【 洞窟物語 】

洞窟物語
レビュワー [ ikaemon ]
ジャンル [ アクション ]
作者 [ 開発室Pixel さま ]
容量・圧縮形式 [ 900KB・ZIP ]
ダウンロード ダウンロード先

『洞窟物語』ような良いゲームがまたでるように、もっと行動的になろうと思いました

(※以下のレビューは『洞窟物語』というゲームを知らない方にはよくわからないかもしれません。ごめんなさい<(_ _)>。
良いゲームなので、まだプレイしてない方はやってみてはいかがでしょう。)

  11月3日、『洞窟物語のウラガワ ~誰も語らなかった『洞窟物語』物語~』というイベントがありました。
皆で食べたり飲んだりしながら、洞窟物語というゲームの作談・裏話を聞きました。
  ご存じなかった方は、11月10日までニコ生のタイムシフト機能でイベントの放送が見れますし、(要ニコニコポイント)
詳細なレポートが複数のblogに挙げられていますので、ご覧になってはいかがでしょう。

このイベントの後、改めて洞窟物語をダウンロードし、はじめからおわりまでプレイしなおしてみました。
洞窟物語

つくづく思ったのは、『洞窟物語』をサポートしてくれた人がたくさんいてよかったなぁ。ということでした。

洞窟物語ヒロインの「カーリー」の救出ルートや
洞窟物語

聖域ステージとボロスというキャラクターも
洞窟物語

武器に弾数制限がなかったりというシステムも
洞窟物語

他の人のアドバイスがなければ、も し か す る と実現していなかったかもしれない。ということを知りました。

あんなに素晴らしい『洞窟物語』も周りの助言で改善した結果できた賜物なんです!
すばらしいゲームは周りのプレイヤーがあれこれ言っても育てられるんだなぁと思いました。

  もちろん、周りがどんなにおせっかい焼いても、製作者が動かなければ何も変わらないですから、
膨大なアドバイスを聞いては実際に修正して、バグをチマチマつぶしていったpixelさんは本当にすごい。
  インディーゲーム制作はものすごく挫折しやすい。多くのトラブルや予期しないバグにもめげず、孤独にも耐えたりして
ゲームをそれなりの形に仕上げるのは、製作者の胆力にかかってる。

  でも、外野が何もできないわけじゃないはずです。デバックしたり、レビューしたり、
掲示板やメールで率直な感想・励ましを書いたり(顔も知らない人にきつい事は言えないけれど…)、勝手にバク取りのwikiを立ち上げて、修正パッチ出したり。
サポートできることはいろいろある。そうしたサポートのおかげで、素晴らしいゲームに生まれ変わったゲームを私は知っています。(『風のつばさ』とか…)

  これからは「何がおもしろくて、なにがおもしろくないのか」些細なことでも製作者に積極的に伝えていこう。と思いました。
みんなが行動的になればなるほど、素敵なゲーム生まれると思います。
本当にたくさんのフリーゲームをレビューしてる激辛のレビュワーさん達はすごい、というか偉いというか...

◆おまけ---pixelさんに聞いてみました◆

Q.なんでアーサーの家に赤い花があるんですか?

洞窟物語

A.アーサーが強かったのは、常時赤い花を摂取していたからという設定があったから。

な、なんだってー!! ΩΩΩ (この答えを聞いた時、私3cmくらい飛び上がりました。アーサー…薬に頼らなければならない程だったのか…?)

 洞窟物語の二次創作には目が黒い「アーサー」が描かれますが、
pixelさんの頭のどこかでは、アーサーは目が赤みがかっているのかなぁ…?と思ったり。
(※下の画像は、洞窟物語の二次創作ゲーム「箱庭」よりキャプチャさせていただきました)
洞窟物語

みなさんも、都合が良ければ、上述のようなイベントに行きましょうよ!
きっともっとフリゲ(を作るのも、プレイするのも)やる気が湧いてくると思います!!


 管理人コメント

管理人は所用があってイベントには行けず、前半をニコ生で見ただけでした。
しかし、それだけでもα・β版の「洞窟物語」の完成版とは違いすぎるルール・ストーリー・システム、「めがね」や「あざらし」をプレイしたことのある私でも知らなかった、専門学校時代の作品(当然Webには未公開)「Doggy Wyvern」など、色々な意味で「貴重」なシーンを瞼に焼き付けることができました。
そして、それだけの試行錯誤があったからこそ、あれほどの仕掛けと面白さが詰まった作品になったのだと、私も感じました。
ただ、今プレイし直しても「難しさも詰まった」作品でもあると感じています。特に、私の鬼門は迷宮最後のモンスターX戦。行く所までにデストラップが仕掛けられている上、複雑なジャンプが必要。それでいてモンスターXの攻撃は激しく、武器LVが下がってしまうと、それこそジリ貧になってしまいます。
最も、終盤、しかもTRUE ENDを目指すとなると、それ以上の試練が待ち受けているのですが。それも含めて「いい思い出」を作れる作品であったことも事実です。