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■ Almagest -Overture-

タイトル画面
作者 [ むつきみかつ さま (Serendipity) ]
ジャンル [ オリジナル星間戦争シミュレーションゲーム ]
容量・圧縮形式 [ 11MB・LZH ]
言語 [ 日本語 ]
配布元 ダウンロード先

(補足)
2006.10.05:現在の最新バージョンは、ver.3.04です。
レビュワーハマリ度グラフィック サウンド合計総合判定
ES 8 /10 10/10 8 /10 78/90 B
ckck 9 /10 9 /10 8 /10
威信 8 /10 10/10 8 /10

 《 ES 》  ハマリ度:8 グラフィック:10 サウンド:8

宇宙は広く、そして厳しい。

ハマリ度:8/10
本格的なシステムだけに、初めのうちはマニュアルと首っ引きにならざるを得ない。
しかし、システムに慣れてくると、自由度の高いゲーム性ゆえに、止まらなくなる。
グラフィック:10/10
プロのイラストレーターとして活躍しているだけあり、グラフィックの高さは折り紙付き。
個人的には、渋いおぢさんが多くて、気に入っている。
サウンド:8/10
トラ猫 さまなど、数々の有名な素材屋の音楽を使用している。
勇ましい音楽は、戦争という特異な状況をより盛り上げてくれる。

1. まずは操作を知る

通常マップ このゲームのメイン操作は、ほぼ全てを右上のコンソールで行います。
しかし、マニュアルを見ても分かるとおり、操作のカテゴリはやたら種類が多く、把握に時間がかかります。
そこら辺は、色々と操作をしながら覚えていけばいいのですが、個人的にちょっと引っかかった点があります。
一つは、士官を任から外すときに確認を出さずに即実行されることです。艦隊の場合、一旦解散してしまうと再編成には丸々1ターン要するため、場合によっては致命的な事態になりかねません。

もう一つは、「艦隊」「内政」などのカテゴリメニューからメインメニューに戻るためのボタンが「撤回」である点です。
実を言うと、私が最初に引っかかったのはこの部分です。慣れ親しんだ今なら、撤回 = Backだと分かるのですが、最初のうちは、撤回 = Cancelだと思い込んで、メイン画面に戻れなくなったこともありました。(これ系のゲームでおなじみの右クリックキャンセルも、一部分でしか使えません。)

こう言っては何ですが、せっかくの秘書官なんですから、メッセージボックスを常駐させて「カーソルを合わせたらここに説明が出ます」 というシステムにしてもいいような気がします。これだけで操作の分かりやすさが段違いに上がると、個人的には考えます。

2. 歴史は人で持つ

この人、思いっきり某北の国の将軍様なわけで。 攻撃用の艦隊を作るのにも、防衛のために行政官を置くのも、とにかく人材が必要となります。
各士官には向き不向きがあり、下手なところに送ると、無駄に国庫を消費するばかりとなります。
自らの理想にかなった人材は、どこの勢力をやるにしても、のどから手が出るほど欲しいものです。
そのため、「人材捜索」「士官要請」コマンドを用いて、様々な人材を登用することが大切となります。
特に、一国家が滅亡した場合は登用のチャンスです。路頭に迷った元士官が多数登録されるからです。
場合によっては、右図のように、もと元首を登用することも可能となります。
でも、私はこの人を登用しませんでした。攻撃力以外カスだし、なにより顔が気に入らないので。

3. 新兵器は漢のロマン

各艦には、裏設定があります。 このゲームは、宇宙戦争だけあり、多くの戦艦や戦闘機が登場します。「兵器開発」によって、新たな機種を作成することもでき、完成した暁には、より優秀な機種が新たに開発できるようになります。
特に、私が最初に使用したオリンピア連邦では、元首が「研究」の特性を持っている上、初めは敵らしい敵がいないので、兵器開発はかなりスムーズに進みます。
もちろん、これら兵器にも「攻撃向け」「迎撃向け」「防衛向け」という特性が分けられていますが、CPUはそんなことお構いなしに登用できるだけの機体を全て登用してきます。必然的に、こちらもやり返すしかありません。

艦隊侵攻! このゲームでは、艦隊数 = HPという感覚でバトルが進められ、各士官が保有できる艦隊数に限りがあります。
最大艦隊数も、司令官となる士官の能力によって決まり、その効果は段違いとなります。
特に、大国間の抗争を生き抜いている小国には、(一部を除いて)優秀な人材がそろっており、うっかりケンカを売ると、「連邦の艦隊は化け物か!」というような絶望的な気分を味わう羽目になります。

私は、これが原因で1stプレイで滅亡しました。

このように、"Almagest -Overture-"では、数々の要素が複雑に絡み合い、壮大な歴史を形作っています。
平和の礎となるか、はたまた全宇宙の覇者となるか、それとも歴史の闇と消えるか…

歴史は、貴方の1クリックにかかっているのです。


<ES的蛇足>
このゲームで手に入る士官は、通常の募集で手に入る人々ばかりではありません。選んだ勢力などによっては、イベントが発生して特別な士官が手に入ったりもします。
あいにく、1stプレイでは手にできなかったものの、イザナミ皇国での2ndプレイでは、 イベント発生が多く、何人かのキャラを手にすることができました。
隠しキャラも、結構優秀なキャラが多いため、皆様も探してみてはいかがでしょうか。

 《 ckck 》  ハマリ度:9 グラフィック:9 サウンド:9

宇宙戦争は男の夢(ロマン)

ハマリ度9/10
覚えることが多いので、とっかかりを確保出来るかがカギ。
逆にシステム周りやコツが分かってくると、止められない、止まらない。
グラフィック9/10
キャラ絵の丁寧さ、豊富さには目を見張るものがあります。
特定キャラのファンサイトを立ち上げた方もいらっしゃるくらいですから。
サウンド8/10
音楽面もなかなかです。欲を言えば、「もう一押し欲しかった」といったところでしょうか。
同じBGMを長時間聞くことになりますが、気にならないくらいの高水準です。

○今回も前置きから・・・
「スターウォーズエピソード3」「宇宙戦争」など、宇宙を舞台とした大作映画が放映されている今日この頃。皆様どうお過ごしですか?私はニートとフリーターの中間あたりで宙ぶらりんな生活を送っています。・・・どうでも良いですね。
とりあえず、今回のイチオシもそんな世の中を反映してか、宇宙が舞台の戦略SLGです。

○はまるよ?
そもそも私はこの手のゲームが苦手で、「あー。システムがよく分からずに、すぐ止めちゃうかな。」とか思いつつプレイを開始したのですが・・・、

ごめんなさい。止まりませんでした。

朝の9時頃から開始して、気がつけば夕方の6時9時間ぶっ続け。まさかここまでとは。
多分戦闘のテンポがよいせいでしょう。プレイしていて不快感を感じることはほとんどありませんでした。

○簡単に内容を
最初に国を一つ選択し、全ての勢力を壊滅させるか、同盟国のみとすることでクリアとなります。ひたすら戦争を仕掛けまくって銀河皇帝を目指すか、八方美人で貢ぎまくって大同盟を目指すか。プレイスタイルはあなた(指揮官)次第です。
私としては前者が好みなのですが、基本的に後者の方が簡単な気がします。やろうと思えば、自国は一度も戦争せずにエンディングまで到達出来る国もあります し。

○グラフィックなど
キャラクターは美形・美人から、さえないおじさままで各種取りそろえられており、幅広いニーズに対応しております。おかげで、戦争の主役である戦艦がかすんで見えます。(キャラの外面と能力が正比例している気がするのは私だけでしょうか)
ただ、戦闘画面はいささか単調な感を受けます。が、Ver.2.00で手を加えられるらしいので、期待して待っておりましょう。

○それでは最後に
確かに、戦略SLGというジャンルの都合上、最初に説明書をかなり読まなければなりません。RPGやアクションゲームとは違って、直感的にシステムを理解しづらいですからね。逆にそれさえクリアすれば、存分にはまりこめるゲームです。
とりあえずダウンロードしましょう。宇宙が僕らを待っていますから。

 《 威信 》  ハマリ度:8 グラフィック:10 サウンド:8

俺の武勇伝!(レビューやないやん!

うっしゃ!俺の願いも通じてやっとイチオシ入り!無茶苦茶べしゃちますぜよ!んじゃ俺の戦記でもw

俺がとっぱじめに決めた国はなんと弱小「WLTC」(笑)!もちろん操作の仕方もわからずいきなり滅亡しました!w
んでだいたい操作もわかって二回目!もちろんWLTCで行く!
艦隊編成で一艦隊に二人士官を配置、ヒマがあったら人を登用して軍事増強!どうせ攻めても負けるから今は兵器開発に従事じゃ!
しかし隣の国の最悪元首が戦争を吹っかけてきやがった!しばらく耐えていたらむこうから仕掛けてきやがったのにこっちを悪者にし我が元首マチスの退陣を要求してきやがりました怒畜生!しかし反抗したら一発でやられるのでマチスを泣く泣く退陣・・・ってもともの軍人向きだよなコイツ。かくして若すぎ馬鹿女がわが国の元首になりやがりました。

ようやく最強兵器(ネタバレのため名前伏せ)が完成!スッカラカンの国庫をはたいてこいつを全艦隊にそろえてマチスを中心とした銀河統一軍(自称)を結成!こいつらに勝てる軍も無く、同盟の打診もことごとく断り疾風迅雷!
んで気づけば銀河統一!ずいぶんあっけなくおわりましたw

ハマリ度としてはコツをつかんじまえばどんな弱小国でも銀河統一できちまうのでイマイチ!八点とさせていただきます(高っ!

絵は文句無く(個人的には美少女はやめてくれなのだが・・)十点でサウンドも少ないけど音楽はなかなか、八点とする!

全体的な評価として、戦略ゲーとしては良いのにややボリュームが足りない!あと一味塩ほしかったなぁ~


戦争、すなわち正義と正義とのぶつかり合いである。
<管理人 注>
ちなみに、この方がWLTCの元帥です。宣戦布告の声明文を見ても分かるとおり、自由を愛する漂泊の勢力です。
若くてイケメンですが、「とにかく遠くへ遠くへ行きたい変人の集団」公式HPで言われているあたり、結構紙一重な方なのかも。

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