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■ ぱみだま

タイトルです。以上!
作者[ 凛 さま ]
ジャンル[ アクションパズル ]
容量[ 1.43MB ]
使用ツール[ C言語 ]
必須ソフト[ DirectX(7.0a以上) ]
ダウンロード ダウンロード不可

(補足)
2005.04:作者様HPへのリンクを変更
2007.12:現在、作者様HPは閉鎖されています。本作のDLもできません。
「エンドレス」モード 「むずかしい」モード メインの「対戦」
↑「エンドレス」モード。「はじめて」では、このようにガイドまでついている親切設計。しかし… ↑「むずかしい」では、このような鬼の攻めを味わうことに…。動かない一枚絵ではわかりにくいが…。
(この直後、あえなくGAME OVER…。)
↑メインの「対戦」。相手の「リン」の必殺技、「たま隠し」を食らっているところ。
こっちも必殺技発動! おじゃまだま
↑負けじとこっちも必殺技発動!ちなみに、この「クチン」の必殺技は、相手の玉がデカくなります。 ↑もうひとつの攻撃「おじゃまだま」。この大量のたまをうまく処理できるかどうかが、上級者とペーペーを分けると言っても過言ではない。

*画面写真提供&コメント:ESさま

レビュワーハマリ度グラフィック サウンド合計総合判定
上橋江上 7 /10 8 /10 8 /10 126/150 B
士文文三 9 /10 8 /10 8 /10
ES 9 /10 8 /10 7 /10
大阪の人 9 /10 9 /10 10/10
いな 9 /10 10/10 7 /10

 《 上橋江上 》  ハマリ度:7 グラフィック:8 サウンド:8

「かわいくてアツい傑作アクションパズル」

▼前フリ

魔術師オーフェン(無謀編)からゴリオ爺さんまで様々な小説を読んできた拙者ですが、その中で何が一番好きかと聞かれたら、真っ先にあげるのが『バトル・オブ・ぷよぷよ』。 マイコンBASICマガジン(通称ベーマガ)の編集者である作者やコンパイルの人々(実在)が、編集部対抗ぷよぷよ大会に出て、他の編集部と文字通り生活をかけたぷよぷよバトルを行うという実話を元にした作品なのですが、これが逸脱した漢同士の真剣での斬り合いといった感じで、ぷよぷよの攻略本のおまけですけど個人的に魂の一作です
そのように、対戦パズルとは、漢と漢の知性と労力の限界まで磨き上げた技術のぶつけ合いであり、対戦ゲームというジャンルの中でも最もエキサイティングなものの一つと言えましょう。(対戦ゲームは全てがそうとも言えますが。)
その対戦パズル、市販作品の傑作としては『ぷよぷよ』や『テトリス』などが超有名ですが、ではフリーソフトの傑作対戦パズルは何かといわれたら、とりあえずこの『ぱみだま』を挙げておくのが定石といえましょう。推薦したのはESさんですが。

▼ゲーム内容

画面写真を見ていただければ大体分かると思いますが、玉がアミダにそって落ちてきますので、下の玉を移動させて同色を揃えます。赤なら赤、青なら青、金の玉は金玉。 そうすると『おじゃげーじ』がズンドコ上がって行き、敵にいろいろと妨害工作を行えるようになります。 その妨害に慌てたりして合わせる色を間違えますと、画面中央のゲージがせばまってきまして、ふりきったら負けとなります。
あと、玉の中にはアミダを無視したり横に飛んだりするのもあり、ゲームに幅を持たせくれてます。正直憎たらしい。

▼見どころと辛口批評?

なんといっても、斬新なシステム、キレイなグラフィック、かわゆい声&ミュージックと全面にわたっての手堅い完成度と、玉が4・5個同時に出てきた時のあのアツさ
あみだくじをサイコバトルにした最初で最後の作品かもしれません。

 《 士文文三 》  ハマリ度:9 グラフィック:8 サウンド:8

お礼の言葉

いろいろなたまよありがとう。
単純にあみだにそって落ちてくるたま。あみだを無視することがあるアメーバだま。
あみだの無いところを移動する妖精だま。
君達のおかげで、このゲームはとてもエキサイティングなゲームになったよ。
いろいろなたまよアリガトウ。

 《 ES 》  ハマリ度:9 グラフィック:8 サウンド:7

眼を凝らせ!決して奪われるな!

ハマリ度:9/10
キャラ萌え可!マターリなプレイ可!
反射神経の限界に挑戦可!!!
ただし、波長の合わない方もいらっしゃるかと…。
グラフィック:8/10
可愛く、かつシンプルにまとめられているのは、見事。
…というか、これが派手だったら、ただ見難いだけである。
サウンド:7/10
ちょっと辛め。希望から言えば、全キャラのボイスを入れてほしかった。

テトリス、コラムス、そしてぷよぷよ…。「落ちモノ」と言うジャンルは、世代、環境、場所等を問わず、人気ゲームのひとつとなっています。
その内容も多岐にわたります。
「日本人で知らない人っているの?」って言う位有名なもの。(※1)
なじみは薄いが、通好みなもの。(※2)
そして、誰にも省みられることのないバカゲー。(※3)
とにかくたくさんのものが乱立していきました。

そんな落ちモノの魅力と言えば、さて、何でしょう?
先程の「テトリス」で言えば、緻密な操作と先読みを駆使し、うまくテトリス(※4)を狙っていくやりこみ具合。
「コラムス」「ぷよぷよ」で言えば、(偶発的にしろ、狙ってにしろ)大連鎖が発生し、ピンチから一気に逆転したときのあのカタルシスに尽きるでしょう。

ところがこの「ぱみだま」は、上の3つのように、ブロックが積みあがっていくことがないため、自分の状態がわかりにくくなっています。(※5)
また、落ちてくる玉にあわせて、受け皿を入れ替える形式になっているため、大量消しなんて、そもそも狙うことができません。

「それじゃあ、退屈じゃん。」と思った方、いらっしゃると思います。

甘い。

あなた、一度に4~5個も降ってくる玉に対応できますか?
ぎりぎりで予期せぬところに(しかも皿の現在位置の遠くに)玉が曲がってしまったら対処できますか?
そう、このゲームは、「テトリス」や「ぷよぷよ」とは違う方向性で、ぎりぎりのカタルシスを追及したゲームなのです。
もっとも、こんな状況をうまく対処できるようにするためには、かなりの慣れと器用さが必要です。(※6) しかし、別に二の足を踏む必要はありません。
最初のうちは、マターリと一個ずつ着実に合わせていくことから始めていきましょう。

(ES的蛇足)
(※1) あえて名前は言いません。自分の胸に聞いてください。
(※2) 個人的な意見では、やはり「パネポン」(任天堂)とか、「マジカルドロップ」(デコ)とかであろうか。
(※3) 「ぱっぱらぱお~ん」(エコール)とか…。これの基準にも結構個人差が出るため、あまり多くは語りません。怖いし。
(※4) この場合は、■■■■←こんなブロックで、縦4列を一気に消すことを言う。
もともと「テトリス」と言う名前も、ロシア語で「4の~」と言う意味を表わす形容詞である(らしい)。
(※5) 一応真ん中にパワーバランスが表示されているのだが、いちいち見てられない。
(※6) 少なくとも、私ことESの1ヶ月ほどのキャリアと、ちょくちょくタイプミスする指先ではまず無理。(涙)

 《 大阪の人 》  ハマリ度:9 グラフィック:9 サウンド:10

「『テトリス』『ぷよぷよ』以来のインパクト!!」

皆さんは、テトリスはご存知ですよね?あれが初めて出た時はかなりの衝撃でした。その頃、我々ゲーマーは任天堂の「キノコを食って巨大化するヒゲオヤジのゲーム」にはまっていたのですが、そのとき現れたロシアからの刺客、「テトリス」!!

あの単純極まりないルールと簡単なグラフィックにも拘らず、我々ゲーマーは熱中した訳ですが、そこに今度現れたのが、日本が誇る、「ぷよぷよ」です!
今度はそれにより、「『落ちゲー』の対戦の楽しさ」を知ったわけですが、残念ながら、それより以後はそれ以上のシステムを備えた新しいゲームは出ませんでした・・・・。いや、知りませんでした、この「ぱみだま」を知るまでは!!

日本の伝統(?)であるアミダクジと落ちゲーを融合させたのも凄いことですが、それがきちんとゲームとして成り立っていて、なおかつグラフィック、音楽共に高水準にあることは凄いことです。これは。
もう少しだけ改良すれば十分、市販ゲームとして売れるレベルですよ、これは!

P.S.
今回は特に辛口どころがみつかりませんでした・・・。あえていうなら選べるキャラ数の少なさぐらいですかね?

 《 いな 》  ハマリ度:9 グラフィック:10 サウンド:7

「新しいパズルゲームの傑作!」

まず「あみだくじ」をメインシステムに採用するという時点で
度肝を抜かれてしまいました。
さらに球をくるくると回してあみだくじを落ちてくるモノに
合わせるというある意味「逆あみだくじ」になっているんです。
必殺技もぷ●ぷよのノリでグラフィックがどーんと登場。
しかもかなり美麗!
内容も申し分なく面白いと思います。
その証拠に徹夜してしまいましたから(汗
とにかく一度軽くプレイしてみてください。
ハマる人は必ずハマる、傑作パズルゲームです。

ちなみに、キャラが結構ぷりち~で萌えてしまったのは
私だけですか?

編集後記

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