■ もしくはタッフロール
作者 [ ぺぽ さま ] ジャンル [ RPG(?) ] 容量・圧縮形式 [ 4.3MB・ZIP ] 使用ツール [ RPGツクール2000 ] 必須ソフト [ RPGツクール2000RTP ] ダウンロード
レビュワー ハマリ度 グラフィック サウンド 合計 総合判定 ES 10/10 9 /10 9 /10 168/210 ckck 9 /10 8 /10 7 /10 syu 10/10 8 /10 8 /10 赤松弥太郎 7 /10 7 /10 9 /10 一馬 8 /10 6 /10 6 /10 ケイミー 5 /10 10/10 9 /10 或野 吟山 8 /10 8 /10 7 /10
《 ES 》 ハマリ度:10 グラフィック:9 サウンド:9
もしくは伝説へ…。
- ハマリ度:10/10
- 物言わず敵を狩る主人公の生き様には、非常に好感が持てる。
シンプルな戦闘システムも、管理人は大好きである。- グラフィック:9/10
- 昨今流行のアニメ絵を廃した、独特のグラフィックが素薔薇素晴らしい。
魔王など、悪役の立たせ方は、このグラフィックが大きな要素を占めていると見て間違いないだろう。- サウンド:9/10
- 「もしくは」シリーズ終盤を飾るだけあり、サウンド面でも手を抜いていない。
限られたゲーム時間を知る手がかりとして、サウンドの盛り上がりは重要である。■ 紹介
この「もしくはタッフロール」は、「勇者降臨!!」・「ジェントルメン・テニス」などの力作を抑え、第9回 3分ゲーコンテスト・優勝を飾った作品です。
前作「もしくは[POW]」で数々の活躍を見せた勇者たち…。その物語は、「もしくは」シリーズ最終作である今作で、より大きな盛り上がりを見せます。
前作で、その脅威を見せつけた魔王…しかし、その魔王ですら、「もしくは」シリーズでは前哨戦に過ぎなかったのです。
今作「もしくはタッフロール」の最大の敵…それは「時」なのです。■ 戦闘システム
RPGでおなじみの戦闘システムを取っていた前作とは異なり、今回の戦闘システムは、アクション性を重視したモノになっています。
A = 攻撃、B = 装備変更というシンプルなシステムですが、注目すべきは、道中で手に入る装備の多彩さです。
装備品の効果は、単なる攻撃能力の強化ばかりではありません。ある物は一定確率でクリティカルヒットが発生し、またある物は、キャラを別の姿に変化させる能力を秘めています。時には、一つの装備しか効かないキャラもおり、攻略の楽しさを、より一層引き立てます。■ 攻略の要
しかし、その重要な装備品も、タダでは手に入りません。
装備品を手に入れるには、戦闘の中で暗号を完成させなくてはなりません。タダでさえ忙しい戦闘の中で、装備品を開放する暗号を探し出すことは、容易ではありません。
その暗号の鍵は、標的となる敵キャラ自体にあります。時には一定のキャラを倒さずに残し、時にはキャラ変更能力を使用して、暗号を解読すれば、攻略もやり易くなるでしょう。■ 繰り返しプレイの推奨
今作の目的は、前作「もしくは[POW]」のような「魔王を倒し、世界の平和を守ること」ではありません。戦闘を繰り返すことにより、自らを高みに上げること…それが唯一の目的なのです。
この「高み」とは、単なる敵キャラの殲滅ではありません。戦いの中で、数々の真実を見つけ出すことなのです。真実を見つけ出すためには、先にも挙げたような暗号の解読が必要不可欠です。道中の敵キャラを単なる殲滅対象と思っているのならば、その考えは今すぐ改めてください。敵キャラこそが、暗号を解読する重要な鍵なのです。
最も、最初のプレイでは、限られた時間の中、光のように現れて去っていく敵キャラたちに翻弄されるばかりでしょう。この時間制限の中で、暗号を探し出すのは不可能だと考える方もいらっしゃるかと思います。
心配いりません。主人公は一人ではないのですから。戦闘を終えた後には、数々の仲間たちが暗号を解くヒントを授けてくれます。
その中には、前作「もしくは[POW]」で共に戦った仲間もいます。また、前作ではいがみ合い、悲しい別れをした敵たちも、今作では主人公の味方となり、適切なアドバイスを授けてくれます。
その教訓をバネにして、より数多くの暗号を解き明かすことで、主人公、そしてモニターの前のプレイヤーは、自らを高みへと持ち上げていくのです。自らを高みに挙げるのは、天賦の才ではありません。自らの努力、周りの状況を見抜く判断力、そして、それを支えてくれる数々の仲間です。…そんなことを、このゲームで学ぶことができるのです。
■ まとめ
以上、「もしくはタッフロール」をカッコよく脚色してレビューいたしました。
実際のゲーム内容については、下の方々が書かれたレビューをご覧ください。
《 ckck 》 ハマリ度:9 グラフィック:8 サウンド:7
ブラボー! おお ブラボー!!
- ハマリ度9/10
- ゲーム自体のインパクトに加え、隠し要素を存分に盛り込んだ構成には脱帽。
これで武器の切り替えがもう少しスムーズに行えれば…。- グラフィック8/10
- ツクール素材を基本としつつも、独創性溢れるイラストが良い味を出している。
スタンプで弄った後の回想シーンもなかなか愉快。- サウンド7/10
- 外してはいないが、少しインパクトを欠くか。
キャラを撃破したときの効果音に、もう少しバリエーションをつけても良かったかもしれない。第9回3分ゲーコンテストでは新たに「印象点」という評価基準が設けられ、─あくまで私見ですが─インパクトの強いゲームが上位に入りやすかったように思います。3分を評価する上で悪いことだとは言いませんが、ゲーム内容や第一印象によって、損をした作品、得をした作品も出た模様。
それなら優勝作品である今月のイチオシもそうなのか、と考える方もいらっしゃるかもしれません。が、そんな事はありませんよ。なにせ、「一番目に良かった作品」投票で、2位に倍以上の差をつけて優勝を飾ったのですから。(ちなみに印象点では2位)「もしくはタッフロール」において特筆すべきは、繰り返しプレイさせる工夫が実に巧妙であるとの事実でしょう。
予想も出来ない強烈な展開でプレイヤーを引きずり込み、見え隠れするボーナスでモチベーションを喚起。 獲得した点数によって変わる評価、追加されるコレクション、加わっていく部屋の住民。 そしてそこから徐々に教えられる様々なヒント。 さらにそのヒントから推理し、新しいボーナスを発見し、また高得点を獲得して…。
このバランスは巧妙にして絶妙。 ゲーム自体のネタ性とも上手に噛み合い、数回程度のプレイでは満足できない作品となっています。内容紹介は敢えて書きません。他のレビュワーの皆様が上手に料理されていることでしょうし、欲を言えば、前情報無しのプレイを楽しんでいただきたいので。
《 syu 》 ハマリ度:10 グラフィック:8 サウンド:8
「おわりから」のセンスにびびりました。
今まで数々のゲームをクリアしてスタッフロールをみてきましたが、まさかこんなゲームが世に出てくるとは夢にも思いませんでした。
はっきりいって面白すぎです。
魔王さんとの会話も楽しいし、家具や住人の遊びごころ溢れる配置、さらに資料室で武器やボーナスを確認できるなどいたせりつくせりです^^ハマリ度は文句なし満点!何度もくりかえし遊んでしまいます。
グラフィックは普通といえば普通ですがいろいろ楽しい仕掛けがあっていい感じでした。
音楽については大半はスタッフロールの音楽ばかり聴くことになりますが、何度きいても飽きない感じで特に問題ありませんでした。ただこのゲーム、ひとつだけ難点というか、ゲームの性質上厄介なことが><
他の人に説明しにくいのです orz
説明書すらオープニングを見てから見てくださいとうたってるくらいなので、どうにも友人にどんなゲームだとか、ここがオススメとか言っていいものか><
さらにたとえ遊んでくれても隠し要素が多い&自力で見つけないと面白さ半減というわけでやっぱりこのゲームについて一緒に語れないのです;;今現在15万点をこえたくらいが精一杯ですが今日もまた隠しボーナス探してハイスコアめざすぞ~^^/
《 赤松弥太郎 》 ハマリ度 : 7 グラフィック : 7 サウンド : 9
遠くない昔 はるかなるゲーム界で……
STAFF
ROLLEpisode IV : Peace Of World
かの摩訶摩訶の悲劇から14年、スタッフロールの叛濫はますます激しさを増していた。 巨大化を続けるプロジェクトに合わせ、スタッフロールは肥大の一途をたどり、プレイヤーの精紳を圧迫し続けた。 ついには大相模の番付表で培われた日本の技術と融合し、 4070ものクレジットを表示したスタッフロールが現れ、観客の視神径に深刻なダメージを与えたのである。 流れ来る文字による攻撃にプレイヤーは対坑手段を持たず、ただ画面を見続けるより他になかったのだ。
プレイヤーは、唯一スタッフロールへの攻撃に成功した伝説の戦死、フォックス=マクラウドの再来を望んだ。 13年の歳月が過ぎ、人々の願いはついに対スタッフロール最終兵器を膿み出した。 日本の電統芸能である「連打」をベースとし、スタッフロールの攻撃を取り込み進化する機熊を塔載したそれは、「フォックスの後を継ぐもの」として、「ス」と名付けられた。
この動きを察知したスタッフロールは、プレイヤーを制圧すべく先遣部豚による総攻撃を行った。 終焉まで2分30秒と子測されたこの戦いで、「ス」は見事に所詮を飾り、スタッフロールの野望を阻止した。 余に言う「タッフロールの戦い」である。
人々に強烈な印象を残したこの戦いだが、ゲーマーの暗黒狂である赤松弥太郎は、以下の通り評価した。
- ハマリ度 : 7 / 10
- コレクション性の高さや爽快な操作感、アレックスネタなど、いかにも3分ゲーらしい作品。
プレイヤーから見て、どの組み合わせがボーナスになるのかわかりにくい。 もじぴったんとは逆に作者が用意した答えを探り当てるゲームになってしまっている。 完全版で若干修正されたものの、ハイスコアを出そうとすると手順がほとんど決まってしまい、工夫の余地がほとんどない。
前作をプレイしないとわからないネタがハイスコアに直結するのは、あまりに露骨だとも感じる。
- グラフィック : 7 / 10
- 個性的で好みの絵柄ではあるが、何の説明もなくアザラシや豆腐が出てくるなど、ゲームの目的とマッチしない遊びが多すぎる。
このゲームにおいてはグラフィックさえ記号に過ぎないのだから、無闇に意味を持たせすぎるのはむしろ混乱の原因になる。 異常なのはブライアン1人で良かったのではないか。前作ネタにも同じことが言えるが、外伝でフォローするのではなく、基本的にこのゲームの中で完結してほしい。- サウンド : 9 / 10
- とっても銀河万丈な「あきらめるな!」に当てられて再起不能。ビラビラ師か……その漢の名前、覚えておこう。
そして、「ス」は惑 ……
ス
ス
寝不足な上〆まで時間がまったくないので、ネタ仕込みとか無しの直球レビューで。
くり返し型スコアアタックアクション、と見せかけて実際は謎とき要素の強いアクションパズルです。
一見一発ネタなアイデアゲーっぽいですがプレイしてみるとそのゲーム性の高さに気付かされます。「スタッフロール」という舞台を生かしきった謎解き、謎を解くことによって自機の強化を図れるRPG風味、スコアによって様々なアイテムを獲得できるコレクションシステム、
そういった等々が綺麗にゲームとしてまとまっており、常に「次の展開」が待ち遠しい「テレビゲームの鏡」とすらいえるゲームデザインになっています。と、ここまで褒めたおしましたが、大きな不満点が2つあります。
まず、操作性が悪いという点。
操作キャラの移動がドット単位でなくチップ単位なので、操作がかなり苦しいものになっています。
ツクール製アクションではよくある仕様なのですが、キツい時間制限によりコントロールミスが許されないこのゲームでは致命的な欠点であるといえるでしょう。また謎解きパズルとして良く出来ている反面アクション自体は単調極まりないものとなっており、
新しい謎を解くまで延々と同じ作業を強いられるところもツラいです。
その上いざ新しい謎を解いてもアクション時の操作ミスで台無しになってしまい、
結果操作性の悪さと作業アクションのクロスボンバーをくらったあなたのはらわたは、煮えくり返ったが最後You Can't Stop。
PC本体を16連射で粉砕する日も遠くはないでしょう。(ex.親王誕生で街頭インタビューされてたハゲ)PC本体に罪は無いじゃないか!そんなに腹が立つなら代わりに私を粉砕したまえッ!
うわらばッ
アイデアとゲーム性が素晴らしいだけに操作性の悪さやアクション部分の単調さが残念でなりません。
とはいえ、はじめのうちは謎解きの難易度も低く複雑な操作を要求されないので楽しくサクサク進めます。
まずはプレイしてみて、中盤に差し掛かったとこでプレイし続けるかどうかの進退を決める…ってことで手を打ちませんか。(?)まー、ともかくそういうことでまずはプレイあるのみってことで。アーメン。
※このレビューは3分ゲー版をもとに書いています
《 ケイミー 》 ハマリ度:5 グラフィック:10 サウンド:9
「ス」はステキの「ス」です!
◇ストーリー紹介◇
万物には"過去"が存在する。現代文明にもまた、過去を生きた人々の歴史がある。
例えば中世と呼ばれる時代には、魔法をはじめとした現代を生きる我々の想像を超える様々な概念が存在していたという。
呪縛、神罰、錬金術もまた然り。
無論、人間なら誰しもが持っている"悪の心"が一人歩きをし始めてすでに何世紀も経過した時代でもあった。
時空を彷徨う悪の心が、生きとし生けるもの達に対して牙を剥いたのもちょうどこの時期である。
悪逆の限りを尽くす"それ"は「魔王」として恐れられ、
以後「勇者」と呼ばれる男とその仲間達が出現するまで、魔王による恐怖政治が続いた。
結局、魔王は勇者達の手によって滅びたが、
この世から人間が消滅しない限り、悪の心が消えてしまわない限り、魔王が完全に消え去ることは決して無い。
その身滅びた瞬間から、魔王の人類への復讐は始まったいるともいえる。
要するに、スタッフロールをメチャメチャにされちゃうことぐらい覚悟しないといけないわけである。
舞台はヨーロッパ。"魔法"がまだ存在していた頃の物語…。
まぁ。そういうことですんで頑張って下さいね。
◇リザルト◇
◇ハマリ度:すっげーおもろいよ。おもろいけど、アイテムコンプしたら飽きる人も多いんじゃないかな?というわけ5点。
◇グラフィック:お手製の顔グラが濃い。ブライアンがツボだったので10点。
◇サウンド:「ゲッツ!」とか「う゛あ゛あ゛っ!」とか、なかなか多彩で笑わせていただきました。9点。
◇最後に◇
登場人物について詳しく知りたい人はもしくは[pow]もプレイしてみてね☆
↑遊んだ後は、上図の位置からダイブしましょう。
《 或野 吟山 》 ハマリ度:8 グラフィック:8 サウンド:7
魔王 最後の3分間
またも、ネタがハイブラウですみません・・・
呆気 なく雷 に打たれ、果てる魔王。
こんなナイスガイなのにね。
今回のコンパクが秀作揃い(過去に私がゲームをレビューした方の作品が4作も入賞していますし)で、遊ぶのに忙しい或野吟山です。(久し振りに、ゲームレビュワーらしい書き出し。) しかし、バカゲー揃いだった第9回3分ゲーコンテスト(※1)の方も忘れてはいけませんねゴメンちゃーい。((c)ゴッティー) 今回は「もしくはタッフロール」でございます。 なお、私は「完全版」でレビューしてますので、「3分ゲー版」しか持っていない方は今すぐダウンロード!!!
ハマリ度について
スタッフロールを攻撃する。
今までありそうでなかったネタです。(※2)これはこれで面白いですね。
しかし、このシステムの真に面白いところは、「スタッフロール中の文字を適当に間引いたり変えたりして意味を変えてやるとボーナスや武器を入手」という愉快なフィーチャーでしょう。 詳細は自力で見付けて頂きたい(というか、私は寡聞にしてこのゲームの攻略サイトを知りません)のですが、まあ、ほとんどは自力で分かる範囲です。 やりこんでいけば、ヒントをくれるキャラクターが現れますから、それらを頼りに頑張って見つけてみて下さいね! 個人的には、作者様の御自身の名前までいじらせてくれる姿勢に敬服致しました。
ただ、ヒントキャラがなかなか出てこないので気付くのに時間のかかるボーナスもあるので少々辛いかもしれません。それでも、キャラクターのスタンプの使い道には是非気付いて欲しいです。これは笑えますから!!
もっとも、本来のボーナスを無視して自分勝手に受け狙いに走るのも一興。
「ヘレン」や「へいし」を「へ」にしてみたりさ・・・。
くだらん・・・。
つまり、真の良作は、プレイヤーの自由度が大きいということですね(多分)。 兎に角ボーナス探しは楽しい上、クリア後のボーナスなんてのもある(○○を全て集めてクリア、○○を一切せずクリアといった感じの条件を満たすことで入ります)のでお楽しみに。
最後になりましたが苦言を少々。 一つに、「ス」の攻撃判定が、ちょっと小さいよう感じるということがあります。 慣れれば何とかならないでもないのですが、もっと(縦方向の)判定が(下の方に)大きければ、よりストレス無く快適に遊べるのにと感じました。 また、入手可能な武器の種類は結構あるのに、威力以外に余り特徴が無い(一部ボーナスに絡んではくるのですが)ため、強い武器ばかり使ってしまいがちです。 そこで例えば、武器の攻撃判定の大きさに差を付けるなどして、バラエティをもたせることができそうなのですが・・・。
そしてもっとも肝心なことなのですが、武器の素早い切り替えが難しいのです。 例えば「棍棒」使用中に素早く「N」のスタンプに切り替えたい(武器は、例えで出した架空のものです)、というときに、XキーとShiftキーのどちらを何回押せばよいのか、素早く分かるようにして欲しかったと思います。 画面最上部に入手した武器のアイコンを横に並べるなどして、分かりやすくした方が良かったです。
グラフィックについて
ほとんどRPGツクール2000のRTPの素材なので、特に言うことはありません。 けど、上にも挙げたように、魔王の笑顔が素晴らしいので、それだけでこの評価。 ぺぽさん豪いですよ、この画風! なお、この評価に対しては苦情一切受け付けません! (まあ、ヘレンやゴメス、そして何故か懐かしの墓ギース(※3)を思い出した豆腐エンリュウなどの顔グラフィックに受けたということもあるのですがね)
あと、何より、「マオ」って名前、いいよね・・・。
「このコメントがグラフィックと何の関係があるのだ」だと!!! きちんと美人に描かれているからそれで十分であって、決して伊藤ハムのまおまおのキャンペーンに関連し(以下47文字略)
サウンドについて
ゲームの性格的に、BGMはベタなものでよく、これは上手く選ばれています。 ただ、このゲームの場合、あらゆるタイミングで鳴る効果音を聞き逃してはなりません。
笑えるのは、ある種のボーナスをゲットしたとき「ゲッツ(ダンディ坂野より小気味よい)」だの「ウボァー」だの「あきらめるな!」だの、肉声が飛び出ることでしょう。 やっぱ声付きはいいわ。 声優のビラビラ様には、足を向けて寝られません。
全体について(総括)
はあ、今回は病弱少女がいなくてよかった・・・。
ごめんなさい本音が出ました。話を戻します。
確かに、3分ゲーコンテストを征しただけのことはある秀作です。 シンプル極まる操作性、やり込み甲斐のあるシステムや数々の隠し要素、そして何よりオリジナリティなど、正に勝者に相応しい品格を具えており、楽しませて頂きました。 こんな変り種の名作、遊ばないのはもったいないぞ。(誰かさんの真似)
ただ、私はここで最後に、大多数のツクラーの皆さんに言いたい。
そろそろ、ツクール200Xを止めてXPに移りませんか、と。
確かに200Xは 安いし、 動作も軽いし、 まだまだ性能は十分にいけるのは百も承知です。 XPはRGSS(プログラミング用の言語) を一から覚えるのが大変かもしれないし、第一定期的なネット認証が煩瑣になりえます。
しかし、XP登場から早2年、パソコンのCPUは大抵ギガヘルツクラスの処理能力を持つようになりましたし、RGSS側もあちこちの製作者サイトにて最適化(無駄な処理を減らし、処理が速くなるようにすること)の研究が進み、現在では動作のもたつきをほとんど感じないようになりました。 しかも、大型キャラクターの制御やキャラアニメなどは、RGSSの方がより分かりやすく表現することができます。 (知ったかぶりで書きましたが、私もまだまだ勉強中。もっとも、200X式のイベント多用しまくりは、全く勉強する気が湧かないなあ。) その分、ゲームシステムの考案や画面構成、ゲームバランス調整などに労力を割り振る余裕ができることになるでしょう。 さらに、RGSSが分かればRubyが分かる、ということで、進学・就転職・資格試験に大変有利ですよニートの皆さん!!!
というわけで、RGSSの宣伝をした所で、私のレビューを終わらせてもらいます。 (別に、私はeb社の回し者ではない(※4)ので、プログラミング言語なら何でも、例えば「水色散歩道」や「Moon Goddess」で使われたHSPの宣伝でも良かったのですが。) あと、私のまだまだなハイスコア(9月15日現在、連付)も載せておきますのでよければ参考にしてください。 ラーユー(辣油)!!!
注釈
- 「バカゲー揃いだった第9回3分ゲーコンテスト」
次の上位入賞作を見れば、様々な種類のバカゲーが偶々集中した、凄まじい大会となったことを納得して頂けるものと思います。 勿論、順位に違わぬ秀作揃いです。 今すぐダウンロード!! そしてレビューを超激辛に投稿しよう!!! (私はその横で萌えゲーレビューすることにします。)
第1位 「もしくはタッフロール」
他界魔王怨念発散ゲー。今回レビューしている作品ですな。
第2位 「勇者降臨!!」(NOH 様)
超現代世界冒険ゲー。 16歳の勇者が目覚めたのは、余りに現代日本的な町の民家の中だった・・・。 なのに、お馴染みの宝箱探しや箪笥漁りもあるのがファンタジェン。 「ブレイブ・ストーリー」のような絶妙の捻りは・・・ 別になかったような。
第3位 「ジェントルメン・テニス」(下東 様)
激闘御子様庭球応援ゲー。 ライバルのチャドル君を(文字通り)倒そうといきり立つイルド君を様々な手段で「応援」し、イルド君を優勝に導くのだ。 同じく下東様の、「ただのやきゅう」と 「物欲の猛者たち」も好評ダウンロード中!!!
第7位 「お店の処理」(山田殺男 様)
課題商品購入ゲー。 兎に角、次第に買いにくくなるポーションを買いまくる、それだけ。 余談ですが、サントリー社には「ファイナルファンタジーXIII」のキャンペーンでメガポーション(1000ml)を作って欲しい。
なお、これらの説明でご不満の向きは、ckck様のブログ(7月13日~22日分)と当サイトへの投稿レビューも合わせてご覧下さい。 (というか、初めっからそうすりゃ良かった。)
- 「今までありそうでなかったネタです」
- 正確には、過去のシューティングに、ラスボスの後も自機が動かせるゲームはありました。 私の記憶にある限りでは、「サンダードラゴン2」(1993年、NMK)というアーケードの縦スクロールシューティングゲームにそういうシステムがあり、ステージ開始時等のメッセージの表示や、問題のスタッフロール中の文字が撃てた筈です。 もっとも、NMKと言えば、横スクロールの「超時空要塞マクロスII(発売はバンプレストで、リン・ミンメイも人形として出演)」や「作戦名ラグナロク(NEOGEO作品・『龍虎の拳』のキングそっくりに描かれながら(by森気楼)『シャルロット』という 御仏蘭西の女流剣士のような名を持つ、訳分からないが兎に角美女のキャラクターがいる)」の方が出回りが多かったような・・・。
- 「懐かしの墓ギース」
- 在りし日のSNK(現在、大阪府吹田市は江坂駅近隣にあるのは『SNKプレイモア』なのでお間違え無きよう)の看板シリーズの一つ、「餓狼伝説」。 この第1作目にて、ラスボスをお勤めになったあのお方ことギース・ハワード様は、エンディングにて、主人公の赤帽赤ジャン小僧か、オールバック骨法小僧、もしくは鉢巻にトランクスいっちょのジャップ野郎の手(脚だけど)によって高層ビルの上から転落事故を装い殺されてしまいます。 果たして第2作目には、何食わぬ顔で出場した件の3バカコンビ(by巨乳色仕掛けくノ一)の近くにギース様はお姿をお見せにはなりませんでした。 当然です、逝去されたのですから。
少なくとも、純粋な少年だった私(当時13歳)は、そう信じていました。
しかし、第3作目となる「餓狼伝説SPECIAL」の使用キャラクターの中には、スペインの暗器持ち男色疑惑闘牛士と年甲斐無い紫髪皇帝(自称。1918年11月9日に帝政ドイツが共和制に移行したことは、ドイツ人ならオリバー・カーンでも知っている)の間にあのお方の姿が・・・。
当然これは、即座にゲーマーたちがSNKをチャカす要因となりました。 そして果たして、在りし日の新声社「コミックゲーメスト」に寄せられた読者投稿の中のネタとして、ご生誕なさったのが墓ギース様ということです。 麗しい日本古来の伝統的墓石のフォルムと、見るに美しい高級御影石のテクスチャーをもって現世に再臨めされた墓ギース様は、瞬く間にコミゲ愛読者を虜にし、本家のギース(最早、御都合主義で2回も生き返る存在に敬称は不要、ただの鴨の複数形野郎で結構)を凌駕する人気を勝ち得たのでした。
- 「私はeb社の回し者ではない」
- ついでに言えば、私は先日、higa様製作のRPG「小さな試練 ~Mayoezu No MORI~」のレビューを投稿しました。 秋のコンテストパーク受賞作発表の5日とちょっと前のことです。 そしてコンパクにて、higa様の新作「魔壊屋姉妹。」が金賞を獲得しました。
実は、こうした「コンパクの結果発表直前にゲームのレビューを投稿し、そのゲームの作者の新作がコンパクで金賞を受賞する」というのは、私にはこれが初めてではありません。 今年の春のコンパクでも、あさソン様「ミチル見参!~旅は道連れでゴザルよ~」が金賞を受賞する直前に、「剣舞~極める~」と「俺ドジョ」、2作分のレビューを投稿しています。
そこで私が危惧するのは、読者の方に「或野って奴は海老の一員で、コンパクの結果を公式発表前に知ることのできる立場にありながら、その結果をほのめかすようなことをしてネ申ぶってカッコつけてんじゃねえのか」と思われることです。 でも、
断じてそんなことはありません!!
偶々なんです、偶々。 この辺の詳しい経緯については、後々まとめて、私のレビューの方法論のようなものと併せて発表したいと思います。
もっとも、そんなことをすれば次は、「或野って自意識過剰の出張り野郎じゃなくね?」と思われてしまうような気も・・・。 「分かったよ、何とでも言え。」とだけ言っておきます。(開き直り)