■ 投稿レビュー RPG 26 | ||||
ねこにん! | 替天行道 | 帽子世界 | 魚闘王 ~キング オブ フィッシャーマン~ |
レベル25 - Fight for the hope - |
CUBE! | DOMINO EDGE | リーフ村村長物語 | Pitruggle(ピトらぐる) ~ボブの旅~ |
ArkaLunatic |
レビュワー [ 祈 ] ジャンル [ クエストクリア型RPG ] 作者 [ フォーリング さま ] 容量・圧縮形式 [ 75.6MB・ZIP ] 製作ツール [ RPGツクールVX ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 戦闘の作りこみが随分と良かったな。
FFでよく見るアクティブタイムバトルの戦闘が特徴的だった。
考えてる内に攻撃されるのは嫌という人向けにウェイトモードに設定できるのが優しい作りだな。
敵の強さそのものを弱くしたり強くしたり、好き勝手に戦闘の難易度を操作できるのが気に入った。
主人公の行動や発言に思わずワロタwwwwwwww
管理人コメント本作は、フォーリング氏の代表作「リィンカーネイション」の下敷きとなった作品の一つです。
言動こそ愉快な作品ですが、根底に流れるストーリーは意外にシリアスです。フィナが猫から人間になった理由、主人だった「世界一の魔術師」の運命、そしてヘルパーになっても襲い掛かる運命の悪戯…コメディと思っていると、思わぬ落とし穴に遭います。だからこそ、運命に負けず明るく生きようとするフィナたちの生き様が映えるようになっているのです。
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レビュワー [ 祈 ] ジャンル [ 中華RPG ] 作者 [ sau さま ] 容量・圧縮形式 [ 81.4MB・ZIP ] 製作ツール [ RPGツクールVX ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 中国の北宋末期の時代を舞台とした中華風RPG
このゲームの特色は戦闘にあると思った。
戦闘に参加する人数が少なくなるほど、戦闘に参加するキャラの能力が上昇する「陣形効果」という仕様が特徴的だな。
戦闘に参加する人数を減らすという変わった戦略的要素があるな。
他のゲームのサブイベントに当たる「替天クエスト」には思わず笑ってしまうような要素がたびたびあったな
管理人コメント本作は、中国古典の有名作「水滸伝」をモデルにした作品です。もっとも、見た目などは「三国志大戦」やジャンプ版「封神演義」並みのアレンジが加えられていますが。
そのグラフィックは作者自作のものであり、種類も豊富です。ザコ兵にもれっきとしたグラフィックが与えられているあたり、さすがと言えます。
ツクール暦としても「Sunshine」など多数の作品を発表しているだけあり、腕は確か…のはずなのですが、初回を遊んだだけでも造りの甘さが見られます。
ステージボスを倒した後、長い会話イベントがあるのですが、その後マップに戻ったらステージボスが復活しているわ、来た道を戻ったらまた同じ会話イベントが始まるわ、少しテストプレイしてれば気づくレベルのバグがあります。(2013.02.03時点のVer.1.02の話)
もっとも、現在もバグフィックスは対応しているので、時がたてば直っているかもしれません。
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レビュワー [ 祈 ] ジャンル [ 帽子収集RPG ] 作者 [ えぬ さま ] 容量・圧縮形式 [ 332MB・ZIP ] 製作ツール [ RPGツクールVX ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 6人の主人公から一人選んで他のキャラから帽子を収集して話進めるRPG(どの主人公選んでも話の展開は大体変わらない)
攻略手順は自由であり、どこから攻略してもそれはプレイヤーの勝手だ。
このゲームで一番印象に残ったのは、経験値とかレベルの概念がないという事だった。
戦闘中に勝手に能力が上がったり技を勝手に覚えるのがこのゲームの特徴という感じだな。
ついでに言うとやたらとやりこみ要素が多いという印象だったな。
管理人コメント「王女様と薔薇の騎士」や「吸血少女」と同作者であることから、やはり登場人物は女の子ばかりで、ソフトな百合も出てきます。
しかし、基本はバトルと探索中心の本格的RPG。しかも、バランスは意外なほどシビアになっています。その第一の原因は、被ダメージ量などの消耗が激しいこと。
HPは「オーバーソウル」で全快できますし、魔法で消耗する「マナ」はターンごとに自動回復します。問題はスキルで消耗する「ソウル」です。これは拠点に帰還するかアイテム以外での回復手段がなく、アイテムでの回復量も微々たる物です。
戦闘を繰り返したぶん、HPもソウルもMAX量は増えていきますが、それでも回復なしで潜り抜けられるものではありません。消耗を抑えられるよう、敵キャラの弱点は常に把握し、拠点でのアイテム補給も忘れないようにしましょう。
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レビュワー [ 祈 ] ジャンル [ 合成バトルゲーム ] 作者 [ miyako さま ] 容量・圧縮形式 [ 23.8MB・ZIP ] 製作ツール [ WOLF RPGエディター ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 魚釣ってその魚を合成して強い魚作ってゲーム上の闘技場で優勝することが目的のゲーム。
戦闘がすぐ終わるのが特徴。
戦う仲間と敵が魚というのに思わず笑ってしまった。
合成した時の魚の名前は明らかにアニメネタとしか思えないような名前から変な名前まであって思わずワロタwwww
管理人コメント「魚闘王」の主な成長要素である「合成」は、中々にリスキーです。法則性はあるようなのですが、かなりバリエーションが高くなっています。
ランダムで与えられた名前に従い、特殊なスキルが付く場合もありますが、逆にステータスが下がるリスクもあります。
ある程度スキルと強さが整った魚が手に入ったのならば、「合成」ではなく、経験値を使った「成長」に切り替えるのがオススメです。つぎ込む経験値は高いですが、その分確実な成長が見込めます。
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【 レベル25 - Fight for the hope - 】
レビュワー [ 天ノ原 ] ジャンル [ 敵も味方も、両方倒すRPG ] 作者 [ もにゅもにゅ さま ] 容量・圧縮形式 [ 46MB・ZIP ] 製作ツール [ RPGツクールVX ace ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 敵の敵は、やっぱ敵!?
全てを利用し、状況を支配する世紀末RPG【あらすじ】
近未来。”勝利者の希望を一つだけ叶える”ネットワークRPG、「Level25」が開催されていた。
勝利条件は、参加者の誰よりも早く成長し、レベル25に到達する事。
「あなた」は予選を勝ち抜いた9人の内の1人として、己の希望を掴むべく戦いに挑む。
大抵先に進むための「手段」に過ぎなかったレベルアップが「最終目標」になっている事、そしてそれを成すために味方攻撃専用技はおろか、敵支援専用技すら存在するという異色のRPG。
zero-questions等に見られたもにゅもにゅ氏の作風、戦闘とその準備に特化された潔いまでに簡素なマップと、プレイヤーの妥協を許さないシビアなバランス、そして、求められるプレイスタイルにまで反映されてしまったダーティーさは健在です。
個人的には、そろそろマップに頼らない自作メニューに挑戦なさってもいいんじゃないかと思うんですが、それはさておき。今作のルールをざっと並べてみます。
○基本は味方パーティVS敵モンスターのターン制バトル。勝利後、獲得した経験値と金は生き残ったパーティ人数分分割される。つまり、他の味方が戦闘不能になるほど利益を独占できる。
○キャラクターの使用技は、通常攻撃以外全て固有。いつでも使える「スキル」と、被ダメージか敵に止めを刺すかで貯まるTPを消費して使う「必殺技」の2種類がある。
○戦闘ターンが特定数に達すると「ラッシュモード」が発生。敵味方全てが戦闘終了まで行動順ランダム・防御力0・ランダム通常攻撃となる殴り合いモード。このモード専用の特性を持つキャラも存在する。
○レベルが5の倍数に達したキャラが出る毎にアナウンスされ、全キャラの全回復、ライバルキャラ8人の固有スキル習得、敵のランクアップが発生する。
○金銭の管理・装備の購入・装備は各々のキャラが自動で行ない、直接干渉はできない。ただし、戦闘中に味方の金を奪う技を持つキャラも存在する。
○主人公と他の味方=ライバルキャラ8人は、以下の違いを持つ。
●主人公のみレベルアップ速度が遅い。
●主人公は選択キャラの固有スキルとは別に主人公専用スキルが追加される。また、ラッシュモード以外では常時最速行動。
●ライバルキャラは戦闘中自動行動だが通常攻撃しかしない。主人公専用スキル「状況判断」等、行動の選択権が主人公に移る技でのみスキルや必殺技を使わせられる。
●戦闘不能は上記のレベル5の倍数達成キャラ出現の他、宿屋でしか回復できないが、利用権限は主人公のみが持っている。
●戦闘終了か宿屋を利用する毎に、パーティは主人公以外シャッフルされる。
○状態異常「憎悪」の存在
●味方にダメージを与えるタイプの妨害技のいくつかは、対象にこの状態を付加する。付加されたキャラは、どちらかの戦闘不能、ラッシュモード突入、戦闘終了のいずれかを満たすまで付加したキャラに通常攻撃し続ける。味方に使わせれば複数の味方の消耗を狙えるが、敵に対する手数が減る点に注意。自分が使う場合は、憎悪の反撃を受けないよう消耗した味方の止めに使うのがセオリー。一周目のチュートリアルで主人公に推奨されているエリックからして、全固有スキルでHPを消費し、ダメージ大きめ&憎悪付加の味方攻撃スキル持ちな挙句、必殺技がHP消耗分の固定ダメージを味方に与える技である逆ギレ狂戦士な辺りが、このゲームの何たるかを如実に物語っています。
主人公のみレベルアップ速度が遅いというハンデが厄介です。漫然と戦闘を繰り返していても、味方にどんどん差をつけられてしまいます。
そうさせないために、各種妨害技を駆使し、味方を挑発状態にして敵の攻撃を集中させたり、敵を強化して自分だけ隠れたり、味方の操作権を奪ってトマトを食わせたり(NPC専用、行動をパスするスキル)する等しましょう。ただし、基本は味方パーティVS敵モンスター戦、むやみに妨害ばかりに傾倒していても、敵の攻撃で自分の被害が大きくなってしまっては元も子もありません。敵の攻撃力は高く、1人に攻撃が集中すると軽く蒸発してしまいます。こちらの利益を増やすためにも、味方には1人でも多く退場願いたいところですが、ある程度戦力としても利用し、頃合を見て切り捨てる‥‥そのタイミングを見誤ると、退場するのは自分になってしまいます。最終的な勝利のためには、上記を戦略レベルで考え行なわなくてはいけません。レベルに偏りがでると、高いキャラは抑えが効かなくなり、低いキャラは戦闘勝利の手駒として使えなくなります。また、自分が強くなり過ぎても「ランダムで発生するボス戦闘で自分以外全員ヘタレ」では勝利もおぼつきません。ボスと雑魚を任意で切り替えられる「再探索の靴」を購入する事で対処できますが、金は極力自己強化に使いたいところです。
味方のレベルを極力平均化し、敵のランクアップに備えて味方をレベルアップさせつつも消耗させ、手ごろに成長したら戦闘不能になってもらう‥‥そういった行程をレベル5の倍数単位で行なうには、自身や他の味方が持つ技の特性に対する理解、いかに使えば自分に有利に、他に不利になるか、成長ペースの差、そういった要素の把握が必要不可欠です。それまでは、味方に先を越されたり、自分が戦闘不能になってさらに先を越されたり、全滅したり、の繰り返しになるかと思います。
充分に各人の使い勝手を把握してしまえばこちらのもの。冒頭で述べた「全てを利用し、状況を支配する」快感を味わえるでしょう。その前にそびえる高いハードルを越えられるかが、今作にハマる事ができるか否かの分かれ目になりますですね。
普段余りセーブ&ロードを好まない天ノ原も、今作ばかりは泣く泣くF12に頼らざるを得ない状況に繰り返し直面しました。それだけ行き当たりばったりの出たとこ勝負でゲームプレイしてたって事ですな。今作は、隠しキャラとネットランキングモードが追加される2周目からが本番です。
主人公1人その他8人という構成は1周目から変わりませんが、追加キャラはデフォルトキャラ以上に一癖も二癖もある連中ばかり。当然、組み合わせ毎に手駒としての使い勝手等相性があるので、安易にランダムセレクトに頼ると地獄を見ます。キャラ選択の段階で、既に戦いは始まっておるのですよ。
ネットランキングモードは開始時以外セーブ不可の一発勝負で、クリア時の所持金額を競います。アイテムに頼らないプレイヤーの戦略眼、キャラ性能の把握度が試される時です。
舞台はネットゲームと言っても、運営が提示した褒章は本物、それに挑むプレイヤー達も大マジ。エンディングで明かされる彼等のリアル事情は何気にシビアでシリアスです。が、それは主人公も同じ事。戦場で相手の事情を気にしてたら、食われるのはこちらです。
勝利のためなら!
「そう、なんでもいたしますの」
そういう趣旨の台詞じゃねえからこれ!
管理人コメント基本マップは、宿屋・店・戦闘の3つしかないシンプルなものです。しかし、この「レベル25」で問題になるのは、その3つの使いどころ。特に、勝利条件に関してプレイヤーに不利なハンデがある以上、戦闘は慎重にこなさなくてはいけません。
下手な所で味方攻撃コマンドを出すと、味方の手が一つ減る+敵の手が一つ増えると言う悪循環が発生します。何より、レベル上げにハンデがある以上、ライバルは自分より強いため、その攻撃を食らうとなると、こちらが先にやられてしまいます。
最初に薦められるエリックは、「ダメージを受けた分だけ味方に与える」ことでトドメを刺しやすいキャラになっています。それ以外のキャラも、特性を上手く使えば相手を出し抜くことは難しくありません。
1週は短いけれども、勝利のコツをつかむのは多くの経験が必要になります。初めは、とりあえず勝利者の背景を探るつもりでトライしてみましょう。
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レビュワー [ 祈 ] ジャンル [ ドラマティックRPG ] 作者 [ MASA さま ] 容量・圧縮形式 [ 15.5MB・自己解凍EXE ] 製作ツール [ RPGツクール2000 ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 RPGツクール2000にしては随分と作り込みが良かったな。
結構オリジナルの要素があって、RPGツクール2000で作ったとはとても思えなかった。
アイテム収集や隠しイベントの要素や周回プレイの要素があったりして、よく出来た作りだ。
管理人コメント本作は、テックウィンコンテストパークで金賞を受賞した作品です。それだけ古い作品であり、今でも色あせない出来栄えを持った作品でもあると言うことです。
グラフィック面・システム面ともに作りこまれた作品であり、アイテムなどのコレクト要素も豊富。「普通に」よくできた作品と言えます。
意外に消耗が激しいため(特にパーティ共用のMP)、できる限り被ダメージを抑える必要があります。相手の攻撃に合わせて決定キーでガードができ、その威力は強力です。被ダメージがなんと0になってしまうのです。
その分、次の行動できるまでの時間が大きく増大してしまいます。全員ガードに回ると、攻撃ができなくなってしまいます。ガードは一人の壁役のみにして、他の人は回復アイテムを利用して素早く片付けるようにしましょう。対戦の仕方により、勝利ボーナスが増大する仕掛けもあります。
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レビュワー [ 餅 ] ジャンル [ RPG ] 作者 [ おぼろ さま ] 容量・圧縮形式 [ 523KB・ZIP ] 製作ツール [ RPGツクール2000 ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 本作はVIPRPG2011GWにて公開されたレトロ風のRPG作品です。
VIPらしい要素は薄く、遊ぶ上で予備知識などは要求されません。このゲームは徹底してレトロ風に作られており、少ない色数で描かれたドット絵や、ピコピコ音のBGM、ちょっと手間がかかる昔ながらのインターフェイスなどが再現されています。
難易度も昔のRPGを思わせる難しさで、手応えがあります。本作の戦闘の特徴は「カイホウ」コマンドでしょう。
ツルギ、タテ、ヨロイの力を解放することで攻撃、敵の束縛、回復が出来るのですが、これらを選択すると目押しでゲージを止めることを要求されます。
ゲージの量によって発動する効果の大きさは変化し、またゲージマックスであれば残り使用回数が減少しないオマケが付きます。
つまり、目押しが上手いほどゲームを有利に進められるのです。
これも実力がモノをいう、昔ながらのゲームらしいと言えるかもしれません。その他、本作の魅力として戦闘中のメッセージの味わい深さが挙げられます。
ワオオオオーッ
シネッ! ドミノエッジ!
クッソー カワサレタ!……クセになります。
管理人コメント「レトロなバランス」と言いながらも、「昔のRPGって確かに死にやすかったけど、ここまで難しかったっけ!?」と思うほど厳しいバランスの作品です。
最初のザコですら「コウゲキ」一辺倒ではまず勝てません。タテのカイホウによる足止め・ヨロイのカイホウによるHP回復を駆使しないと押し切られてしまいます。
しかし、「カイホウ」はゲージをMAXで止めないとマトモな効果は期待できません。タテのカイホウはMAXで止めても100%成功するわけではなく、「運ゲー」の側面が強くなります。
セーブポイントにも回復機能はないため、道具を一つも持っていない序盤では、HPとカイホウ回数の回復は戦闘中に隙を見て行うしかありません。
正直、序盤はもっと回復機会を増やして欲しかったですね。(推定ですが)道具がなく装備も貧弱な序盤が一番難しいと思われます。
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レビュワー [ 祈 ] ジャンル [ 村経営RPG ] 作者 [ ひろ さま ] 容量・圧縮形式 [ 2.50MB・LZH ] 製作ツール [ RPGツクール2000 ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 村長になって村を発展させていって主人公含めた仲間達を強くしていって話進めるRPG
一日ごとに村人に何するか設定してから主人公に何するか決める。
経営シミュレーションゲームの要素もさることながら、意外とSRPGの要素もあるので結構出来がいいゲームだと思ったな。
管理人コメント本作品の公開は2002年。私が3代目を襲名する以前からある作品で、今回初めて紹介するのは遅すぎるというべき有名作です。
ただ、本作品が当サイトのイメージと合致しない地道でほのぼのした作品だけに、中々名前が出なかったのも納得がいきます。
村長に就任し、シミュレーション部分を実行できるようにするためには、最初の10日間で主人公の「ひなた」(デフォ名)自身のステータスを鍛える必要があります。
ただし、肝心の村長選挙は、「舌戦」というべきツクール2000デフォルトの戦闘を使用したもの。有効な特殊攻撃はINT依存で、通常攻撃は効果が薄いため、INT中心で育てろ…とゲーム内でもアドバイスがありますが、INT以外にもHPやMPはしっかり育てておかないとマズい…ということでもあります。
選挙に負けても、5日間追加して育成ができますが、なるべくストレートで合格したいですね。
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レビュワー [ kokoko ] ジャンル [ シナリオ&戦闘重視RPG ] 作者 [ 戸塚たくす さま ] 容量・圧縮形式 [ 10MB・ZIP ] 製作ツール [ RPGツクール2000 ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 今回紹介するのは戸塚たくす氏製作の「Pitruggle(ピトらぐる)」です。
製作者であるたくす氏は、「オーシャンまなぶ」や「ゼクレアトル~神漫画戦記~」等といった作品でWeb漫画界では有名な漫画家でもあります。
オーシャンまなぶはもちろん、「ゼクレアトル~神漫画戦記~」も裏サンデーにて、無料で楽しむことができます
もし、これらの作品が楽しく読めているのなら、今作のPitruggleも同様に楽しめるでしょう。
ストーリーや、中身の紹介は、自分が説明するよりも、たくす氏の紹介をそのままここに書き記した方が、よりその魅力が伝わるでしょう。以下コピペです。
スライムの容姿である主人公『ボブ』が様々な運命に飲まれ葛藤する物語。
ギャグと見せかけて結構ガチ。 ストーリー重視で作りこんだ。
魔法の生成原理を科学的にこじつけた『ぴちゅん』を始め、モンスターとは何なのか? なぜ一気に攻め込んでこないのか?
などなど 王道RPGの『暗黙の約束事』にちょこっと反抗。戦闘システムについてざっくり述べると「毎回戦闘後にHP/MP全回復。毎回総力戦」といった感じ。
故にゲームバランスはちょっとキツめ。
ただし、ちゃんと装備や戦略を練ればレベル上げは必要ない(はず)。 (仲間が増えた直後はレベル上げが必要かも。)謎解き要素も満載。
少しつまずく事もあるかもしれないが、そこはじっくりと頭を使って何とか解決して欲しい。
脳汁を振り絞りながらプレイすれば、ボブの旅をより一層楽しむことが出来るだろう。基本的には、色んな人に話を聞きまくれば何とかなる(はず)。
どうしても詰まった場合は当ブログの記事や外部サイト(MM2 DATA's)や実況動画(Y平)などを活用するのも良いだろう。(※ただし自分で解いた方が気持ちいい)隠しダンジョンも用意してあり、そこでも結構ストーリーが進むので、やりこみたい人の欲求もそこそこ満たすだろう。
ボブと共に、この世界のダイナミズムを体感して欲しい!(※余談)作りの荒さと操作のしづらさ(RPGツクール2000の仕様限界)があるので、いつかリメイクできたらいいなぁ、という夢はある。
ストーリー重視なので、謎解きや戦闘はもう少し軽くしてもよかったかもしれない。現状のバランスも好評だけど!
という内容です。もし興味があったら、是非遊んでみてください。
管理人コメント主人公「ボブ」の持つ力、「ぴちゅん」…名称こそふざけていますが、その原理およびパワーバランスは、しっかりと練りこまれたものです。
マンガの「ゼクレアトル~神漫画戦記~」で、「お前マンガの主人公だから、打ち切られないように立ち回れ。」というメタすぎるコンセプトを、大真面目に、読み手への説得力をふんだんに込めて突きつけてくる作風を、本作のようなゲームでも見せつけてくれます。
「ぴちゅん」の特徴は再利用を繰り返すことによる無尽蔵のエネルギー。フィールドならShiftキーで常に全回復…無料の宿屋が場所を問わず呼び出せるのと同じなのです。
しかし、そんな「ぴちゅん」も、決して万能で最強の力ではありません。敵モンスターは数が多く、一体一体の力もまた強い。総攻撃されれば、たとえボブと言えども、回復する暇もなく死んでしまいます。
ボブが初めから持っている風の「ぴちゅん」は、非実体系の敵・防御の硬い敵には効果が薄いものです。低気圧(=風属性への弱点を付ける)などの補助系の技をどう使うかが勝負です。もちろん、戦闘後はShiftキーで回復を忘れないようにしましょう。
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レビュワー [ SSS ] ジャンル [ ローグライクRPG ] 作者 [ ロンパ さま ] 容量・圧縮形式 [ 3MB・ZIP ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 ローグライクといえばトルネコ・シレンを思い浮かべる人も多いだろう。
簡略化された操作手段、色彩溢れるダンジョン、愛らしくも憎らしいグラフィカルな敵の面々。
初心者から上級者まで楽しめるジャンルとして、フリーゲームでも数多くの系譜作品が存在する。だが、大本のRogueの血を色濃く残す系譜作品も存在する。
キーボードによるショートカット操作、簡素なグラフィック、
そして死んで覚えろ的投げっぱなしジャーマン高難易度。
今回紹介するArkaLunaticも、古典的RougeLikeといえるゲームである。開始はこうだ。
名前・性別・種族・職業を選んだら、棒人間である主人公は棒人間の住む町に放り出される。
そして与えられる簡潔なメッセージ。
「準備万端なら目の前の階段を下りれば君の冒険は始まる!」
直球である。強制チュートリアルなど存在しない。もし、ローグライクそのものが初めてなら、1Fか2Fが墓場だろう。
序盤の敵はそこまで強くは無いが、回復を怠ったりリンチにされて生き残れるほど弱くは無い。
死んで覚える、それがこのゲームである。もし、その手のローグライクの経験があるなら、最初の死因は食中毒だろう。
殺してから時間のたった死体や、ゾンビの死体などは食べると食中毒を起こす。
ちょっとダメージ受けて終わり、と思うだろう?実はこれ、ターン経過で即死する「死の宣告」である。
序盤でこれを回復しようと思ったら、神に祈る位しか手立てはない。
死んで覚える、それがこのゲームである。この記事を読んだから大丈夫と思ってる君は、おそらく毒で殺されるだろう。
少々深く潜ると殺人蜂という毒もちの敵が出没するようになる。これのスリップダメージがまたえげつない。
おまけに毒は重複でスリップダメージが増え、2回食らったら序盤ならほぼ致死量である。
どうすればいいかって?一々説明してたら攻略Wikiが完成しちゃうのでそろそろ死んで覚えようか。システムで独特なのは、スキルの習得・利用に装備品とLVUPで得るスキル点両方必要な点だろう。
例えばブロードソードを装備していればスキル点によって剣術のスキルが覚えられる。
そうすると命中率が上がったり、必殺技が使えるようになったりするわけだ。
だが、ここでエゴや修正の良い系統の違う武器を見つけたとして、
武器を交換してしまったら、貴重なスキル点を振った剣技が全く機能しなくなってしまう。
だからと言って、いつ手に入るかわからない理想の装備の為にスキル点を貯金すると現状が厳しくなるので、
その辺りをどうやりくりするかも重要になってくる。全体的な難易度が高く、初心者救済措置が殆どないのでローグライク初めての人にはお勧めできないが、
作り込みはしっかりしており、操作性もRouge系列の中では悪くないので、
腕に自信のある方は挑戦してみてはいかがだろうか。
管理人コメント古きローグライクRPGを目指した、えげつない仕掛けが盛りだくさんのRPGです。
私の初プレイでは、うっかりモンスターハウスに潜り込んでしまい、ペットの犬ともどもリンチ死で幕切れました。
1プレイは短時間で完了し、刹那的な傾向を持つ作品が多いローグライクRPGですが、「ArkaLunatic」では「スキル点」という長期計画が必要な要素もあります。
初めはローグライクRPG的な生き残り方法を模索し、それでもダメなら、長期的な成長ポイントをどう使うか…ローグライクRPGで必要な「プレイヤー自身の経験値」がより大きくのしかかってきます。