■ 初代レビュー バカゲー 壱 | ||||
ぼく、ドラピーもん | ときめきメロディー |
*なぜかここだけ侍魂調
ジャンル [ 形容不能 ] 作者 [ Fulltime さま ] 容量・圧縮形式 [ 816KB・LZH ] 製作ツール [ RPGツクール95 ] ダウンロード フリーソフト週記『ぼく、ドラピーもん』
作者:Fulltimeさま
ダウンロード先:http://www.geocities.jp/full_streaming_web/
ネタ元:さすけの妄想劇場さまときメロに続き、またもやさすけさんのサイトとネタがバッチング。
拙者もあんまりネタがかぶる事は避けたいです。
しかし、第一回『ときメロ』、第二回『ドラピーもん』
これ以上適切なラインナップなど存在しません。まずゲームを始めますと、早速『最重要警告文』が出ます。
これを見て誰もが心の中でツッコミの鬼と化していると思いますが、あえて触れません。
さて、以下が『ドラピーもん』の全マップです。
「おぃーっす!!!」
突然作者(幽霊みたいな方)が話しかけてきます。
実はこの部屋は、作者の部屋なのです。
ゲームの主旨は作者の部屋を散策する事にあります。
タイトルの『ドラピーもん』とは、左上のテレビで放映中の番組です。
作者
「さて、なにしにきたの?」むしろこっちが聞きたいのですが、とりあえず選択肢は4つ。
- あそびに。
- なんとなく。
- 私が、魔王です。
- うにを食べに。
なんか惚れたので、『うにを食べに』を選択。作者
「ぶぶ~!不正解です。正解は、斬鉄剣でした」こうした作者のカミソリのようなボケに対し、我々はただ画面に向けてツッコむほかないのでしょうか?
いえ、強力な味方がいます。
”つっこみケヴィン”。超アップとカメラ目線のツッコミ担当です。
最初に見たときは、最重要警告文に対する心の中のツッコミが怨念の域にまで達し、生霊となってあらわれたのかと思いました。
今でもその可能性は否定できません。しかしこのつっこみケヴィン、つっこみの専門家の割にはつっこみの角度が浅く、フーミン(猫好き)レベルです。
斬鉄剣疑惑にもつっこみケヴィンはツッコミをいれるのですがケヴィン
『不正解ってなにぃぃぃぃぃぃぃぃ!?
さらに、斬鉄剣って意味わかんね-よ!』作者
『五○衛門の持ってる剣』と、作者の敵ではありません。
っこみケヴィンという唯一の抑止力も効かない以上、
作者のボケは絶対です。もはや誰も彼を止められません。
斬鉄剣の真相も闇に葬られました。
ちなみに、最初の選択肢で他の答えを選ぶとどうなるのでしょうか?
- あそびに。
- なんとなく。
これはテキトーに流されて本編に進みます。さすがにボケには厳しい。
- 私が、魔王です。
作者
『そうか・・・ なら、倒すまで!!!』作者が襲い掛かってきます。
ちなみに以前の戦闘時の曲に関しても書きたいのですが、あえて書きません。
この時の作者との戦闘は熱いメッセージ満載、フリーソフト界の花山薫です。
*花山薫:漫画『グラップラー刃牙』に登場する伝説の喧嘩ヤクザ。
稽古すら女々しいと決めつけ、もって生まれた素質のみで戦う。作者に攻撃!!
「作者が倒せるわけがない!!!」必殺技!
「残念!必殺技は3年に1度しか使えない!!!」逃げるっきゃない!!!
「あなたはあの時の思い出から逃げ出した!!!」
「逃げるためにはビタミンC不足が否めない!!!」残された選択肢→敗北
さて、画面左上のテレビを調べますと、このゲームの本体である『ドラピーもん』全10話がはじまります。
一度見はじめたら途中退場は一切できません。このドラピーもんは、音と映像と破壊力の織り成す三重奏。
この文であきたらない方には、ぜひともゲーム本編をプレイしていただきたいと思います。あと、斬鉄剣と並んで気になる家の中に落ちているラルク・アン・シェルのサインを掲載します。
- (補足)
- 2005.04:Fulltime氏とさすけさんのHPへのリンクを更新。
- 2007.09.09:Fulltime氏のHPへのリンクを更新。
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ジャンル [ RPG ] 作者 [ ムロケン さま (H & Kサファリパーク) ] 容量・圧縮形式 [ 5516KB・自己解凍EXE ] 製作ツール [ RPGツクール95 ] ダウンロード
- (補足)
- 2005.04:さすけさんのHPへのリンクを更新。
- 2006.06:「ときめきメロディー」の公式HPが開設されてしまいました。
- 覚悟完了の上お立ち寄りください。
- (紫月飴さま、情報ありがとうございます。)
ジャンル:RPG
作者:H & Kサファリパークさま
ダウンロード先: http://www.enterbrain.co.jp/digifami/conpark/zyusyou/1999_04.html
ネタ元:デジタルファミ通さま上橋日記おかげさまで非常に好評なのですが、やっぱフリーソフトページなのにあれはねえべやという結論に達し、とりあえずフリーソフトネタで走らせる日記なるものを試験的にはじめて見ますが、多分今回が最初で最後です。
というわけで、しょっぱなはこれしかありません。『ときめきメロディー』ときメロ、ジャンルは自他共に認める『くそゲー』です。
とはいってもつまらなくはなく、はっきり言って非常に面白いです。 『くそ』だけが平仮名なあたりに秘密が隠されています。まずゲームを始めますと、早速タイトル画面で裸の美少女がおでむかえして下さいます。
ちなみにこの女の子を描かれたムロケン氏のページに行きますと、他にも素晴らしくツボを爆砕点穴な女子軍団満載です。本気になったら一時代作れます。
タイトルに気をよくして始めますと、
なにか、どことなく画面の雰囲気が死んでます。
ぷりち~ギャルゲー路線でこのグラフィックでしたら、「あんたんとこ、アップ絵とマップ絵に差がありすぎだよ」
というツッコミの雨嵐でしょうが、すぐにこの絵こそベストマッチ、ネギを背負ったカモぐらいの相性だという事を思い知らされます。
主人公は嵐の晩、一人自宅でお留守番です。すると、不意に呼び鈴が鳴ります。
そして出ていくと、「すいません・・・泊めていただけませんか・・・?」
拙者でしたらそのまま10年くらい泊めてさしあげたいです。無論主人公もOKします。
しかしそこで目がさめ、現実に戻されます。「・・・・・んな、うまい話・・・ あるわけないか・・・」
すると、またもや呼び鈴が…
主人公は「まさか!?」と思いつつ、嬉々としてかけつけます。ドアの前で主人公はドキドキします。
「・・・これは、夢じゃないだろーな・・・」
そして、ほっぺたをつねって見ます。すると痛い!
「・・・やったー!まさ夢だーー・・・!!」
ここで選択肢がでます。
『ドアの覗き窓を見ますか?(見る・見ない)』
…重い選択です。
なぜさっさと開けないで、このような選択肢が出てくるのでしょうか。
とりあえず気になりすぎるので、『見る』を選択!!
こんなに存在感のある後頭部は、後にも先にも見た事がありません。逆に気品すら感じます。
ときメロ全体から見ますと、これはまだまだ軽いジャブでありまして、この先には人類未踏の秘境が広がっています。
そのため先ほどのシーンもクリア後に見ますと涙が止まりません。ときメロはハードパンチャーです。
H&Kサファリパークさんという非常に実力のある方々がこのように壊れられたという事は、悪酔いしたマイク・タイソンか暴れ牛が街に放されたのと同じことであり、A級の非常事態です。想像してみて下さい。
目の座ったマイクタイソンに素手で立ち向かっていく自分を、
猛牛と対決する空手バカ一代な自分を。ときメロで遊ぶという事は、それと同じなのです。
このあとの展開は、まぁ文で書くより実際プレイしていただいた方がショッキングですので、書きません。
一言言わせていただきますと、恐怖ゲーの大家、『コープスパーティ』の恐さを1コープスとしますと、1.5コープスぐらいの破壊度です。実はこのゲームは、『Moon Whistle』の作者であらせられる神無月サスケさんもレビューされており、傑作ぞろいのさすけさんレビューの中でも特に文章の迫力・気力において並々ならぬものが漂っており、さすけさんの心の揺らぎが文面から漂ってきます。
拙者もゲームをしていてここまで動揺したのはFF5以来です。個人的には是非とも続編あたりで『リコピョンのなつやすみ』などを作っていただきたい所存です。
最後に、さすけさんのレビューから特に共感した感想、
「不意にバットで後頭部を殴打されたような衝撃」
を引用させていただき、今回は終わりにさせていただきたいと思います。…あとうっかり書き忘れていましたが、戦闘画面が最凶最後ですので、追伸で紹介させていただきます。