■ 初代レビュー バカゲー 弐 | ||||
ときどきメモリアルバウト | ドラえもんBM | ミノタウロスクエスト3 | 電波大冒険 | ファミコン瀕死隊 |
ものぐさの大冒険 体験版 | ぼさのヴぁ.rpg | バリボー | 木村とブルマ | 月に向かって飛べ!! |
ジャンル [ 2D格闘 ] 作者 [ ドラ藤本 さま ] 容量・圧縮形式 [ 18.6MB・自己解凍EXE ] ダウンロード 小指一本で十分だ!
『ときどきメモリアルバウト』
もし、このゲームを、極真カラテと牛殺しで有名な故・大山倍達総裁がみたら、
「これはなんだねキミィ!」
とかいいながら、作者のドラ藤本先生は手刀で脳天をかち割られていることでしょう。おそらく氏も本望です。
今回紹介しますゲームは、『ときどきメモリアルバウト』。デジタルファミ通のインターネットコンテストパーク、2000年度年間人気作品の読者投票で、40票を獲得、見事第四位に輝いた2D格闘ゲームで、一度コンボが決まれば鉄山靠並という豪快なゲームバランスと、どこかで見たことがあるような気もする立ちすぎなキャラたち、そして壊れ方がワイルドな作品です。
格闘というジャンルにおいて、ヒットさせる上で欠かせない条件が、『キャラが立っているということ』であり、ストⅡとて餓狼伝説だって、キャラ立ってこそのあの大ヒットだということは、疑う余地がありません。乳揺れのない餓狼があそこまでヒットしたかどうかは、疑問の残るところです。
そういう、キャラ立ちについて見た場合、このゲームのキャラの立ち具合は、際立ちすぎです。
- 残酷告白マシーン 伝説の木(告白が必殺技)
- 空手バカ一筋 犬山(片眉剃ってる。顔もつのだじろう。恐怖新聞まで登場)
- ホラーミュータント 命(みこと)ちゃん(倒れた時の『ドテッ』という文字や顔が楳図)
特に、拙者的に興味の深い空手バカ一筋の犬山は、三角飛びはするし、空中三段蹴りを使うし、自然石も割るしと異常なまでのサービスぶり。思わず目頭が熱くなり、芦原さんの破門を許しました。
しかし、そのキャラたちをもってすら及ばないくらいキャラが立っているのが、作者のドラ藤本大先生ご本人。
既出のコンパクの2000年度年間人気作品読者投票でも、堂々とご自身に投票され、さらにコメントまで、「嗚呼っ!! なんだこのゲームは!! おもしろすぎる!! おもしろすぎて、なんか昔作った気がしてくるっ!! こいつぁーいったいどういう事だっ!! まいったねっ! っかーっ! ……すいません。自分が作者でした。おわり。」
匿名だから隠そうと思えば隠せるのに、ここででもウケを狙う、その徹底したネタ至上主義。少なくともネット上で氏が動く時は、必ずネタを振るための行動という信念、ヘタレネタ至上主義者の拙者としては兄貴とお呼びしたい!
そのような素晴らしき氏が、命がけの念力によって編み出されたゲームですから、これまた完璧にネタ至上主義です。
すでにお持ちの方は、タイトル画面をよく見てください。バックに流れてる文字が、ポルノ小説です。 しかも、しばらくほおっておきますと、女の子二人が、意味もなく鼻水と涎をたらします。エンディングで、声優一覧が見れるのですが、タマの項目があり、しかも”?”。
《解説》
>芦原さん
元極真会館所属の自称ケンカ十段。のちに極真側から除名宣告を受け、芦原会館を設立。非常にカッコよかったらしい。知れば知るほど惚れる漢だったとか…>タマ
出てきません。
- (補足)
- 2016.04.17:本作は、現在DLできません。
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ジャンル [ 音ゲー(見るゲー?) ] 作者 [ RAICES さま ] ダウンロード 我が生涯に一片の悔いなし!
『ドラえもんBM』
皆さんも今までに、一度は、ダークなドラえもんを、何らかの形で見聞きした記憶がおありでしょう。
爆死するのび太。秘孔を突くドラえもん、そしてハードなヴァイオレンス。
それらのフューチャーを全てそなえ、さらに豪華すぎる声優陣で贈る、BM98専用のアニメが、密かに(?)ネット上には出まわっております。
その中でも、トップクラスに有名かつ末期的なのが、この、RAICES氏謹製の『ドラえもんBMシリーズ』。まさしく全編これ暴力!
見終わった後は、誰もが
「テメエラの血はなに色だァーッ!!」
と絶叫!!《濃ゲー日記の基礎知識》
>ダークなドラえもん
似たシリーズでは、しりあがり寿大先生の、サザエさん最終回が有名。長谷川町子先生が見たら狂死確実な内容。
手前みそですが、ウチにも『アンパンメン』というのがあります。>BM98専用のアニメ
閲覧するには、『BM98』が必要です。持ってない方は、コチラのページからDLして下さい。あと、オプションでオートプレイにしますと、快適にご覧になれます。>RAICES氏謹製『ドラえもんBMシリーズ』
多作なお方で、すでに16本くらい公開されています。
新しいやつしかネット上では公開されていませんですので、よさ気なのを入手しちゃって下さい。>武論尊
北斗の拳原作者。今はどうかしらないですが、若い頃は中国人似。
- (補足)
- 2005.04:作者様HP閉鎖につき、現在DLできません。
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ジャンル [ 王道RPG ] 作者 [ 株式会杜ミノウェアクリエイト佐藤 五三郎 さま ]容量・圧縮形式 [ 802KB・自己解凍EXE(ツク2000版) ] ダウンロード 死ぬほど王道RPG
『ミノタウロスクエスト3』
昨日、八重洲で行なわれている、コメットさんのサマーフェスティバルに行こうかと思ったのですが、諸事情により行けなくなってしまったので、のんびり宇宙食を食べながら書いてます(本当) 今日は行くかも(?)
当ページでは、ご存知のように、『バカゲー投票』というコーナーを置いているのですが、それにおいて、圧倒的な支持を得て現在トップを独走しているのが、この『ミノタウロスクエスト』シリーズ。
どんなゲームなのかと思いましたら、どうも、バカゲー『HTMLエディタ』の作者さんが作られたゲームとのことで、後の展開が大体わかってしまいました。
*『HTMLエディタ』につきましては、さすけさんサイトのバカゲーレビューをご覧下さい。ひさかたぶりに、その作者さんのサイト『そば処五三郎』さんに行き、トップに意味もなく鎮座するフビライさんを眺めながら、『ミノタウロスクエスト』を探しますと、どうも3と7が現在公開中のようです。1・2・4~6がそもそも存在してるのか、非常に怪しい気がしますが、とりあえず『3』をダウンロードしました。
ミノタウロスクエスト3
株式会社ミノウェアクリエイト制作(?)の人気シリーズ第三弾。ミノタウロスをふたたび封印した勇者の前に、新たなる敵が立ちはだかる。世界の命運や如何に!?プレイ時間10分。RPGツクール95作品。対応OS:Windows95以降。(287KB)
ツク95で作られた割には、容量が異常に少ない。プレイ時間二・三分くらいであろう『ものぐさの大冒険』でさえ、容量は削りに削って848KBだというのに、287KBというのは異常です。なんでここまで少ないのか、いまだに理解できません。
ある意味では容量からしてバカゲーであり、いやが応にも期待は高まります。DL容量までネタに使うというのは、斬新すぎて最初で最後でしょう。しかも、『HTMLエディタ』の容量が10KBから379KBに異常に増えてるのも気になります。
*後で調べましたら、『monstpic.dat』という大きなファイルのサイズを削ってるみたいですが、どうやったのかわかりません。意味不明に高度な技術力です。で、本編なのですが… もう寝よう。
とりあえず、宝箱を調べますと、宝箱が手に入ります。
- (補足)
- 2005.04:さすけさんのHPへのリンクを更新。
- 2006.05.23:本作品は、ツクール2000版へとリメイクされました。
- 2019.06.02:ダウンロード先をVectorへ変更
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ジャンル [ 電波RPG ] 作者 [ ねみ○ さま ] ダウンロード バイオレンスRPG
『電波大冒険』
『進ぬ! 電波少年』の『電波』とは、どういう意味か、知ってますでしょうか?
「テレビだからじゃないの?」
と思われた方、あの番組を良く見すぎですよハハハ(乾いた笑い)
えー、NHKには時々、
「お前のところの電波がうるさくて眠れねえんだよ!」
と殴りこんでくる方が出没するそうです。 そんな風に、脳で直接、ラジオやテレビや宇宙のアニキからの愛と平和と波動のデムパメールを受信できるようになってしまった方を、因果系の激濃世界では『電波系』と総称します。 カタギの世界では親しみをこめて、基地外さんと呼んでるみたいですネ。
電波少年の電波は、128%間違いなくこの意味です。企画のサワヤカさがヘドロ並です。面白いけど。その危険極まる『電波』なる文字を冒頭につけている時点で、すでに激濃の因果系宇宙観を形成しているということを表すネオンサインみたいなもので、この『電波大冒険』もなかなかです。
じつはこれは、前々から紹介したかったのですが、ゲームとしては面白いけど、分類が難しいため、ネタとして斬るのが難しく、すっかり遅れてしまいました。
で、どう斬るかといいますと、とりあえず冒頭の、主人公「ふわぁ… まだ眠いよぉ…」
少女 「そんなに眠いんなら永眠させちゃうわよ~ッッ!! イヤッホオオオオオオ!!」だけでもDLした価値はあったと! というか、腐れ暴力少女の鉄クギたんの萌え度が高いので、ぜひ恋愛シミュ版を作られて、鍵系と葉っぱ系に続き○(ねみ○)系を確立して、社長兼原画屋というPUMPIEみたいな展開になってください。というかやっぱ、PUMPIEにはなっちゃダメかも。
なお本編は、作者のねみ○さん自ら
「RPGツクールを使って、どこまでる表現をできるか実験した」
とおっしゃっておられるように、ハードボイルド小説の白眉『餓狼の弾痕』(角川書店)以上の過激さです。ていうか、餓狼の弾痕、全話ストーリー展開が完璧に同じなんですけど。
ダウンロード先 [ こちらから ] ↑と思ったら閉鎖されてる… ねみ○さ~ん!!
*あと、PUMPIEについて知りたい方、こちらのサイトの『遥かなる大田川』というコーナーのゲームレビューが面白いです。かみさまの書かれた文ですし。濃すぎるかみさまだ。
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ジャンル [ 懐濃レゲー格闘 ] 作者 [ 海神える さま ] 注意 [ 25歳未満プレイ禁止!(2007年現在) ] ダウンロード 今日も、文化放送の声優番組を聞いていましたら、CMで
「日本のォォォォォォォォォアニメはァァァァァァァァ世界一ィィィィィィィィィ! 我々はッ! アニメを応援し、日本が文化的先進国にしようと思うッWRYYYYY!!」
といったような主旨のことを言っており、何かと思ったら、公明党でした。
公明党のアニメ政治! 拙者は創価学会というか、新興宗教はあまり好きではないのですが、この時ばかりは、新・人間革命でも買ってみようかという気になりましたね。
ひょっとして、質の高い宗教アニメでも作って、会員を増やすつもりじゃないのか?またもや濃い前振りとちっとも関係ないのですが、今回は、命をふきこまれたものさんに、アンサーQで教えていただいた、23禁格闘『ファミコン瀕死隊』デス。情報ありがとうございます。
われら、80年代と切っても切り離せぬ古参ゲーマーの魂の源といえば、ファミコンをおいて他にありません。PCエンジンやメガドラなど邪道です! あんなスプライトをたくさん表示したり、色数も多いのは! デザエモンのFC版の苦労を無にかえす気かコノヤロー!ゲーム内容は、ファミコン黄金期を支えた人気キャラ達が、一騎打ちで格闘する内容です。技も絵も、ファミコンのまんまです。濃すぎです。
キャラも、『トランスフォーマー コンボイの謎』や、『ドラゴンバスター』、さらには、『ボコスカウォーズ』などとシヴい。拙者はボコスカは、PC-8801マークⅡでしかやったことありませんよ。
友人のオーハさんという方が、トランスフォーマーをクリアするという、非常にアレな偉業をなしとげられたとか聞きましたが、その優秀かつ無駄な腕も、このゲームで成仏することでしょう。なお、23禁ですので、23歳に到達してない方は、2時間4分以内にハードディスクから削除しないとダメらしいです。
- (補足)
- 2005.04:作者HP移転につき、DL先を変更。(ただし、今現在DLできるかどうかは神(作者)のみぞ知る。)
- 2007.04:本作品は、2007年現在、25歳未満プレイ禁止となっております。
- 2007.04:本作品は完全にDL不可能となりました。
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ジャンル [ 超々短編壊れRPG ] 作者 [ 士文文三 さま ] 製作ツール [ RPGツクール95 ] 容量・圧縮形式 [ 292KB・ZIP ] ダウンロード 昨日の『男世紀』の回で、やをいラジオの話をしましたが、今日放送していたため、題名判明。『花ゆめチックにLaLaしましょ』というやつです。
あと、今日、7年前に女子高生だった親戚とお会いしたら、二児の母になっておられました。なかなかにダイナマイトショックなものがあります。というわけで、当ページでDLコーナーを作っておきながら、紹介しないというのもどうかと思いますし、本日は、士文文三氏謹製の『ものぐさの大冒険 体験版』です。超短編の、壊れRPGなのですが、あまりに短すぎ、紹介だけで全ネタ使いかねませんので、よく考えたら紹介できません。
ですからまあ、かわりに、高校時代からの友人でもある、士文氏の発想が、どれほど素晴らしいものかを解説し、『ものぐさ』の宣伝とします。『賭博黙示録カイジ』という、滅茶苦茶面白い、有名なギャンブルマンガがございまして、これを読んで感動した拙者が、士文さんに、『アルプスの少女カイジ』を、ショートアニメで作ろうと、持ちかけました。
「拙者は絵を描く。あんたはシナリオを担当してくれ」
と言ったところ、士文さんも、カイジは気に入っているので、せっかくだからと快諾。その後しばらくして、シナリオを持ってきてくださいました。
以下、カイジネタですので、読んでない方は読まないでも差し支えありません。99/09/26
アルプスの少女カイジ アイデアその1ハイジがおじいさんに突然聞く
「ねえおじいさん、お金と人の命はどっちが重いの」
おじいさんの顔が突然利根川になり答える
「金はな、命よりも重いんだ」
それを聞いたハイジの顔が突然カイジになり言う
「ついに正体をあらわしたなぼけた老獪!間抜けな人殺しめ!!」
おじいさんが突然かばんを取り出し言う
「くくく・・・・・今ごろ気がついたか、だがもう手後れだ、"瞬着!"」
鋼我一体!!!
それを見たハイジも顔がメタ○ジャックの主人公の顔になり言う
「スーツアップ!ジャックオン!!(変形中)メタルファイターレーッドジャック」
それを見た強化外骨格をまとったおじいさんが言う
「ふんメタ○ジャックか、ずいぶんとマニアックなものだな」
ハイジがそれに答えていう
「何を言う貴様の覚○のススメだって十分マニアックだ」
両者は同時に仕掛ける
「バスターショット!」
「昇華!」
どちらも初弾はかわし格闘戦をくりひろげた
どちらも消耗してきたころ両者はいったん離れた、そしておじいさんが言った
「このままでは勝負がつかん、一発で決めようではないか」
ハイジが答える
「いいだろう。いくぞ!メタルクラッシャーーパーーーンチ!!!」
ハイジがおじいさんに突っ込んでいきおじいさんも叫ぶ
「因果!!!」
二人がぶつかり合った瞬間ものすごい音がしてあたりが光に包まれる
二人がいた場所には散り一つ残っていない
アルプスの機構警察カイジのススメ 完「メタルジャックはわからん」
拙者が率直に感想を言うと、彼は、また素晴らしいアイデアを持ってきた。~魔法少女利根川~
おじいさん(利根川)はメルヘンチックな変身をする
いわいる魔女っ娘風の変身が良い
変身後も顔と体は利根川のままだが、服はフリフリで当然スカート着用、顔に何かつけても良い
変身方法は、例・「利根川!プリチーメークアップ」などと言わせたりするのが良い
変身完了後はとりあえず一言、例・「プリチー・トネ・ピョン」などと言い、この場合は最後のピョンのところで以下のポーズを取る。 体を左に向け右足をあげて顔を正面に向け、右手をいわいるグーチョキパーの形にしてその手は顔の左側に置き人差し指が目のほうをさしているようにする。左手はステッキを持って腰のあたりに置く、そして左目は星が飛ぶようなウインクをする
技はメルヘンチックながらも利根川というものが感じられるものが良い
おじいさんは最初から利根川ということにしたい、だから顔を途中まで映さない
ようにするか、それともおじいさんの顔をはがして利根川の顔が出てくるようにするか、あるいはそれ以外の方法か?いまだ未定このような士文君は、現在『ものぐさ』の本編を製作中らしいですので、期待して待ちましょう。
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ジャンル [ 超関西(和歌山)RPG ] 作者 [ K-suke さま & yaka さま ] ダウンロード このフリーソフト日記で紹介しようとしているゲームは、調べてみますと、大抵ponponさんのページで大分前に紹介されておりまして、あらためて、ponponさんのゲーム選択のクオリティの高さを痛感いたしました。なんか、ジョセフに、次に言うセリフをビシヴァシ当てられてるような気分です。
しかし、この『ぼさのヴぁ.rpg』は、公開期間が短かったためか、レビューされておられず、やっと別の道を見つけたかと思いましたら、今度はさすけさんのサイトがレビューを…(爆死)作:K-sukeさん&画:yakaさんの、和歌山&愛媛みかんタッグが贈る、このゲームの内容は、超一本道のギャグRPGです。
決定キーを連打しているだけで、ほとんど自動でゲームが進む設計ですので、事故かなんかで、指一本しか動かせないような方にも、安心しておすすめできます。
もっともその場合、笑いすぎて怪我が悪化、そのまま死に至る可能性があります。ストーリーは、働かない上に博打三昧で、奥さんに逃げられた父親から、ある日突然、主人公は、「お前は勇者だ! 魔王を倒せ!」というように言われ、親父の巧妙な意思誘導に引っかかり、その場のノリで、思わず旅立ちを決意。さらに親父から、武器防具と、パラパラの入門ビデオを渡され、魔王軍の武将達との、壮絶な自爆ネタ合戦に旅立つという内容です。
その主人公は、ヨゴレのアヴィン(職業欄が『ヨゴレ』)。主人公がヨゴレというのは、前代未聞ですが、もしアヴィンの職業がまともな職業だったりしたら、違和感が出てきたでしょう。
ぼさのヴぁにおいて、主人公=ヨゴレというのは、徹子とあのヘアスタイルのように、もはや、はじめから、一体化することが宿命的なのではないかと思わせるくらいの相性です。先ほど、『壮絶な自爆ネタ合戦』と書きました通り、このゲームには通常戦闘はほとんどありません。 武将達とのバトルは、作者が審判をつとめる、自爆トークバトル『ヨッ、対決』というコーナーで行なわれます。プレイヤーはただ決定キーを連打していればよく、本編は自動進行します。
トークバトルは、完全自由と言うわけではなく、毎回ローカルルールが加えられます。 例えば、『大嘘つき柔道』。簡単に説明しますと、攻撃側の嘘を聞いて、思わず、「大嘘つきー!!」と叫んでしまった側が一本負け。 完全に叫びきらなければ、『技あり』『有効』などの、柔道制のポイントが入ります。 聞いただけで、死闘の臭いのぷんぷんする、壮絶なルールですが、そこで行なわれる戦いは、さらに想像を絶してます。
間違いなく、ヨゴレバトルの最高峰です。アヴィン
「俺、この前さぁ…… ……エステに行って、ナオミになったんだ……」個人的に、さらに感銘を受けたのは、キーキャラでもある、『全知神ルティス』というキャラが出てくるのですが、彼女の自己紹介での会話。
「全知神ルティスだ。時にレイクエンジェルだったりもする」
「マジでッ!? もしかして、「イ」の人ですか!?」
「いや、「ク」だ。一番死と隣り合わせなんだぞ」このような、必要以上に力強いセリフの数々からも、傑作である事は、万人が認めるところでしょうが、残念ながら、現在ではDLできません。
簡単に経緯を書きますと、まず、このゲームの発表の少し前に、『へっぽこ二人組の何でも屋セロリー』という、コンパクの2000年度人気作品ベスト五位にも入っている、ギャグRPGの傑作が世に出ました。
そのゲームは、ぼさのヴぁと同じように、基本的にボタンを押しているだけで進行&セリフの破壊力タイプのもので、しかも出来が非常にいいため、ゲームを公開してる最中に、匿名の掲示板上で、「『セロリー』のパクリじゃないか」と叩かれました。
作者、K-sukeさんのサイトのコラムや日記を見てもわかるように、実際は違うし、ご本人も、その匿名掲示板上で反論したのですが、連中(ひょっとしたら単独かもしれませんが)は、真面目に取り合いませんでした。そういった経緯で、公開を取りやめられたのです。
匿名掲示板の奴も、ずいぶんとつまらないことをしてくれたものです。文化遺産の喪失ですよ。
- (補足)
- 2005.04:作者、K-sukeさんのサイトも閉鎖されたようです。
- 同日:ponponさんとさすけさんのHPへのリンクを更新。
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ジャンル [ 分類不能 ] 作者 [ おじゃろう さま ] ダウンロード 今日、前を歩いていたおぢさんを見たら、右腕だけ凄い筋肉だったのがインパクトありました。一体なにをやったらああなるのでしょうか。
さて、ゲ-ムでも、インパクトというのは大変重要な要素です。超兄貴、たけしの挑戦状、せっかくだからデス様。ゲーム史上に名を残すゲームは、どれも壮絶なインパクトに満ちています。
フリーソフトにも、一度プレイしたら脳から絶対離れないような怪作は多数存在していますが、その中でも、知名度、破壊力、脱力度全てでトップクラスなのが、この「バリボー」。ジャンルは、分類できませんでした。上のタイトル画面で、「バリボー」という、おそらく作者のものであろう、まるでアルプスの雪解け水のようにさわやかなお声を聞きながら、大きなフォントで『Click』と書いてあるボタンをクリックしますと、ゲームが始まります。
ゲーム内容は、画面上で展開するストーリーに合わせ、うまくクリックボタンを押すというもの。タイミングを合わせて押すだけではなく、押しつづけて、ためて離すという動作もあり、ゲームに変化をあたえてます。
上手くいくと、どんどんストーリーが進んでいき、最後には、無意味に感動的な激動のラスを迎えます。 コツを掴むのがちょっと大変なのですが、このラスを見るためだったら、何回あの「ああんっ」(失敗ボイス)を聞いてもよい、というか、むしろあの声単体でも聞きてえと思わせる逸品です。
一度プレイしたら、二度と忘れられぬ、怪作「バリボー」と、作者のおじゃろう氏にセンキュー!(CV.作者)*などと書いた時点で、DL先を調べましたら、現在存在しない模様。本当に「センキュー!」になっちまいましたか…(哀)
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ジャンル [ あずまんがシューティング ] 作者 [ ぴえとろ さま ] ダウンロード
コミック電撃大王誌上で、あずまんが大王が巻頭カラーだったので、記念に(爆)
さて、あずまんが大王といえば、最近若い集を中心に、超絶大ブレイクしている4コママンガです。 最近は、4コマといい、演歌といい、死んだと思っていたジャンルが復活するのが風潮なのかしりませんが、とにもかくにも凄い人気です。
嘘だとお思いでしたら、その辺を歩いている青年にこっそり近づき、耳元で優しく「榊さんと大阪、どっち派?」とささやいてみましょう。青年はきっと、紅色に昂揚した頬で、目をランランと輝かせながら、「木村」と答えることだろう。ちなみに、その木村とは、
「私は、体操着は、ブルマの中に入れる方がいいと思う」
「今日は特別に、女子は下はブルマで授業を受けることを許可する」
などの漢気あふれすぎなソウルフルトークを繰り返し、男子生徒の絶大なる尊敬と信頼を集めつつも、漢のロマンを理解できない女子生徒からはいやがられている高校教師です。
ちなみに、奥さんはなぜか美人で、しかも、娘もおり、ある意味では、まっすぐな学徒の目指すべき理想像が二宮金次郎であるように、我々萌ゑ人が目指すべき理想に近いのかも知れねえ。その木村を主人公とし、
「私は、体操着は、ブルマの中に入れる方がいいと思う」
の言葉を実行に移す熱きシューティング、それが今日紹介する、『木村とブルマ』なのです。プレイヤーは、自機(木村)をあやつり、あずまんがキャラの猛攻をかわしながら、同漫画中トップクラスの人気を誇る『榊さん』の体操着の裾に弾を撃ちこみます。ある程度撃ちこむと、裾がブルマの中にしまわれ、木村の熱き願いは達成。
ですから、これは、ただのシューティングではありません。
そう、木村という、熱き漢の生きざまそのものなのです。
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ジャンル [ 連射バカ一代 ] 作者 [ としゆき さま ] 容量・圧縮形式 [ 536KB・LZH ] ダウンロード
格闘漫画界の金字塔、空手バカ一代。その主人公であり、実在の人物でもある大山倍達は、超人への夢を追いかけ、米軍と戦ったり、牛と戦ったり、熊と戦ったりします。
実在の人物だからって、猛獣と戦うってのは嘘だろうとお思いの方もいらっしゃると思いますが、少なくとも牛と戦ったのは本当です。その時の写真を発見しました。
http://www.geocities.co.jp/Colosseum/4160/oo/oo3.htmつのだじろう作画の大山倍達と実物が似ても似つかないため、絶望的な虚脱感に襲われた方もいらっしゃるかと思いますが、それは多分目の錯覚か、現実の方が間違っているのです。
果てしなき超人追求の夢。その夢を、大山倍達は「地上最強」に求めました。
素晴らしい気迫です。しかし、このゲームの主人公、栗田君(仮)は、またスケールが違います。タイトルでスペースキーを押しますと、本編が始まります。本編が始まったら、あとはただ、時間の許す限り、SHIFTキーを、憎しみを込めて、えぐるように猛烈連打します。
時間ギリギリになったら、CTRLをプッシュ!
すると、栗田(仮)は飛びます。山を越え谷を越え、元世界最強戦闘機F15の最高到達高度18000メートルを越え、高度100キロ付近でオーロラを眺めつつ、人工衛星高度350キロ付近で宇宙ステーションを爆破し、ひたすら月に向かって飛ぶのです!! その二本の足で!!
飛んだ後は、普通に帰ります。