゲームはめっちゃ頭を使うジャンルだと思いますよ。
このゲームの説明について
ライフル兵、アサルト兵、マシンガン兵、スナイパー、オフィサー、戦車とあり、どれかをクリックするとそのクリックした兵士が出撃します。
その間、それぞれのスキルに時計回りで何か回っているので、それが一周したら、その部隊が出撃させることができます。(どれかの部隊を出撃させたら、まだ回っている途中でも最初から戻ってしまいます。)
ちなみに、部隊は進みまくるだけではなく、安全地域といったほうがいいだろうか。
穴が掘ってあるところがある(レバーが書いてあるところ)
そこに部隊が入ったら、突撃した敵からの攻撃もあまり命中せず、こっちの部隊が有利な銃撃をします。
たくさんの敵を一気に倒したいときは、右下にアイコンがあります。
右から 空襲、空襲(たくさん振ってくる)、毒ガス、戦車の砲台で攻撃などがあります(間違ってたらすいません。)
どれかを選んだら、敵のいる場所をクリックします。しばらくすると、攻撃してくれます。
もうひとつは下の円の中に0が書いてあるもの。
これは満タンまでいくと1ずつあがるのですが、これは敵を1人倒すごとに回りの緑が増えていきます。
これはいわゆるグレートアップです。絵で書いてあるので、わかりやすく使えると思います。
本作の主役はイギリス軍ですが、何かをしたら、ドイツ軍のキャンペーンもできるようです、
管理人コメントこのゲームで重要となることは、塹壕(ざんごう:BLACKHAWKさまの言う「穴が掘ってあるところ=レバーが書いてあるところ」)の確保です。塹壕にいる間は、ダメージを受けにくくなると言う有利性もありますが、それ以上に、兵士に指示を出せるのは塹壕内のみなのです。
更地で敵兵士と対峙したとしても、後退命令は出せません。だからこそ、消耗を抑え、より早く敵地(画面右端)に侵攻するために、相手を殲滅した瞬間を狙って、前進させるタイミングを図る必要があるのです。
操作はシンプルで、英語が読めなくとも何とかなるよう、分かりやすいインターフェースになっています。それでいて、様々な特徴のある兵士や空爆など、行動のバリエーションは豊富にあります。確かにこれは、ハマれます。
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レビュワー [ ヅサィエヂム ] ジャンル [ 要塞設計ゲー ] 作者 [ すずぬーと さま ] 容量・圧縮形式 [ DL不要・FLASH ] Play ハマリ度:8 グラフィック:6 サウンド:0(BGMなし)
要塞に兵玉や壁を設置、敵要塞にぶつかるゲームです。
ステージ一新、前作から兵玉や壁の種類も一気に2倍。
相手の要塞へと兵玉を飛び移らせる新システムも追加。
要塞を設計したら後はオートなので純粋な戦略パズル。
面を進むごとに雇える兵種が増えるので先が気になる。
「ここを変えたら激突ダメージ差で勝ててたのかな?」
などとずるずる時間を持ってく。シンプルだけど奥深い。
作った要塞データを交換して対人戦が出来るのも良い。
相手の要塞を見てから対応した要塞で攻略するのも、
汎用性の高い要塞を作ってブッつけてみるのも楽しい。
コアの位置さえ分かればこっちの物な玉が増えたので、
前回に比べてステージを進めるのは簡単になっている。
管理人コメント「激突要塞!」の難易度はかなり高めに設定されています。特に「+」では、1ステージから敵が自分が所持することのできない新兵装を入れているため、相手の編成を見て弱点を突く作戦を取らなければ、激突前に兵玉が全滅してしまうことも珍しくありません。
幸い、兵装は売却しても、下取り価格が買い取り価格を下回ることが無く、気ままに消去・初期化ができます。色々試し、自分なりの最強編成を追及していくことこそ、本作の目的でもあり、また、大きな醍醐味でもあります。
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レビュワー [ SSS ] ジャンル [ シミュレーションRPG ] 作者 [ Digmsh さま ] 容量・圧縮形式 [ 1154KB・LZH ] ダウンロード 古き良き戦術シミュレーションRPG、牙の上に建つ国を今回紹介したい。
ストーリーは単純な物で、国の王子として様々なエリアを制圧していくというもの。
システムも転職・武器ごとの相性強弱・向きによる補正などがあるが、目新しくはない。
だが、プレイヤーを飽きさせないよう工夫された面構成が秀逸である。
殆どの面は敵戦力の弱点がある属性に偏ってたり、
特定の地形を踏破できれば非常に有利に立ちまわれたりと、
ユニットの相性が強く出るようにできており、
「LVの高いキャラクターで行くのが最善手」とはならないように出来ている。
自軍の面子と敵の構成を見比べ、最適なメンバーを選んで戦う必要があるわけだ。
また、作者が用意した面ごとの攻略法のダウンロード先が、
「水晶玉」という名目でわかるユニークなシステムになっている。
この攻略法は、相手のAIまで言及した詳細な物で、
困難な面で手詰まりになった時にとても役立つ。
難を言えば、操作系統がやや特殊な事か。
慣れない内は操作に少し戸惑うかもしれない。
シミュレーション好きであればやってみて損はないだろう。
見かけこそ古臭いが、シミュレーションRPGの面白さの本質を捉えている一品である。
管理人コメントマップの配置や斥候の情報、それでも足りなければ「水晶玉」を利用した攻略法…と、ありとあらゆる情報を駆使して、最善の隊列を構成していくことが、本作の最重要要件であり、醍醐味でもあります。各ユニットの一長一短を把握することが、攻略の第一歩なのです。
ストーリーに縛られない攻略法が編み出せると言う点では、非常に評価できる作品なのですが、それ以上にネックになるのが、SSS さまも触れている操作系統の特殊さ。…とは言っても、ジョイパッドで動かすゲームで、マウスを利用しなくてはいけないメッセージボックスを出すというのは、特殊さと言うよりも、詰めの甘さだと言わざるを得ません。メッセージの処理もジョイパッドやキーボードのみでできるように、もしくは、全てマウスで操作できるように作り直せば、操作の戸惑いも少なくなると思います。
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レビュワー [ REN ] ジャンル [ RPG風戦術シミュレーション ] 作者 [ ユノア さま ] 容量・圧縮形式 [ 21MB・LZH ] ダウンロード 独特の戦闘システムをメインとする、多くの人物が織り成す三国闘争を描く物語。
このゲームにおけるもっとも特徴的なファクターは、ザコ敵1体すら中ボス格のようなボリュームを持っていることにあります。
序盤から昆虫1匹が平然と5回攻撃してくる状況に面食らわされるかもしれませんがそこは4~5匹分が詰まっているとでも考えるといいでしょう。
戦闘においては1ターンごとに「キャラ選択・メインスキル選択・支援スキル選択」を「前衛・中衛・後衛」の3つのポジションごとに配置することで進行させることができます。
また、一部を除くほとんどのスキルはひとつのMissionにつき1度ずつしか使えないため、常にどのような状況にも対応できるようにバランスよく使っていくのが基本的な戦い方になります。
ストーリーがすすむと配置可能な仲間が増えていき、スキルのバリエーションの幅が広がっていきます。
戦闘システムがかなり特殊であるため戸惑うかもしれませんが
上記のようにザコ敵1体の重みが強い事、
攻撃の威力に影響を与える「属性」にあたる要素は「物理」と「魔法」の2つのみである事、
Mission3から登場する回復スキル群がかなり高性能である事を理解しておけば序盤で苦戦することはないでしょう。
序盤では一つのMissionでの戦闘数が不明なのでスキル群を節約してしまいがちですが、むしろ1体1体を速攻撃破するつもりで臨むのがちょうどいいかもしれません。
管理人コメント普通のRPGと比べ、この「アビスセレナーデ」の戦闘は、一戦一戦が濃密です。
ミッションごとに(スキルの個数・ステータス成長共に)限られたリソースを把握し、持てる力を全開しなければ、勝ち進むことはできません。従来のRPGのように、ラストまでスキルを温存させようするのは、正直自殺行為と言ってもいいでしょう。REN さまのレビューの通り、ザコキャラもボスキャラも攻撃回数が多いので、時間を掛ければ掛けるほどプレイヤー側は不利になっていきます。
一度戦ったキャラクターなら、攻撃パターンや弱点などを「敵リスト」で知ることができます。ミッション終了後は必ず確認しましょう。対策を考えれば、より攻略しやすくなります。
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レビュワー [ REN ] ジャンル [ RTS ] 作者 [ すずぬーと さま ] 容量・圧縮形式 [ DL不要・FLASH ] ダウンロード 侵略艦を繰り出して宇宙に散らばる多数の惑星を侵略していくRTS。
すべてがリアルタイムで進行し、一瞬の油断もできないシビアな難度を誇ります。
本作の目的はエリア内すべての惑星を支配下に置くこと。
侵略艦を製造し、惑星自体を攻撃させて耐久値をゼロにすれば惑星を手に入れられます。
こうして手に入れた惑星は4つのタイプから選択した役割を持たせることができ、戦いを進める上で重要な要素となります。
惑星をたくさん支配下に置くにつれ強力な侵略艦をたくさん製造することができるようになりますが
それと同時に敵の攻勢も激しくなっていくので決して有利にはなりません。
惑星が奪い返されるとその惑星が持っていた役割もそのまま消滅するため、状況によっては一発で反撃不可能となることも珍しくないでしょう。
一か所しか視点を置けないプレイヤーに対して敵は容赦なく多面から戦略を展開してきます。どうあがいても待ってくれません。
それゆえつい急いでしまいたくなりますが、時には前線に要塞星を配置するなどの防衛行動がキモとなるでしょう。
意外と短時間で終わるボリュームですからお急ぎの方も安心してお楽しみいただけます。
管理人コメントプレイ時間が短いだけに、動作のもたつきは余計にシビアになる、シンプルながら難易度の高いRTSです。
領土を広げるたびに、敵の軍備は強化されるのはもちろん、時間が経つたびに、その軍備は数的に強固になって行きます。最初に送ったレベルの低い艦隊では瞬殺されてしまいますので、領土を広げるたびに新規艦隊の生産が必要不可欠になります。
そのために、いちいち画面スクロールして工場星に生産要請を出す必要があります。その作業は非常にもどかしい物ですが、これに煩雑さを感じるようでは、RTSの適正が無いと判断せざるを得ません。コマンドは、RTSとしてはシンプルにまとめられているため、RTSの入門として最適なゲームです。
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【 EXTRAPOWER ATTACK OF DARKFORCE 】
レビュワー [ sunna ] ジャンル [ シミュレーションRPG ] 作者 [ LUCKY LAMP PROJECT さま ] 容量・圧縮形式 [ 200MB・ZIP ] ダウンロード ハマリ度:10 グラフィック:10 サウンド:10
遅れてきた、究極の熱血SRPG。
現在になって、ついにシミュツク95の作品の最高峰が登場しました。
このツクールでできることをすべてやった、と言っても過言ではないでしょう。
戦闘・編成システムはデフォルトのままですが、ユニットグラフィック、戦闘アニメーション、BGMに至るまで、そのほぼ全てが自作。そしてその量も圧倒的。
数あるフリーゲームの中でも、ここまでの大ボリュームの作品はそうそう存在しないでしょう。
☆ストーリー
ゲームスタート時点ではアメコミ風のヒーローが活躍する話、と取られがちですが、まったくそんなことはありません。
むしろ、それ以外のキャラクターたちのほうがキャラが濃く、彼らを喰ってしまっているほどです。
例を挙げれば、
- 妖怪退治を生業とする少年退魔士。
- 伝説の大魔法使いを復活させようとする魔法使い、その野望を阻止せんとする勇者。
- 怪人たちと戦う変身ヒーロー。
- 自分の使命に目覚めたばかりの魔法少女。
- 謎の生物に寄生された青年。
その他にも、たくさんのヒーローたちがいます。
それぞれが目的を持ち、それぞれのストーリーがあります。
そして、更なる脅威のために彼らが集まり、協力して戦う。
つまり、様々なヒーローたちの夢の競演、それをこのゲーム一本でやっているのです。
ゲーム終盤ににさしかかり、それぞれのストーリーが収束を迎えていくところの盛り上がり方は、
熱血ストーリーが好きな人には必見と言える熱さです。
そして、彼らを含む魅力的なキャラクター達。
仲間も敵も脇役も膨大な数がいますが、そのどれもが魅力的に描かれています。
☆グラフィック
近年よく見るようになった萌え絵などとは一線を画した、独特のセンスのグラフィックです。
ひたすら“燃える”絵というのが適切でしょうか。
イベントシーンで挿入される絵も相当な枚数があり、ストーリーへの感情移入もしやすくなっています。
システム面のグラフィックでも、編成画面の背景がゲーム進行によって変化したり、
戦闘時の攻撃モーションもクラスチェンジなどによって変わるなど、製作者のこだわりが見えます。
☆BGM
SFC時代の名作BGMを思わせる、少し懐かしくも燃える曲ばかりです。
曲の数もさることながら、それぞれの曲も「これほどまでに聴かせてくれるのか」と思うほど作りこまれています。
キャラクターのテーマ曲も数多くあり、印象に残る曲ばかりです。
そしてゲーム終盤で満を持して流れるボス戦の曲は、すさまじい熱さを放ってくれます。必聴です。
これほどまでに作りこまれた、自信を持ってお勧めしたいゲームなのですが、
プレイするにあたっては最大の問題点があります。
それは、そのボリュームの多さです。
圧縮ファイルですら200MBという、普通のツクールゲームではおおよそ考えられないほどの容量。
一話一話は短いとはいえ、全53話ともなるストーリー。
プレイ時間は15~20時間程度にはなってしまうので、なかなか軽い気持ちではプレイできないかもしれません。
また、基本システムがシミュレーションRPGツクールに完全に準拠しているので、多少操作がしづらい面もあるかと思います。
それでもまず、15話くらいまで。いや、10話くらいまではプレイしてください。
もしそこまでで気に入ったなら、必ず最後には燃え尽きるほどに燃えていることでしょう。
◆注意
シミュツクのゲームスピードが若干遅いため、プレイの際は加速器などを併用することをお勧めします。
また、攻略の条件が若干難しい場面もあるため、ゲームに同梱されている攻略テキストを参考に進めるのが良いかもしれません。
管理人コメント同梱されている「キャラ紹介」を見ただけで圧倒される、登場キャラクターの量と濃さは、シミュレーションゲーム全体で考えても随一です。
その元ネタも、アメコミから魔法少女、日本の特撮(昭和・平成)、トンデモ忍者モノなど多岐に渡り、プレイヤーを飽きさせません。
何より、その多彩かつ大量のキャラクターのグラフィックを全て作者自らが自作したと言う点で、驚愕に値します。
正義側も悪側も、様々な組織や主張が入り乱れる怒涛のストーリーは、くじけさえしなければ、必ず楽しめる作品です。
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レビュワー [ REN ] ジャンル [ シミュレーション ] 作者 [ TRRN さま ] 容量・圧縮形式 [ 1MB・LZH ] ダウンロード さて、前回さんざん煮え湯を呑ませてくれたガニラス星人が今回も我々を阿鼻叫喚地獄に叩き落してくれます。
今回はいよいよガニラス星人との決戦です。
無限に増殖するガニラスの悪夢を終わらせる方法は、最終兵器ガニキラーで奴らの母体であるマザーガニラスの息の根を止める事だけ。
というわけで、ガニキラーの材料である「コスモ栗」を100個集める事がクリア条件です。
とまあ今回もまた至極単純な仕事ですが、あらゆる要素がプレイヤーを殺しにかかってきます。
以下の三種類のロボットを的確に操作して目的を達成してください。マウスオンリーですがやれる事は結構多いのでしっかり操作方法を叩き込みましょう。
赤ロボット:マザーガニラス以外の敵に攻撃できる。
緑ロボット:コスモ栗を拾うことができる。コスモ栗の最大保管量が10個増えるエネルギーベースを建設できる。
青ロボット:すべてのロボットの移動速度を上げる道路を敷設する。大切なエネルギーベースを保護するバリアを設置することもできる。
コスモ栗が100個になった時点で即ミッション完了なのですが、とにかく何をするにもコスモ栗を消費するので、そう簡単に100個は集まりません。まあ一見余裕に見えます。やればわかります。
エネルギーベースが多くなればなるほど敵の猛攻はシビアになってくるため、クリアに近づけば近づくほどクリアが遠ざかっていくという逆行現象にこの上ない歯がゆさを覚える事は必至。「あと数個」の一言がどんなに遠い事か!
勝ったッ!第三部完!と思った矢先、不意にタテ薙ぎに横切ってくるガニラスが一点集中させたエネルギーベースをほぼ全部ブチ壊す!
赤ロボットは何をやっているんだ!どこにいるんだ!ああッ死ぬ!なんて思ってる時にはきっと電磁竜巻にさらわれている!
よりによってコスモ栗が密集してるところにクリイーターが出現してムシャムシャおいしそうに食い荒らす!
オオオ オオオ(横山光輝風に)
管理人コメントキーボードオンリーでバイオハザードな操作を強いられる前回のことを考えると、マウス一本で動かせる本作は、操作の慣れと言う点では難易度が下がっています。しかし、それ以外の全ては、前回同様のシビアさを誇ります。
その難しさは、ここでゴチャゴチャ言うより、実際に触れて痛感した方が何百万倍もよく判るでしょう。…というか、吐きそうです。マジで。
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レビュワー [ 山県昌景 ] ジャンル [ 取り調べシミュレーション ] 作者 [ 堀江 正 さま ] 容量・圧縮形式 [ 5.3MB・ZIP ] ダウンロード 待て、早まるな! 犯人の顔が幾らムカツクからって殴り続けちゃ駄目だ!
なんというか、随分久々のレビューです
今回ご紹介するゲームはその名も「取り調べ室シミュレーター」
その名の通り、あなたは数日後の東京爆破の電話を入れた容疑者に対して
取り調べ室にて尋問し、犯人を自供させるのが目的です
操作は簡単、画面内に表示された10個の選択肢を選ぶだけ、
きちんとヒントに沿った行動をしていけば、おのずと犯人もあなたに
真実を告白せざるおえない心理状態になるでしょう
といっても、それまでにある程度ゲーム上のコツを掴む必要がありますが
しかしただ単に選択肢を単調に選んでいけばいいというわけではありません
一応爆破予告の容疑者といっても一応その顔に似合わz(添削)人間です
当然腹も減れば眠たくなったりだってします
爆破予告の時刻が刻々と迫る中、そういったことに要する時間も考慮しながら
あなたは犯人に尋問することになるでしょう
「時間がないからそんなことは言ってられない! 今晩はご飯はヌキよ!」
なんて言った日には容疑者が疲労でぶっ倒れてお目覚めになるまでに余計に時間がかかってしまいます
素直に従って飯なり睡眠時間を容疑者やるなりするといいでしょう
何はともあれ暇つぶしにはもってこいです、一度プレイをどうぞ
あ、あと犯人の顔の殴りすぎにご注意を
某漫画ではないので、いくら殴っても彼の顔が変わることはないので……
管理人コメント作者である堀江 正 さまは、現在、商用分野においても多数のWebコンテンツを製作している売れっ子のWebデザイナーです。その陰には、自らのWeb上で発表してきた多数の作品の積み重ねがある事は、疑うまでもありません。この「取り調べ室シミュレーター」も、そんな古い時代の作品です。
元々Webゲームなので、進行は非常にシンプル。基本的にヒントにしたがっていけば、クリアできる難易度になっています。
しかし、問題は、そのヒントに気づくまで。容疑者の反応は、その状態によって大きく変化します。時にはなだめ、時にはわざと怒らせ、色々と試行錯誤してみましょう。