■ 投稿レビュー RPG 29 | ||||
積層グレイブローバー | 夢遊猫サウザンドキングダム | らぶいずふぉーえばー? | エターナルメモリー | Tiger Garden |
Exit Fate | Amateur's Garden | Bonds | Margikarman | 影明かし |
![]()
レビュワー [ 祈 ] ジャンル [ 積層グレイブローバー ] 作者 [ カナヲ さま ] 容量・圧縮形式 [ 167MB・ZIP ] 製作ツール [ RPGツクールVX Ace ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 ![]()
毎回毎回構造が変わるダンジョンに行って宝を手に入れて話進めるRPG
このゲームの経験値とスキルポイントは基本的に金で買うので相当金を使うという印象だ。
ダンジョンから出たらレベルとかは全部1からやり直しだ。
探索方針で行くか敵倒す方針で行くか決めねぇとすぐに金が少なくなるって感じだな。
重量制限もあるので尚更だ。
金そのものは宝の売却ですぐに貯まるが、この宝の売買というのが中々面白いな。
自分で値段決めて仲間キャラ相手に取引するという仕様だ。
相手の興味と性格考えて取引の態度を決めてうまく売り捌く感じだな。
難易度は割りと高めか。
どうしてもキツイと思ったら難易度調整だ
これでレベルとスキルレベルを金で買わずに済むので何とかなるはずだ
管理人コメント「ローグライク」を意識しながらも、戦闘は別画面だったり、仲間と信頼度を積み重ねての強化など、独自のシステムが盛りだくさんのRPGになっています。
その分、「充分プレイできるまでの知識」が多いのが困りモノです。
特に、探索でも戦闘でも重要な「スキル設定」は、オープニングステージではすでにセットされた状態にあり、実際に設定する画面を開いて習得するのは本番に入ってからになります。うっかり忘れたままダンジョンに入ると、探索重視でも戦闘重視でも地獄を見るハメになります。
また、通常難易度では、これらスキル設定もダンジョンに入る度に一から設定しなおす必要があります。通常難易度に耐えられない人に限らず、こういった前準備を面倒くさいと思う方も、イージーモードを設定した方がいいでしょう。
↑ページ先頭へ / <【RPG】INDEXへ / <<トップページへ
![]()
レビュワー [ シャウエッセ ] ジャンル [ 歴史的RPG ] 作者 [ 明野 さま ] 容量・圧縮形式 [ 188MB・ZIP ] 製作ツール [ WOLF RPGエディター ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 ![]()
ハマリ度:10 グラフィック:10 サウンド:8
可愛いケモショタ達が織り成す本格派やりこみRPG!?
【まじめなレビュー】
100種以上の魔物を仲間にして冒険するケモショタRPG
実際には150くらい登場する
すべてのグラフィックが作者の手書きによるものであり、その苦労は想像に難くない一度に冒険に連れて行けるのは4体まで
(チュートリアルにあたる1話終了後に入手できるアイテムを入手後、拠点にてパーティ編成可能)
これだけ多くの魔物が登場しているにもかかわらず一体一体が非常に作りこまれている
ユニットごとに役割が全く違うので「自分だけのパーティを作ろう」という触れ込みどおりあらゆるパーティ構築を試してみたくなる
一見役に立たないユニットや特技でもほかとの組み合わせ次第で化けたりするから驚きだそれぞれユニットに武器とアクセサリー2つを持たせることによってカスタマイズできる
武器にはファクターという付加価値を与えることができるためカスタマイズ性がより高くなっている
特技とは別に、魔法をポ○モンの技マ○ンよろしくアイテムで覚えることも可能本作の戦闘システムは所謂ATBに近いが大変奥深いものになっている
特にボス戦の面白さは筆舌に尽くしがたい
ボスごとに全く違う動きをしてくるので脳筋プレイしていると詰みやすい
ただしゲーム開始時に戦闘難易度を選ぶことができるので自信がなければEasyにあたるCityを選べば問題ないだろう
ちなみに筆者は初見でHardにあたりRuinを選び地獄を見たのでお勧めしないまじめな感想ここまで
【ふざけたレビュー】
ファラきゅん超かわいい
ハァハァハァハァクンカクンカクンカクンカ本作の醍醐味は戦闘もそうだがなんといっても登場人物の大半がケモショタキャラで構成されていることに尽きるだろう
(人間っぽいキャラもそれなりにいるがほとんどサブキャラ)
可愛いケモショタからイケメンケモショタ、さらにはロリケモまでより取り見取り
絵柄はかなり癖が強いがゲームをやってればすぐに慣れる
ってか目がでかい
筋肉がすごい
手足が細い
一部のキャラは股間がやたらともっこりしてる
でも可愛い本作のストーリーは基本的にギャグ時々シリアスといった内容だが若干BL要素も含まれている
特にストーリー後半に登場するラスカーとイクシアはどう考えても付き合ってるとしか思えないレベルのバカップルっぷりを見せ付けてくる
BL要素はギャグとして扱われているためディープな表現はないがそういった描写に抵抗のある人は少し気をつけたほうがいいかもしれない余談だがこのゲームには「マーラトゥーキック」なる技が存在する
一言でいえば金的である
男の大事なアレを蹴り上げる技である
明記はされてないが技名と男にしか命中しないという仕様と股間にクリーンヒットしてるエフェクトからして間違いないだろう
しかもこの技、すこぶる強い
イケメンケモショタたちの股間を蹴り上げまくって蹂躙するというのもひとつの楽しみ方かもしれない【難点】
- 魔法がやや扱いづらい
- 若干作画崩壊してるキャラがいる
- MPが第二のHPであり、こっちを0にしても敵を倒せる仕様だが特化したパーティじゃないと達成できない
むしろMPダメージを回復する手段に乏しいためこっち側が一方的に苦しめられる要素というイメージが強かった- ストーリーは一本道でクエストはおつかい
- 一部特技のテキストがはみ出していて読めない
【総評】
パーティ構築や戦術を工夫してボスの攻略法を探し出すことに楽しみを見出せる人に向いているゲームといえる
筆者は前述のとおり最高難易度で挑んだためボス戦で何度ゲームオーバーになったかわからないが、負けるたびにどうすれば勝てるか模索し、研究し、ボスを撃破したときの喜びは至上のものだった
最高難易度では自分のお気に入りのモンスターを使っている余裕がなかったのは残念だがそれ以外の難易度では気軽に遊ぶことも可能なはずキャラクターは可愛いが絵柄に慣れるまではやや時間がかかる
逆にいうと初見で抵抗を感じた人も慣れれば可愛いと感じる可能性がある
食わず嫌いせずに試しに遊んでみてほしい一言でまとめるならケモナーなら遊んで損はないです
以上でレビューを締めくくらせていただきます
管理人コメントこのゲームには、登場キャラ全て(ザコモンスター含む)に性別がつけられています。先述の「マーラトゥーキック」など、特定の性別にしか効かないスキルもあります。
その点を含めて、敵の特性を知ることで攻略していくRPGになっています。
なお、こういった敵の特性については、スピア(黒猫)の「照魔の瞳」で知ることができます。数値ばかりで少々分かりづらいですが、弱点属性や効きやすい状態異常を知れば、より攻略が楽になります。PHSでいつでもメンバーチェンジができるので、有効なメンバーは事前に揃えておきましょう。
↑ページ先頭へ / <【RPG】INDEXへ / <<トップページへ
![]()
レビュワー [ シュン ] ジャンル [ 現代物のちょっぴり暗いラブコメRPG ] 作者 [ Yuri-sya さま ] 容量・圧縮形式 [ 50.2MB・ZIP ] 制作ツール [ RPGツクールVX ] 言語 [ 日本語 ] 備考 [ 15歳以上推奨 ] ダウンロード ![]()
「永遠の愛」とは一体何なのだろうか?
これほど衝撃を受けた作品も早々あったものではありません・・・そんな展開です。
プレイし始めた頃はとてもそうには見えませんが・・・。
自称ごく普通の高校生、森長 愛。
担任の明治先生にストーカーアタックしていますが全く通じません。
ある日、クラスメイトの不二家さんが先生を拉致したと知り、主人公は早速学校へ赴きます。
このままクラスメイトをぶっ飛ばして先生を救出すれば普通のラブコメですが・・・?
![]()
![]()
主人公が先生の家へ不法侵入(!)するなど言動がかなりぶっ飛んでいます。
現れる敵には何故かヒヨコやハムスター、回復アイテムやステータスアップアイテムがお菓子だったり、ラスボスもクラスメイトだったり、と何も裏など無い話のように思えます。
しかし、エンドを進めていくうちに主人公や先生には何か裏があることが分かってきます。
先生と生徒の禁断の愛・・・というレベルでは済まされなくなります。最初はあれほど明るい話だったのに・・・一体どうして・・・。
ストーリー重視でRPG要素はさほどではありません。以下攻略指針。
- HPは多いが被ダメージも多いので、回復アイテムは忘れずに購入
- サブイベントは色々調べると発生するかも?
- ステータスアップアイテムは素早さと攻撃を重視
ラスボスに先制されない程度の素早さを確保しておく- あとがき部屋に向かうにはエンドを全て見ること、あるアイテムを10個以上集めること
- 先に特定のエンドを見てしまうと見ることの出来ないエンドがあるので注意
普通のハイテンションラブコメだと思っていると痛い目に遭います。それほど重い話だったのです。
作者様が「自分が考えた展開とは異なる結末だった」と語っていた最終エンドの結末は、後日談を含め、実際に見てご確認ください。「永遠の愛」の意味とは・・・?
管理人コメント第一印象だけで「マジかよ…」となるような主役・森長氏その他のぶっ飛んだ言動ですが、終盤に行くにつれ、その第一印象が覆ると聞いて、更に「マジかよ…!?」となりました。
通常のRPG部分でも、しっかりと回復アイテムを揃えておかないと力負けする難易度です。決してコメディRPGとなめられないレベルです。
そして、ストーリーの方は更になめて掛かってはいけません。分岐も深いので、色々と探し回ることが必要です。
↑ページ先頭へ / <【RPG】INDEXへ / <<トップページへ
![]()
レビュワー [ 祈 ] ジャンル [ システム派RPG ] 作者 [ みんと さま ] 容量・圧縮形式 [ 648MB・ZIP ] 製作ツール [ RPGツクールXP ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 ![]()
何と言ってもやれる事が多すぎるのが特徴のRPGだな
ゲームの難易度は簡単から超激ムズまであって、誰でも満足にプレイできる作りって感じだな。
戦闘はちょっと敵が強い感じがしたが、これも設定で弱くしたり普通にしたり最強にしたり難易度の選択肢は文句なしだな。
本当にこれがフリーゲームでいいのかというぐらいの完成度だ。それぐらいよく出来てたな。
コレクション要素多すぎ。
ついでに話の展開は恐ろしいほど長いのが特徴だな。
作者HPではクリア時間が50時間を超えたというトンデモな掲載が。
それぐらい完成度がやべぇよ
管理人コメント天然ボケが入った姉と、しっかりモノで口やかましい妹という、どっかの軽音部員みたいな姉妹が主人公のRPGです。
難易度調整はかなりバリエーションが高く、初回から無双できるような簡単なモードから、下手にザコに突っ込むと全滅確定なハードモードまで、多数そろえています。
「ダンジョン内のセーブは5回までできるが、セーブ回数が少なければ特典がもらえる」という実績システムも、この高難易度に挑戦するモチベーションとなります。
「複数攻撃スキルは、攻撃範囲が決まっているため、なるべく全体を巻き込むよう、中心のキャラを狙い打つ」など、戦略の効果が高いバトルシステムになっています。
まずは簡単なモードで、できる限り戦闘を手軽に済ませられるような効率の高い戦略を学びましょう。その戦略はハードモードでも役に立ちます。
↑ページ先頭へ / <【RPG】INDEXへ / <<トップページへ
![]()
レビュワー [ バル ] ジャンル [ RPG ] 作者 [ 千熊 さま ] 容量・圧縮形式 [ 34MB・自己解凍EXE ] 製作ツール [ RPGツクールVX Ace ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 ![]()
ハマリ度:9 グラフィック:7 サウンド:8
はじめましてバルといいます
今回自分の初フリゲレビューは「Tiger Garden」を語らせて貰おうかと思いますストーリーは割と王道で
無政府大陸の貧村出の悪ガキ3人(男二人女一人)が都会で心身ともに成長し
「仔虎祭」という20歳未満のみ出場できる大会に挑む話です
タイトルの「タイガーガーデン」はその大会が開催される闘技場ですシステム面についても少し独特ですが特に難し過ぎる事もなく
一週間の間に学校での勉強や部活での訓練で三人を鍛え
水曜日にある大会や土曜日にある悪党や魔物討伐に備えます
技や魔法の習得の仕方も少し特徴があり
ステータスが規定の値に達すれば先輩から習得できる「武術」と
敵からラーニングする「必殺技」の二つに別れます
それぞれ便利で強力ですが特徴があるので後半は上手いこと使い分けないと難しいです
また食事システムもあり
街中に異様に多くある料理店で食事を楽しむ事もできます
単に食事は楽しめるだけでなく
食事をとるごとに運が良いとステータスにボーナスが加算され
上手く満腹に抑えられれば翌日のみステータスが大幅に上昇します
食べ過ぎるとステータスが大幅ダウンしますが・・・
また用語事典には今まで食べたグルメが記載されるという若干やりこみ要素もあり
食べた金額等によっては武器や装備などと交換できるチケットが手に入ります(というより装備の購入方法は拾う以外はこれしかありません)と、ストーリーとシステム面は大体こんな感じですが
個人的にこのゲームの肝はそこではないと思っています(もちろんストーリーもシステムも良いのだが)
『キャラ』のやり取りが凄くおもしろいんですよねこのゲーム
まず主人公の三馬鹿からしてやりとりが軽快で小気味良くでおもしろい
貧村で食う物が無いから野盗を襲って食料強奪という時点で普通じゃないんですが
倒した野盗に対しても、樽に詰めようとして体が大きいからと体中バキバキに折りたたんでから詰め込むという
さらに最後にその樽を川に全部蹴飛ばして流すという
初っ端から中々にぶっ飛んだ主人公達です
もちろん主人公達以外もキャラが立っていて
老け面で苦労性の部長に巨乳でモテるが凄まじく暴力的なジュディ先輩や錬拳部の面々
さらに個性的で色物ばかりの大会の対戦相手など
彼らのやり取りに自分はどんどん引き込まれました
街中を歩き回ったり料理店にはいると進行状況によってサブイベントが発生し
大会出場者と絡んだり部長や先輩の部活以外での一面が見れます
また最初はすべてをなめきっていた悪ガキ達と悪ガキ達について頭を痛めていた部長達が
少しずつ認め合い成長していくのが自然に描写されていくのとても良かったです
部長周りで少しシリアスな展開に入りますが、暗くなりすぎずに基本は明るいストーリー展開なので
コメディとシリアスの割合が丁度良いと個人的に思います
また悪党は基本的にしっかり成敗できるのも○
プレイをする時はぜひEDまでいって欲しいです・・・とても彼ららしい「オチ」が待ってます(笑)ゲームの難易度自体は難しいとは思いませんでしたが
ただ育成システムがそこそこ自由度があるので
序盤に育成を失敗すると詰むかもしれません
ですので自分の序盤の育成方法をざっと書いておきます
まず最初はHP・MP・防御を中心に上げて「代謝活性」と「精神集中」を三人に覚えさせましょう
序盤ならHPの回復は強制的に覚えさせられる「手当て」と「代謝活性」で事足ります
あと初期装備の喧嘩殺法ははずしておきましょう(ステータスを大幅に下げてるので
その他の武術は必要な物から順に必要なステータスを上げてバランス良く習得しておけば
そこから詰まる事はないかと思います不満点は
個人的にはそんなに嫌いじゃないのですが
メインキャラの顔グラを顔グラ生成機で作ってるため
個性的・・・悪く言えばキモイところです
個人的にはキャラが濃かったので意外と顔グラがマッチしてると思っているのですが
管理人コメント基本的に「アクの強い」顔しかできないツクールVX Ace備え付けの「顔グラ生成機」ですが、本作は、そのアクの強さを個性として生かしたキャラが跳梁跋扈する作品です。
システムは「育成」を重点に考えられています。特定日に出現する「大会」や「討伐」も、こなしたイベント数に応じて報奨が高くなり、より育成がやりやすくなる仕組みになっています。
ただ、戦闘以外の授業や部活動のシーンは「鍛える項目3つ×3人」を選択するだけというシンプルなものです。それでも、ここを上手くやりくりしないと必要なステータスが足りなくて詰む危険性が増します。特定のステータスを一定値以上にすれば、覚えられる技も増えていくため、そこを目標に鍛えておきましょう。
↑ページ先頭へ / <【RPG】INDEXへ / <<トップページへ
![]()
レビュワー [ むぎと ] ジャンル [ RPG+シミュレーションゲーム ] 作者 [ SCFWorks さま ] 容量・圧縮形式 [ 146MB・ZIP ] 製作ツール [ RPG Maker(RPGツクールXP) ] 言語 [ 英語 ] 配布元 ![]()
美麗グラフィックと熱い展開のRPG
基本システムは6人パーティーのRPG。但し時折ユニット制の戦術シミュレーションゲームが入ります。
仲間は数十人。こんなにいても全員はまず使いませんが、仲間を集める事でシミュレーション部分を有利に運ぶ事が出来るため、RPG部分では使わない仲間もほとんどの場合は役に立ってくれます。主人公はゲーム開始時30歳の大佐。2国間の争いのため、戦場に向かうものの……。
とにかく飽きさせない、かといって強引過ぎない急転直下の展開が多く、楽しめます。
また、登場人物の平均年齢が高く、昨今のティーンズが主人公のゲームに比べると、熱い展開ではあるものの、登場人物が比較的落ち着いた雰囲気であるのも魅力。イラストも、目が大きすぎず、最近のもえもえしたイラストに食傷気味の人にお勧めです。とにかく魅力的なおっさんが多いのが特徴でもあります。(女性キャラは好みが別れる所だと思われます)
ゲームシステムもよく練られています。(速さで行動数が変わり、魔法は戦闘中に規定値からMPが毎ターン一定量回復する、すなわち大技にはターンがかかる形式)
英語ですが、比較的理解しやすく、一部の(あまり重要でない)キャラを除けばほぼ教科書どおり、辞書どおりの喋りですので、ある程度できればそれほど理解には困らないと思われます。恐らく作者も非ネイティブと思われます。
なんだかんだで美男美女も多いのですが、公式のスクリーンショットにもっともうだつの上がらないキャラを持ってくる辺りに作者の心意気を感じます。
管理人コメント海外産の作品だけあるのか、はたまた作者の作風なのか、ファンタジー世界といえどもシビアな戦争を描いた作品です。
そして、そのシビアさは戦闘バランスにも及んでいます。MPを使う魔法は消耗品です。長丁場のボス戦だと、「MPが足りてるのに持ち合わせが無くて使えない」という事態が発生します。
もう一つの回復手段であるアイテムは、戦闘中では装備しなければ使えず、その装備も一人当たり2つまで。それも使い切ってしまったら、後は消耗戦しかありません。
幸い、回復魔法である「Mend」は比較的楽に手に入ります。それでも気楽に使える量ではありません。ザコ戦は自然回復でしのぎ、回復を使うのはどうしてもという時だけにしましょう。
↑ページ先頭へ / <【RPG】INDEXへ / <<トップページへ
![]()
レビュワー [ DECOすけ野郎 ] ジャンル [ 殺伐フリーシナリオファンタジーRPG ] 作者 [ 495 さま ] 容量・圧縮形式 [ 26MB・ZIP ] 製作ツール [ RPGツクール2000 ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 ![]()
邪知暴虐な王を倒すか、大金を払って逃れるか?
【あらすじ】
かつて、この世界には3つの帝国が存在した。
森と湖の都、アリシア帝国。
海に囲まれた、貿易で賑わっていたタミア帝国。
砂漠に囲まれ、年中気候が厳しいアンダス帝国。
この三国は、互いに支えあい、繁栄していた。
だがしかし。ある時期、三国の王がそろって全て交代した。
新しい王は全て王位に即位した瞬間その下衆さを発揮し、
しまいには三国の間で血を血で洗う戦争が繰り返された。
勝利したのはアンダス帝国。
やがて、暴虐な王が大陸を支配し、暗黒の時代は長く続いたのであった。――あれから20年後――
主人公は、アンダス帝国の小さな村で慎ましく暮らしていた。
しかし、ある日アンダス軍の兵が村を襲い、一方的に虐殺していった。
母も殺され、村は焼かれ、幼なじみはどこに行ったのかも分からず、
主人公はひたすら逃げた・・・やがて王が「魔物討伐隊」を公募しているのを発見する。
王から自由になるためには、大金、あるいは王を倒せるだけの力を蓄えないといけない。
憲兵となった主人公の未来はいかに。【概要】
The Legend of Oyajiの作者さまによる新作RPG。
残酷で殺伐とした世界で、ひたすらフリーシナリオをこなし、ひたすら探索と戦闘を進めていく、自由度が高いゲームです。ゲームの目的
このゲームの最終目的は実に明快で、
1) 王をぶっ殺す(ただし、王の軍隊、王はメチャクチャ強い)
2) 違約金を払い、憲兵の職を辞める(ただし、大量の金が必要となる)この2つです。この先にも、実は隠しダンジョンなどがあるわけなのですが、一応この2つが目指すべき目標なわけなのですね。
しかし、王は本当にイヤな野郎で前作のOYAJIそのまんま(前作をやってみれば、その意味はわかると思う)なのですが、魔物を倒したり、依頼を達成したことを報告すればお金を貰えます。
ですが、彼に逆らった行動を取ると好感度が下がり、不利になります。時には、イヤでも従わないといけない時もあるのです。ゲームの進め方
一番最初に行うこと、それは「キャラメイク」です。
主人公の名前、性、グラフィック、得意武器のタイプなどを決めていきましょう。
そして、「イベントを飛ばすか飛ばさないか」(後でも変更可能だが、初周は飛ばさないことを推奨)「プロローグを見るか見ないか」ということを選択し、ゲームを進めていきます。
なお、プロローグのアイテムは後のゲームでは引き継がれないので使いきってしまいましょう。・・・さて、プロローグも終わって先にすること。仲間を募集しましょう。
仲間の数は最大で、主人公も含め3名。どいつもこいつも曲者ぞろいです。
別の大陸に移動すると、より強い人を仲間に出来るので、序盤で戦闘が苦しい場合は、お金を稼いだらどんどん別の大陸に渡航してみましょう。
アンダス帝国の港から、別の大陸に船が出ているのでその分のお金さえ払えば、自由に行き来できます。
ちなみに、アンダス帝国に戻る場合は、マップ画面でShiftキーを押し、大陸を選んでください。(こういう大事なことをチュートリアルで説明して欲しかった)
あとは、ひたすら街の人の依頼をこなし、ダンジョンで戦闘を重ねていってください。このゲーム、金銭の取得の方法が特殊で
1)ダンジョンで、魔物を倒したことを王に報告する
2)依頼を完了したことを(街の人・王)に報告する
3)ダンジョン内にあるお金を取る
4)要らなくなったアイテムを売る
ことだけでしか入手できません。人間を倒しても、経験値が上がるのみで銭は全く落とさないですし、魔物でも「必ず」王に報告しないと懐に入ってきません。 そこを注意して進めましょう。ダンジョンについて
ダンジョンや依頼の数がともかく多く、好きな場所から攻略していく自由があります。
ただ、無理をしてレベルの高いところに行くと瞬殺されたり、街の人の話をしっかり聞かずにダンジョンに行くとやはり瞬殺されたりと、バランスはなかなか厳しいものがあります。
何も考えないと、すぐ死にます。
そういうゲームバランスです。
最初は、無理せずレベルに見合ったダンジョンから攻略していきましょう。基本的に、ダンジョン内はランダムエンカウントとなっています。
左下に、エンカウント率(赤いほど遭遇しやすい。歩くとより遭遇率が上がる)を示すマークがあります。
しかし、それ以外にもシンボルエンカウントとして歩いている人影や、ボス(赤く光っている)などもいるので、用心して進めていきましょう。それと、この作品では相変わらず「ロックされているドア」が出てきます。当然鍵など無いのでぶっ壊していきたい所なのですが、例えば「○○以上の攻撃力」が無いと進めないことがあるので、ともかくレベルアップをして能力を上げていきましょう。
能力の割り当ては、ステータス画面からすることが可能です。戦闘について
複雑な戦闘システムだった前作と比べ、今回は前作であった援護攻撃(味方一人の攻撃を援護する)と、SPポイントシステム(通常のRPGでいうところのMP)以外はカットされていて、複雑さはなくなった感じです。
SHIFTキーでオート戦闘切り替えも継承されています。特に、援護攻撃の重要さが高くなっています。なぜなら、それを使用したキャラはSPを回復し、その上通常より大きいダメージを与えることができるうえ、それによる攻撃は絶対に敵からの反撃を受けないからです。
雑魚戦・ボス戦でも頻繁に援護攻撃を使うこととなると思います。おわりに
殺伐とした世界観、独自の戦闘システム、趣向が凝らされたダンジョンや大陸、派手さがあるというわけではないですが、ファンタジーRPGの世界でともかくRPGで探索・戦闘をストイックに進めていきたいという人向けのゲームです。
ストーリーのカオスさは多少軽減され、不便だった箇所が改善された(不要となったアイテム・武器の売買が可能になった、アイテムを自動的に整理することが出来るように)ので割合遊びやすくなっているはずです。【追記】
大事なことを書き忘れていました。
戦闘中のアイテム使用について
実は、戦闘中に使用するアイテムは「ステータス画面から装備しないといけない」「戦闘中に使えるアイテムは2つのみ」です。
これが分からなかったため、「なんだよー、このゲームはアイテムも使用できないのか」と勘違いしていました。
宝箱などで見つけた封入石というものも、『装備すれば戦闘中にも効果が』と書かれていたのですが、装備画面から装備できず意味がわからなかったのですが、それもステータス画面から装備しないといけなかったのですね…。雑魚戦時には回復アイテムを、ボス戦で封入石を装備するのが良いでしょう。
ダンジョンに行ったら即死した
それは
1.レベルがまだ十分ではなかった
2.敵が打撃技を受け付けなかった(ダメージが0の状態)
かのどちらかでしょう。
2の方ですが、特定のダンジョンでは氷(低体温技)、炎(高温技)でないと一切ダメージを与えられない場合があります。技を憶えましょう。
メニュー画面の「スキル変更」で切り替えていきましょう。無い場合はアンダス城で技を売っているので買って行きましょう。
技を覚えるには、術レベルも大事なので足りない場合はレベルアップをしていきましょう。敵を倒しても金が貰えねえ
このゲーム、ともかくお金を増やす事が大事なのですが、手段が限られます。
- 魔物(ランダムエンカウントするモンスター)、ボスを倒す。
その状態で、アンダス王と話す(ここで重要なのが、シンボルエンカウントの敵は一切お金を落とさないということです)- 不要となった武器を売る
- 頼まれたミッションを成功させる
それ以外では、お金を稼ぐことが出来ないので注意しましょう。
シナリオが進まねえ
メインのシナリオは「!」マークがついているので、それを進めていけば良いでしょう。
あと、サブシナリオ(本編とは関係ないもの)は進めても進めなくても自由です。
管理人コメントDECOすけ野郎氏が触れた「アイテムも装備しないと使えない」などの情報は、プロローグでダンジョンに入る前、「情報収集」メニューから取得できます。
この点や「キャンセル(Xキー)でメニューを開く」などの説明が不足気味で「やってみないと分からない」あたり、硬派なフリーゲームらしい突き放しっぷりと言えます。
どちらかといえばコメディよりだった「The Legend of Oyaji」に対し、本作はシリアスな中世ファンタジーものに仕上がっています。それゆえ、ラスボスである「アンダス王」の外道っぷりも真に迫ったものであり、即座に殺しに行きたくなりますが、彼は八つ当たりで人間を一瞬でミンチにできるほどの実力と残虐さの持ち主。無理をせず、できるところから着実に成長していきましょう。
↑ページ先頭へ / <【RPG】INDEXへ / <<トップページへ
![]()
レビュワー [ アンサンブル ] ジャンル [ キーボードで呪文入力して魔法ぶっぱするRPG ] 作者 [ MAT さま ] 容量・圧縮形式 [ 15.2MB・ZIP ] 製作ツール [ WOLF RPGエディター ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 ![]()
手抜き紹介
タイピングが気がついたら速くなってるゲーム(一部の単語のみ)特徴
キーボードで入力してアクションを起こす
戦闘終了の度に全回復
忘れられやすいシフトキー(ボス戦重要)
タイピング速度と正確さが物を言うちょっとした攻略
魔法は自分で入力し、発動させて初めて登録される
同じ呪文を一度に入力しても意味が無い
aqua,fire,wind,heal,pwを速く打てるようにすれば序盤は何とかなります
上の呪文には上位互換が存在する
敵の魔法をこちらも使うことが出来る
ラスボスにはタイトルを
間違えても慌てず発動させもう一度入力しなおせばいい
敵が強い?ステをあげて物理で殴ればいい
35種類魔法を登録するとカンペが登場する感想
タイピングアクションといったジャンルはあっても
タイピングをRPGに組み込むというのは中々ありませんでした
一戦一戦の間休めるので常時画面を見なくて済むというのがうれしいです
一時間から二時間程でクリアできるゲームです
気軽にタイピングしてみませんか?一応、速攻で終わらせたい人向けにいくつか強魔法のヒントを残します
台風、ナイアガラ、地獄の炎、破壊中二病台詞の定番の一つで〆とさせていただきます
「極寒の地の氷の神よ、我に力を与えたまえ
言葉は氷柱、氷柱は剣
身を貫きし凍てつく氷の刃よ、今嵐となり我が障壁を壊さん!
Eternal Force Blizzard!!」
管理人コメント基本的なaqua, fire, windなどの魔法は、街の住人との会話でヒントが手に入りますが、「台風、ナイアガラ、地獄の炎、破壊」といった強力な魔法は、自分で見つけ出すほかありません。
※ ちなみに「ice」はダメでした。
逆に言えば、「なんか強そうな単語を入力したら、楽に越せるんじゃないか」という手探りの楽しみもあります。しかし、戦闘はかなりテンポが速く、ミスタイプをやり直すこともできない(=何かタイプしたら、攻撃を出さないと次の単語が打てない)ので、試行錯誤の余裕はほとんどありません。
攻撃を出してから次のタイピングを受け付けるまでにも若干タイムラグがあり、慌てると「fire」の「fi」の部分が欠けてしまう場合もあります。受付開始のタイミングでは効果音がなるため、見てからタイピングを開始しましょう。
↑ページ先頭へ / <【RPG】INDEXへ / <<トップページへ
![]()
レビュワー [ 祈 ] ジャンル [ アドベンチャーRPG ] 作者 [ ゆうやけ さま ] 容量・圧縮形式 [ 201MB・自己解凍EXE ] 製作ツール [ RPGツクールVX Ace ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 ![]()
最初からHPが高い代わりに最後まで回復方法が乏しい妙なゲームバランスのRPGって感じだったな。
戦闘はそんなにきついとは思わなかったけど、回復が極めてやりにくいのは割りと緊迫感あるな。序盤はな。
話進むと連続行動+状態異変が追加されて、超激ヌルにまで戦闘が楽になった感じだ。
このゲームの状態異変強すぎ。こんなに状態異変が強いゲームも珍しいんじゃねぇのかって感じたな。
それぐらい状態異変が強すぎた印象だ。
話の展開としてはよく出来てる感じだな。
そんなに長いって感じでもないから気軽にプレイできる感じだな。
管理人コメント本作は、現世における探索パートと、境界の世界におけるバトルパートに分かれます。
「HPが多めだけど回復手段が少ない」という仕様にも、ストーリー上の理由があります。この世界でのHPは「ダースト(悪霊)にならずに境界で活動できる猶予」を表します。それゆえ、回復が難しく、HPを節約するための戦略が求められます。
しかし、HPやMPを回復するアイテムは意外とそこらへんに散らばっており、探索パートで会話をするたびに集まり、しかも章ごとにリセットされます。
探索パートでしっかりアイテムを集めれば、「いざというときの回復」には困らない量にはなるはずです。バトルパートの方も、スキルが強力なので、下手に攻撃連発するよりも、防御でダメージを抑えつつTPを溜めた方が簡単に突破できます。
↑ページ先頭へ / <【RPG】INDEXへ / <<トップページへ
![]()
レビュワー [ DECOすけ野郎 ] ジャンル [ ダンジョン探索RPG ] 作者 [ Foomal さま ] 容量・圧縮形式 [ 2.9MB・ZIP ] 製作ツール [ WOLF RPGエディター ] 言語 [ 日本語 ] 備考 [ 第五回 WOLF RPGエディターコンテスト 総合3位 ] 配布元 ![]()
これぞ濃縮還元100%のRPGだ!
この「影明かし」は、コマンド選択式のダンジョン探索RPGなんだ。
だけれども、いかにストレスフリーで、いかにさくさくすすめるか、ということにかなり重点を置いている。
ゲームシステム、戦闘、操作すべてにおいてシンプル、わかりやすい、そしてRPGの醍醐味がぎゅぎゅっと凝縮されているんだ。宝箱を開けるにも、街の人と話すのも「ただ体当りするだけ」でオッケーなんだ。
あと、まだクリアしていないエリア、開けていない扉がある時にはメニュー画面で黄色く表記されていたり、ダンジョンでも、取っていないアイテムは光っていたりと「取り残しをしないように」するシステムがあって、そのおかげでスムーズに進めやすいんだ。このゲームに出てくる敵はすべてシンボルエンカウントなんだ。
もっとも、シンボルが移動することは全く無いけれども。
システム上倒さなければいけない敵は赤くなっていて、それを一度倒せば次から倒す必要が無いんだ。
そして、敵キャラクターのレベルが出てきて「レベル差が大きい」場合には赤い文字が出てくる。
じっくり敵を倒していくのも良し、レベル差が5くらいあっても、戦略的に戦えば勝てる場合もあるので、そういう面でプレイヤーがどうやって進めるかは自由なんだ。なんといっても、このゲームでは戦闘が楽しいんだ。
「アイテム使用しても、ターン経過無し」
「魔法をどう使用していくか」
「入手した多彩な武器を切り替えていき、どうやって相手の弱点を突くか」
「ともかくすいすい進む」
「場合によっては力でもゴリ押しすることが可能」
といった多彩さ、スピーディーさ。こればかりは実際にやっていただいた方がわかりやすいと思う。あと、公式でチートモード(経験値・ゴールド5倍)があるけれども、これをやると一気に面白くなくなってしまうんだ。あまりオススメはしない。
実質プレイ時間は2時間ちょっとくらいだったけれども、プレイ時間以上の充実度がそこにはあった、ということなんだ。
管理人コメント本作「影明かし」は、前作でもある「武神の目覚め」をベースにしています。(「武神の目覚め」は、第三回のウディコンで準優勝を取っています。)
「武神の目覚め」から2年ほど経った「影明かし」では、グラフィックの向上はもちろんのこと、更にサクサク感と手軽さ、分かりやすさを追究した進化を遂げています。
話を進めれば、弱いザコを自動的に殲滅してくれるスキルまで手に入ります。もちろん、スキルの取得は任意(クリスタルを調べると手に入る)なので、その気になれば縛りプレイにも対応可能です。
公式チートモード(経験値・ゴールド5倍)は、本シリーズの楽しみである「開拓して成長する」という楽しさを削ぐため、私としてもオススメできません。