■ 投稿レビュー アドベンチャー 25 | ||||
うつむき少女 | Lilie-Love⇔Hate- (2) | 家畜おじさん | Lilie-Love⇔Hate- | 記憶少女 THE END |
嘘つきジーニアス | HELLO×APRIL×WONDER | 猫耳姫と二人の騎士サマ | 赤ずきんダークサイド | 赤髪の怨霊 |
レビュワー [ シュン ] ジャンル [ 現代ヤンデレ高校生ADV ] 作者 [ おふろ さま & 奇なり さま ] 容量・圧縮形式 [ 48.3MB・ZIP ] 制作ツール [ LiveMaker ] 言語 [ 日本語 ] 備考 [ 15禁(15歳未満禁止)かつ18推(18歳以上推奨) ] ダウンロード 高校生の青春って・・・一体なんだったろう?
ストーリー
今日から新学期。
長袖のセーターを着るのは好きだけど、学校に行くのは少し苦手。
人としゃべるのはもっと苦手。それでも、ほんの少し……ほんとに少しだけど、
学校が始まるのが楽しみだったのは……
「おはよう」
彼がいるから、なのかもしれない……
(紹介サイトより抜粋)
「青春」の意味が分からなくなってきたシュンと申します。
さて。この主人公、うつむいているためか攻略対象の顔が分からない状態になっています。
1周目ではどうやっても顔を上げることは無く、何事も無かったかように終わります。しかし・・・。
3人のハッピーED(ED1、4、7)を全て見てからやり直すと選択肢が追加され、別の結末を見ることが出来ます。
正しく選べばふとしたきっかけで主人公が顔を上げ、攻略対象の顔が見られるようになります。
その後の結末は・・・是非自分の目でお確かめください。
タイトル通りの結末になる、とだけ言っておきます。な、何故そうなるんですか・・・。前にレビューした赤ずきんくんとおおかみちゃんと同じ作者ながら随分と作品のイメージが変わりました。
ファンタジーから現代物へ。攻略対象も増え恋愛要素も増加。シリアスになり、そしてヤンデレの影・・・。
但し1つだけ変わっていないのが隠しED。前作をプレイした人なら出し方は分かるはずです。
スチルは少なめですが、代わりにモノクロのカットインが入ります。こちらにも注目。今回ばかりは「楽しんで」頂けるかどうか・・・。いや、楽しめる人は楽しめると思います。
ヤンデレ好きな某レビュワーさんならもしかして・・・?
管理人コメント最初のENDでは、3名の登場人物の顔が鼻から下しか出ない点以外、普通の乙女ゲーらしい爽やかLOVEなエンドを迎えます。
しかし、真骨頂は、顔を上げて3名の全身像が明らかになってから。決して目から上は人外のような気持ち悪いオチではありません。しかし、3名の内面は、ある意味見た目が人外の方がオチになるだけマシだったレベルのねじくれよう。
それでも、主人公に対する愛だけは純粋で真っ直ぐであることが分かるだけに、追加の2つのENDが切なささえ感じるほど悲しいENDになっています。ここで受けたトラウマは、ぜひ隠しENDで晴らしましょう。
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レビュワー [ シュン ] ジャンル [ ヤンデレ百合愛の賛歌愛憎恋愛アドベンチャー ] 作者 [ 白瀧 さま ] 容量・圧縮形式 [ 106MB・ZIP ] 製作ツール [ LiveMaker ] 言語 [ 日本語 ] 備考 [ 15歳以下禁止(15禁) ] 配布元 行き過ぎた愛は憎悪に変わる・・・。
ストーリー・・・
私立百合ヶ丘女学園に転校することとなった主人公、羽村 幸(こゆき)。
再会した片桐 雅(みやび)は4年前とは別人になっていた。
仲良しコンビ、言乃 綴(つづる)&神崎 儚(はかな)、中学時代の後輩、神宮寺 揺(ゆすら)との交流。
やがて明らかになる雅の本性。行き過ぎた愛の行方は・・・?
予想外の愛憎劇に唖然としたシュンと申します。
過去にレビューしたスキトキメキトキスと同じ、「百合&ヤンデレ」の作品です。
またこの作品はパートボイスとなっており、一部のシーンにのみボイスが存在します。
ルートは3つでそれぞれに2つのED、つまり6つあるEDの内、平穏に収まるのは2つのみ。それも綴&儚ルート。
つまり雅ルート、揺ルートでは無事には済まされない、ということです。
更にどのルートも雅から逃れる術はありません(綴&儚ルートは少し違いますが)。
揺ルートは悲惨です。どちらに転んでも惨劇が待っているためご注意ください。ここで一言。
なんで名前に「幸」とあるのに幸せになれないんだよー!
雅ルートでも全く幸せになれないのですがこちらのルートのほうが悲惨です。御覚悟の程を。
綴&儚ルートでは話の本筋から外れまくっているのですが・・・。それはそれで面白かったです。
それにしても雅、4年間の間に何があったのか・・・。知る由もありません。何が彼女をそこまで変えたのでしょうか・・・?
計り知れない狂気、楽しめるかは・・・プレイヤー次第です。
管理人コメントタイトルや冒頭の画面からでは想像も付かないほど、本作での「暴走した愛の悲劇」は凄惨を極めます。
本当に、この絵柄で残酷なシーンが描けるというのが不思議でたまりません。
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レビュワー [ DECOすけ野郎 ] ジャンル [ まったりほのぼのはんざいギリギリあうつさくひん ] 作者 [ 画用紙 さま ] 容量・圧縮形式 [ 65.7MB・ZIP ] 製作ツール [ NScripter ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 おじさんにかこまれる、みんなプレイできるほのぼのゲームです
昔、おじさんというゲームがありました。一度やったのですが、あまりのオチに驚愕、唖然、人としての大事な何かを捨てた、ということがありました。
(現在は、再配布され「家畜おじさん」のDLページからダウンロードできます)
それと世界観を共有しているのが「家畜おじさん」です。【すとーりー】
■月※日
電信柱のところに
おじさんが捨てられてました。
ケガをしていました。かわいそうだなぁと
思い、連れて帰ることにしました。
おっちゃんに怒られるといけないので
こっそり飼うことにしました。【がいよう】
いろいろ言いたいことがあるとは思います。
だけれども、これは全年齢対象作品。だから、大丈夫なんですよ!
プレイ時間は2時間程度。選択肢が出ている時はセーブが出来ないので注意。
一応、エンディングを見終えた後には音楽室・没話を見ることができます。一応、最初のうちはほのぼのと進んで行ったりします。
まれにどす黒い面を見せるくもりちゃん。
見た目も言動も怖い、鬱陶しいおっちゃん。
全く喋らない、拾われたおじさん。
いつもくもりちゃんのことを気にかけているがびょう先生。
明らかに怪しい(「おじさん」では…)きもいおじさん。
そしてありがたくもない謎のネコ。
この人達が日常を淡々と過ごしていくわけです。
だがしかし、途中ではそうもいかなくなったりするわけです。「・・・そういうことになるんかい!」
と驚き、別の選択肢を観た後にトップ画面に戻ると
(この先は自分の目で見て確認してください)
と、まあ普通に進めていけば最後まで到達できるはずです。
最後はハッピーエンドで終わります。
「これに興味を持って、『おじさん』やったらマジで落ち込むんじゃねえのか」
というくらいのハッピーエンドです。このゲームのテーマは「家族」。一体どう話が終わるのかはこの目で見て確かめてみてください。
管理人コメント前作(…と言っていいのか)「おじさん」は、18禁指定しても余りあるほどの危険な作品でした。本作「家畜おじさん」のインパクトは、その字面とは異なり、逆に安心できる作品になっています。
それこそ、本作をきっかけに「おじさん」をプレイすると、トラウマ発症は必至です。
唯一出てくる選択肢は、始めはどこを選んでもバッドエンドになります。2度目に同じ選択肢を選べばグッドエンドにいける仕組みになっているため、めげずにプレイしてください。
作者様の他の作品とは比べ物にならないほどハートフルな作品です。逆に言えばその他の作品はHurtfulな作品ばかりです。重ねてご注意ください。
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レビュワー [ DECOすけ野郎 ] ジャンル [ ヤンデレ百合愛の賛歌愛憎恋愛アドベンチャー ] 作者 [ 白瀧 さま ] 容量・圧縮形式 [ 106MB・ZIP ] 製作ツール [ LiveMaker ] 言語 [ 日本語 ] 備考 [ このゲームは、猟奇的・グロテスクな表現が含まれています ] 配布元 彼女への愛情は、青からやがて赤へと染まっていく・・・!
ヤンヤンヤンデレ!じめつく夏にヤンデレを!DECOすけ野郎です。
推奨年齢は15歳以上となっています。あらかじめご了承ください。
(ふりーむ!はバイオレンスな作品にも寛大なところがいいですね。
よくこういう内容で登録できたよなあ、と思います)
【あらすじ】
―――憎らしいほど、貴女が愛しい。―――
四年前に父親の転勤により、生まれ住んでいた土地を去ることになった幸(こゆき)。
ところが、今になってまた故郷に帰ってこれることに。
幸はひとつ年上の幼馴染・雅(みやび)と再会する。
昔は泣いてばかりで、引っ込み思案だった雅。
彼女は立派に成長し、幸は少しだけ戸惑いながらも再会を喜ぶ。
だが、雅と同じ女学校に通うことになった幸は、次第に雅の心の闇を覗いていくことになる―――。【概要】
百合ヤンデレものです。例によって残虐なことになるので注意してください。
(いつも読んでくださる方は傾向が大抵分かっていると思うのですが、一応書いておきます。)
あと、Lilieの意味が知りたかったら調べてください。すぐに意味がわかると思います。パートボイス、主題歌、エンディングテーマがあります。
ENDは全部で6つ。ただし、雅ルート以外の4つはすべてバッドエンドとなります。
1周でおよそ30分、全エンディングを回収でおよそ2~3時間(推定)くらいかかります。
共通イベントは既読スキップで飛ばして行けば大丈夫です。
セーブは、最初の「誰と帰る?」(個別ルートに分岐)と、途中の重要な選択肢だけ確保しておけばOKでしょう。このゲームの特徴は、雅以外のルートに行っても、強制的に雅に介入されることです。
それどころか、雅以外のルートでどんどんと雅の病みっぷりをこれでもか、と魅せつけられる場合があります。
花瓶でぶん殴られるのはまだ序の口で、それ以上のことが起きたりする場合もあります。穏便に終わる時もあります。
選択肢はあるものの、最初から結末を決められているという状態です。拒否権というものが無いのか!(もう選択の余地が無いよね・・・)
エンディング分岐は「誰と一緒に過ごすか」というでおおよそ決まるので、フラグ管理は楽な方だと思います。
ただ、好感度が足りない場合は強制的に雅ルートに入るので、そこらへんを気をつけてください。
(一応、各ルートへの進行がうまくいかない場合もあるので、その場合はゲームの再起動を行うことでフラグがリセットされ、進めることがあります)【おまけ】
さて、作者さまによれば「雅はヤンデレというよりはサイコパスだ」ということだそうです。
・・・そもそも、ヤンデレとサイコパスの違いって何なんだ?
ということでインターネットで調べてみました。
- ヤンデレ
- 病んでいる+デレている女性のこと。
- 一方的な愛がゆえに、主人公・主人公に関わる他の女性に対して物理的・精神的に苦痛となる行動を起こす。時には一線を超えてしまう場合も。
- 行動の本質には「愛をわかってくれない・拒絶する主人公への愛憎(そして愛情)」がある。
- サイコパス
- 極端に自己中心的で、誇大的な感覚がある。
- 慢性的な嘘つきで、しょっちゅう話のつじつまが合わなくなる。
- 後悔、良心の呵責、罪悪感などが一切無い。
- 冷淡な性格で、相手に対する共感性・同情心が無い。
- 加えて自分の行動に責任が取れない。
雅さんは、とても感情が豊かなお方です。傍目から見ているだけでもわかります。
サイコパスならば、そもそも幸をあの場で助けていなかっただろうですし、さらに陥れていたと思うのですよね。これ以上にひどい話になる可能性があったわけです。
特殊エンドで幸さんをアレしてしまうことになりますが、雅さんの「憎しみと愛憎、そして狂気でしかない愛」は真性のヤンデレそのものなのではないでしょうか。そして 愛がいつも涙で終わるものなら それは愛がもともと 涙の棲家だからなのかもしれません。
管理人コメント本作は、原画こそ異なりますが、「Imperfect Blue」と同じレーベル、同じシナリオライターの作品です。
しかし、その作風は、平和な「Imperfect Blue」とは異なり、ドロドロとした「猟奇的・グロテスクな表現が含まれ」る愛蔵渦巻く物語になっています。
現在製作中である「ヤサシイセカイ。」シリーズも、この「猟奇的・グロテスクな表現」を継続した物語になるみたいです。こっちは主人公・ヒロイン共にイカレた人物のようで、DECOすけ野郎さま的にはクリティカルヒットな物語になりそうです。
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レビュワー [ DECOすけ野郎 ] ジャンル [ 真実の記憶を見つける探索ホラーアドベンチャー ] 作者 [ ひがしどら さま ] 容量・圧縮形式 [ 196MB・ZIP ] 製作ツール [ RPGツクール2000 ] 言語 [ 日本語 ] 備考 [ 15歳以上推奨(残酷描写・性的表現含む) ] 配布元 シリーズ完結作!「記憶少女」の謎がついに明かされる!
【あらすじ】
憶森神社の夏祭りに遊びに来ていた高校生のマキ、あゆむ、アミ。
しかし、地域に残る言い伝えを破り、「霊道」という異世界に神隠しされてしまう。霊道から元の世界に帰るため、各地を探索するうちに、自らの記憶、そして「記憶少女」と対峙することとなる。
【概要】
「記憶少女」のリメイク・形式上の続編にあたります。また、シリーズ完結作でもあります。
「記憶少女」「記憶少女 アエナクテ」とは一応関連性がありますが、「連続して続いている」わけではなく、独立しているゲームですので、やっていても、やっていなくても楽しめます。一応、以下のキーワードは覚えておいて損はないでしょう。
霊道…そこにいる者の記憶,そこにいる霊の感情が具現化する異世界。
現世と死後の世界の中間に存在し、それらをつなぐ役割を持っている。
章ごとにさまざまな「記憶」に触れていくのがこのゲームの目的でもある。発光体…生前の大切な記憶を失ってしまい,我を忘れて悪霊と化してしまった人間の霊魂。
赤色は「怒の性質」が強く、青色は「悲の性質」が強い。
つかまった場合はGAME OVERとなる。見つからないように逃げるしか術は無い状態。記憶少女…少女の体、人間や霊魂の記憶を奪う妖怪。
彼女自身は記憶をする能力を持っていない。そのため、記憶媒体とするための少女の体を奪い、人々の記憶を奪い喰らい、それらを自分を形成するものとする。【更にパワーアップした恐怖演出】
前作では、このゲームの恐怖演出を褒めていましたが、今作では一段とパワーアップしています。
ストーリーに関係しない面でも、関係する面でも納涼感は抜群です。
正直な話、マジで怖いです。謎解きに関しては、理不尽度・ややこしい度は以前に比べれば減ってやりやすくなっているものの、依然難しい箇所もあります。発光体は相変わらず鬱陶しいですが。
セーブもやりやすくなったので、「死んでもここからやり直しがきくなあ」という安心感が増えました。ただし、注意して欲しい点が一点。
とある章でセーブするときだけは注意しておきましょう。
ゲーム中にかえる君(セーブポイント)からの忠告が入るので、覚えておきましょう。【ストーリーもパワーアップ】
ストーリーの面でも、パワーアップしています。
前作では
「どこで感情移入をすれば良いのか」
「語られない謎が多いのだが、それでいいのか」
「キャラクターの内面の掘り下げが正直どうなのか」
と評価としては厳しくならざるを得ない面がありました。
ですが、今作はキャラクターごとに掘り下げがあり、謎も回収されていて、ゲームとしてまとまっていたと思います。過去に、マキに何が起きたのか。
何故、マキは自らの記憶を失っていたのか。
はじめが「霊道に来た目的」とは何だったのか。
「記憶少女」とは何者なのか。
前作との関連性は?ということが、伏線もうまく回収されて綺麗にオチにつながっていたと思います。
あ、そうそう。このゲーム、残酷描写、及び性的表現(文字のみ)があります。
少々色々な面でヘビーな話ですので、そういういった面での注意点が必要です。【ゲームバランスについて】
かなり良くなっています。
移動速度、メニュー画面、謎解き、途中でのアクションイベントの豊富さなど個人的には満足点が高いものでした。
なお、アイテムは自動的に使用されるものもあれば、自分で選択しないといけない場合があります。途中で逃げるイベント、発光体に追われるイベントでは数回死んでしまいました。
アクションイベントは、慣れるまで厳しいと思う箇所がありました。
あとはラスボス戦。あれは回復のタイミングが難しく、数回戦ってコツをつかめた感じでしたが、いつも最後はああいう風になるんでしょうか。【前作からの改善点】
前作では、怖かったものの、ゲームに対する不満点も数多くありました。
- 攻略で億劫な箇所がある(謎解きの理不尽さ)
- 移動速度の遅さ(ゲームバランスの悪さ)
- フラッシュのウザさ(演出面でのストレス)
- ストーリーが中途半端であること(消化不良ぎみなお話)
しかし、今作では、上記の不満点は改善されていて、
さらに演出・ストーリー面・グラフィック・ゲームバランスがパワーアップ、
各章OPスキップ可能、中断セーブ、ヒント(目標)表示などが搭載され、
「怖い」が「わかりづらい」「ストレスフルな設計」が欠点だった前作に比べると、
今作はすごくバランスのいいゲームになっています。
今後、「記憶少女」「記憶少女 アエナクテ」も、バージョンアップされるとのことなので、紹介当初よりかはやりやすいゲームになっているはずです。
管理人コメントこのゲームを作るに当たって、作者様は相当前作の反省点を丁寧に取り除いていたのが分かります。
ただ、それでもラスボス戦は結構厳しく、「ギリギリまで持たせようと思ったら、長い演出時間中に死んだ」という悲劇も発生します。その点はご注意して、少しは余裕を持って回復タイミングを計りましょう。余り回復頻度を増やすとMPが枯渇するという難点もありますが。
ホラーな面でもかなりの描写力を見せる本作ですが、それを盛り上げるためか「胸糞が悪い」エピソードがチラホラと見えます。その点はご注意ください。
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レビュワー [ シュン ] ジャンル [ 乙女向け脱出ラブコメ ] 作者 [ あしたま さま & ムー子 さま ] 容量・圧縮形式 [ 34.0MB・ZIP ] 制作ツール [ 吉里吉里2/KAG3 ] 言語 [ 日本語 ] ダウンロード 嘘の反対は真実・・・ではない!?
「嘘」の意味を改めて考えさせられたシュンと申します。
まず、この作品は2013年エイプリルフール企画の作品です。なお、公開日は5/31。
ロイヤルベルを鳴らしてと同じ作者が制作した作品なので期待してましたよ~。
内容としては脱出ゲームで、あらゆるアイテムを手に入れたり、謎解きをしたり、回想を見たり・・・。
単に脱出するだけでは話の本質には行き着けません。「あること」をしてから脱出すると・・・?
脱出するEDが2つ(ED1、2)、そしてもう1つED(ED3)があります。ヒントは「ベット」と「ぬいぐるみ」です。
この国では嘘をつくのが上手いほど魔法レベルが高くなったり、エイプリルフールの時は嘘がつけなくなる、といった要素があります。
主人公のロッテ(名前変更可)は嘘が下手なので魔法はからっきし。
逆にクラウスは嘘が上手なので魔法は得意。但し言ってることは嘘だらけ。
クラウスはロッテに対して毎日のように告白してきますが果たして嘘なのでしょうか?
ロッテはエイプリルフール、クラウスに会いたくないとばかりに魔法をかけたのですが閉じ込められてしまい、脱出することになります。
その途中、回想で2人のやり取りが見られる他、棚を開けると「ダージリンが切れそう」など色々語ります。
「あること」に関わってくるのは苗と魔法薬のことですが、それも重要な要素になります。ED2を見てくださいね。
さて、ED2で真相が明らかになるのですが・・・。やられた!見事に騙されました。
「これは嘘じゃなくて本当のことだ!」「これは間違って無い!」と思っていたことが次々と覆されていきました。
そして本当に騙されたのは想像以上の甘々ストーリーとスチルの密着度の高さ。この2人、幸せになって欲しいです。
『ロイヤルベルを鳴らして』では語っていなかったのですが、このサイトの作品は細かいところにまで気を配っています。
特にシステムグラフィック。あとロッテの「去ね」顔。あれは要チェックです。そしてコンプスチル。完全にやられました。
脱出ゲームと甘々ストーリーを両方楽しめる作品です。楽しんでくださいね。
管理人コメントクラウスのまさに「人を食った」言動は、ロッテのみならずプレイヤーである我々も(プレイヤーが男性であっても例外なく)ヤキモキさせてくれます。
「嘘が上手いほど魔法が強くなる」という設定のため、クラウスの台詞が嘘か真か全く分からないのです。
クラウス自身もそれを承知で、騙されやすいロッテをからかうような態度も見られますし。ED2ではあんなことを言ってますが、絶対「からかうと面白い」と思ってるはずです。
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レビュワー [ シュン ] ジャンル [ 女性向けミニミニクイズゲーム ] 作者 [ あしたま さま & ムー子 さま ] 容量・圧縮形式 [ 13.2MB・ZIP ] 制作ツール [ 吉里吉里2/KAG3 ] 言語 [ 日本語 ] ダウンロード 犯人はこの中に・・・あれ?何かおかしい・・・。
今更感全開ですが・・・。2012年エイプリルフール用作品を紹介するシュンと申します。
ダウンロード自体は常時出来ますので問題ありません。
ちなみに自分が過去にレビューしたロイヤルベルを鳴らしてと同じ作者ですよ~。
さて、この作品は「推理ゲーム」です。といっても簡単な部類。
容疑者たちは「証言が全部嘘」という条件で犯人を見つけ出す、というもの。
ED数は3つ。選んだ犯人が「犯人ではなかった場合」、「犯人だった場合」に加え・・・?
注目はメガネ編集者、パレット(名前変更可)とやる気ナシ小説家、ヨシュアのやり取り。漫才コンビもビックリ。
イケメンに目が無いパレット、甘いものに目が無いヨシュアのコンビは面白すぎます。
この2人が取材旅行でとある城の別荘に向かい、そこで王子の暗殺未遂の犯人を見つけ出すことになります。
ここで出てくる王子、イケメンで文武両道・・・?どこかで見たことがあるような・・・?
システムグラフィックが素晴らしいです。特にバッグログ画面に笑いました。ここでも漫才・・・?
立ち絵の動かし方、スチル、ED3の展開・・・。短編だと言うのに色んな要素で魅せてくるのが良いですね。
2人のやりとりと推理ゲームを両方楽しんでくださいね。
管理人コメントメインとなる「推理ゲーム」は、正直EASYもいい所です。全員の証言を聞いて、容疑者から外れたマス目を塗りつぶしていけば、おのずと回答は出てきます。
そして、本作のメインは推理ゲームではなく、パレット(名前変更可)とヨシュアの漫才トークにあります。
隠しENDであるED3の難易度も、それほど高くはありません。「たぶんアレだろうな」という選択を選べば大丈夫でしょう。ちなみに、ED3の展開は一段とカオスです。必見です。
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レビュワー [ シュン ] ジャンル [ 乙女向け短編恋愛ゲー ] 作者 [ 小麦 青名 さま ] 容量・圧縮形式 [ 20.7MB・ZIP ] 制作ツール [ Livemaker ] 言語 [ 日本語 ] 備考 [ 15歳以上推奨 ] ダウンロード 猫耳姫!可愛すぎる!
猫耳姫の可愛さに悶えてしまったシュンと申します。ホント可愛い!可愛(
ある朝、目覚めると…私の身体は、明らかにおかしくなっていた。
頭には猫耳が生えて、おまけに尻尾までも…!?
なんでいきなり、しかも猫??信じられない!信じたくない!!!
(紹介ページより抜粋)
そんな事を言っているリネット王女。猫の呪いを被ってしまいこうなってしまったようです。
可愛い見た目からは想像も出来ない暴言の連発、すぐ手も出てしまう困った王女です。
ツンデレ・・・いやツンツンというべきでしょうか?とにかく素直じゃない性格です。
しかも恋愛に興味無いという趣旨の発言まで・・・。性格や言動と合わせて乙女ゲーの主人公としてどうなのでしょうか。
フリゲの王女や姫って変わったキャラが多いような気がするのですが何故なんでしょうか?
それはおいといて。本人曰く犬派とのことですがそれは無いような気がします。だって・・・。
猫耳!可愛すぎ!ホント可愛すぎ!
ここまで猫耳が似合うキャラってそうそういないような気がします。素直じゃない性格にもピッタリ。
2人の騎士もちょっと困ったキャラです。まあ王女よりは・・・ゲフン。
聖騎士、つまり王女の婚約者となっているラインハルト。しかし病弱でロクに役目を果たしていません。
リネットの兄である王子よりも王子っぽいとの事。リネットの猫耳に萌えるのだとか。
第二騎士の座に不満を持っているセオドア。リネットはラインハルト>セオドアとのこと。
それを差し引いても扱いが悪く、何かと不憫。更には「おまけ」扱い・・・大丈夫かな・・・。
話の本筋は唯一の選択肢で決まりますが、その話の展開には驚くこと必死です。
え!?何で!?何でそうなってしまうの!?
と思ってしまうことでしょう。乙女ゲーにあるまじき展開は是非自分の目でご確認ください。
そしておまけにある2人の騎士の願望・・・妄想に笑いました。妄想だとしても「ありえない!」
キャラになっていました。特にデレデレリネット。デレた猫耳姫って想像できないです・・・。
これは楽しんで・・・というより驚いてください・・・かな?いや、ホント驚きましたよ・・・。
管理人コメントこの物語は、結末まで見て欲しいと思います。唯一の選択肢で皆様が想像する結末とは全く異なる展開になります。
そして、おまけで語られる「理想の姫様」でも、かなりの暴走が見られます。正直、「王子様」であるべき乙女ゲーの攻略対象が、ここまで妄想全開のキャラクターでいいのでしょうか?
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レビュワー [ DECOすけ野郎 ] ジャンル [ 童話風寄り道ADV ] 作者 [ CHARON さま ] 容量・圧縮形式 [ 41MB・ZIP ] 製作ツール [ RPGツクール2000 ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 シリーズ初の女性主人公です
【あらすじ】
主人公「赤ずきん」は年端もいかぬ女の子。
おかあさんの頼みで、おばあさんのお見舞いに行くことになった赤ずきん。
赤ずきんを待ち受ける、残酷な結末とは。【概要】
作品を作るペースが驚異的に早い!
そして「(形式上ではあるが)萌えホラー」ではなく「エログロホラー」になっている!
(おおまか概要はいつもと同じなので省略)
エログロいいですネ~、というわけでレッツプレイ。基本的に「途中の何番目の寄り道に寄るか」でエンディングか決まります。
寄り道せずにおばあちゃんの家に行けば、スタッフロールが流れます。
一番最初に、お母さんから「絶対に寄り道をするな」と言われますが、まっすぐ進むのは最後にしましょう。
スタッフロールをいきなり見てしまうのも面白くないですし、気分的な問題ですね。
セーブもいつものと同じです。狼 あの、俺の出番は・・・。
▽ そういうものは ないというわけで、狼は出てきません。狼以上に怖いものが出てきますが。
やっぱりこの世で一番恐ろしいものは何かというと、人間ですよね。
人間、イヤですよね。はい。
無論、ハッピーエンドなどあるわけがないです。
「本当は怖いグリム童話」とかが好きな人は楽しめると思います。
おしまい。
管理人コメント私の感想はDECOすけ野郎氏とは異なります。「最初にBAD ENDを見てから、5つのTRUE ENDを次々見たほうがよい」と考えます。
スタッフロールには、TRUE ENDで使われるグラフィックも表示され、「これがどのように使われるのか…」という楽しみ(!)が増します。
もっとも、今までのCHARONさまの作風からして、例外なく悲劇であるため、心して読み進めてください。
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レビュワー [ DECOすけ野郎 ] ジャンル [ 探索ホラーアドベンチャー ] 作者 [ リリティー さま ] 容量・圧縮形式 [ 5.2MB・ZIP ] 製作ツール [ RPGツクール2000 ] 言語 [ 日本語 ] 配布元 凄まじい瞬発力を持つ「赤髪の怨霊」から逃れるすべはあるのか!?
【あらすじ】
この学校には、不可解な噂がある。
それは、8年前に起きた自殺事件が引き起こしたものだと言われている。
その謎に迫ろうとしたオカルト部の周辺で、不可解な怪奇現象が多数発生。
そのせいか、部員が大量に辞めていき、部長も真相を追うのをあきらめてしまう。そして、文化祭を控えたある日。怪談話で盛り上がるものの、親友がトイレに行ったきり行方不明になってしまう。
ひたすら学校内を探索していると、廊下に不可解な赤い髪が。
果たして、親友を助けることができるのか。そして、8年前には実際に何が起きたのか?【概要】
探索ADVゲームです。前作の「怨霊の夜」のリメイク作品であり、ストーリー、キャラクターは同じなものの、グラフィック、システム、マップ、音楽などは大幅に作り直されています。
また、前作にはマルチエンドシステム・エンディング引継ぎシステムがありましたが、今作ではそれが廃止されました。トゥルーエンド以外は、すべてバッドエンド扱いです。
詳しいことは説明書を参考に。【追跡者たち】
今回のメイン追跡者は「赤髪の怨霊」です。本名は別にあります。
クリアするためには、彼女のフルネームを覚えておく必要があるのですが、必要な証拠の中に書かれているので、まず見逃すことはないでしょう。この追跡者と対峙した時に、必ず覚えておいてほしいことがあります。
「プレイヤーキャラが直線状にいる際、高速ダッシュをしてくる」
ということです。
追跡者と距離があるから安心だ~、と思っていたら突き上げを食らい死亡、という事故が良く発生するかと思われます。
そのため、追跡者から逃れる時は「ジグザグ走行」をすることを心がけましょう。時折、追跡者と対峙した時に選択肢が出てきます。間違えた場合は、即死の場合もあります。
あまりにもウケ狙いに走りすぎてしまっても、同じことが起きます。
その他の生死とは関係ない選択肢では、特にペナルティやエンディング分岐には関係しません。どういう進め方をするかどうかは、プレイヤーの手にかかっています。しかし、追跡者は何も赤髪の怨霊だけではありません。
学校中の廊下でうようよしている「赤い髪」。
これは3回以上触れてしまうと強制的にバッドエンド扱いになります。
メニュー表示、セーブ画面で「何回触れたか」を確認できるので、セーブをするときは「ならべく一番少ない状態のもの」で進めていけば万が一何かがあった時でもやり直しやすいでしょう。そして、この作品では「もうひとりの追跡者」がいます。
正体は最後までよくわかりません。謎です。
当然、つかまったらバッドエンドになりますが、出没するのは一度っきりなので、一度逃げ切ればあとは追ってくることはないでしょう。【その他】
話の本筋と全く関係な、この学校の教師たちがちょっと心配になってきます。
あと「校長嫌われすぎだろ」と思っていましたが進めていくうちに
「嫌われるのも無理はない、残念でもなく当然」という感じでした。あと、「もうひとりの追跡者」が「赤髪の怨霊」と実は関係があるのでは?
過去の事件に関わっているのではないか?と思っていたのですが、全く関係ありませんでした。きっと、寂しかったんでしょうね・・・。
管理人コメント一部イベントを除き、怨霊から逃れる方法は「一定時間逃げ回る」以外にありません。前述の通り、うっかり軸を合わせると歩速が増して一気にピンチになるため、ジグザグ歩行を心がけましょう。幸い、学校の構造はループしやすくなっており、「袋小路に入る」というピンチは起きづらくなっています。
謎解きを行うための「教室の鍵」が同時に複数手に入るため、複数の謎解きを平行して行うことができます。謎解きのレベル自体はそれほど難しくありませんが、怨霊を撒くことも平行して行うことが多いので、セーブはこまめに取りましょう。